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中学校で音楽を教えています。「主体的に授業に取り組めるグループ学習の工夫」という研究課題のもと、授業を進めています。3学期に1年生でアルトリコーダーの授業を予定しています。(研究発表しなければなりません!)効果的なグループの組み方、曲目、授業の進め方など、または参考になるHPなど教えて下さい。

A 回答 (2件)

グループの組み方は、演奏する曲目、授業の最終目標などによっても異なりますが


やはり、一人一人が自信を持ってリコーダーを吹いてもらうには、最低でも1グループ4、5人は欲しいでしょうか。
かと言ってあまり多すぎると自分の音が聞こえず最初から最後まで吹かずじまいの生徒も出てきそうです。
曲目はみんなが一度は耳にしたことのあるような有名で、かつ難しくなく、テンポの遅い、取っ付きやすいような曲がいいですね。
これだけ並べると難しそうですが、昔「コンドルは飛んでいく」を吹いてよかったような記憶があります。有名でテンポが遅く、曲も短く和音もとりやすいので、2パートでもボリュームのあるサウンドになるのではないでしょうか。ただ、アルトリコーダーだけではきついかもしれません。
進め方ですが、ここからは極めて個人的な考えですが、まず手本が欲しいと思います。生徒達はリコーダーの本当の良い音というものを聞いたことがないと思います。
先生自身がお手本になるのが一番いいのですが、その曲の演奏録音があればそれで、なければMIDIを聞かせるという手もあります。最近のMIDI音源の音はすばらしいので、生徒達も見学の先生方も、言わなければMIDI音源の音とはわからないでしょう。
それを逆に活用すれば、パソコンと音楽の授業を結びつけるいい機会かもしれません。
もし、お手本もない、MIDIもだめということなら、曲は違ってもプロの演奏を(CDなどで)きかせるのはいかがでしょう。
これがリコーダーの良い音だということを知ってもらうには良いかも知れません。
私は、リコーダーのプロについては「ケンブリッチ・バスカーズ」ぐらいしか知りません。
独奏では味わえない合奏のすばらしさを体験させるのでしたら、はじめは少人数で段階を踏んで最後に全体合奏というのも効果的ではないでしょうか。
その間にパートごとの合奏も取り入れ、自分のパートの役割を認識させるのも、体で和音を感じるには効果的だと思います。
授業の中で、曲が上手く吹けた満足感だけでなく、一人では決して味わえないアンサンブルの魅力やすばらしさを生徒達が身をもって感じることができれば、よいなあと思うのですが、いかがでしょうか。
とりとめのない文章ですが、少しでも参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

ユーザー名を忘れてしまい、ログインできずにお礼が遅くなってしまいました。申し訳ありません。
結局、時数などの関係で思うようにいかず、ふつーのリコーダーの一斉授業になってしまいました。
研究発表には、その中でも短い旋律の曲を班で練習した時のことを発表しました。
目標をどこに置くかも迷い、教材も迷い、もう一人の教科担当の先生とも意見があわず、なかなか難しいな、と思ったところです。
今年は無理でしたが、来年以降、がんばってみたいと思います。

お礼日時:2001/02/26 21:04

もう研究授業は終わってしまっているかもしれませんね。

うまくできたのでしょうか。
今ごろもう遅いと思いますが、次の時のお役に立てれば・・・と思い、少し書かせていただきます。
かつて、中学校でリコーダーの授業をする時、基礎練習は、もちろん簡単な指づかいから少しずつ音数を増やしていきました。
昔、NHKで吉沢実さんがやっていた「シのうた」というのがあって、これはソプラノリコーダー用の曲ですが、これをアルト用に移調して最初にしました。
次は、2音で吹ける曲、3音で吹ける曲・・・と増やしていきます。わらべうたが最適です。(1曲に出てくる音の数が少ないものが多いので)
ある程度の音数ができるようになると、子ども達の知っている歌(教科書の歌唱教材や、メディアで流れる子ども達の好きな曲)をリコーダー用に編曲して与えました。
そうこうするうち、どうしても、上達の速い子と遅い子の差が出てきてしまいます。すると次に与えるのが合奏曲です。
2パート、3パート程度のリコーダー曲を用意します。パートによって難易度の違うものがよいと思います。苦手な子は簡単なパートを、得意な子は難しいパートを受け持ち、どちらがかけても面白くない曲、というのが理想です。
適当な曲がない場合は、それまでに歌ったことのある歌唱曲から適当に編曲すればよろしい。伴奏譜を元にすれば、たいした手間はかかりません。
それぞれのパートが一人ずつでは不安な子もいますので、2~3人で1パートになるようにグループを作り、発表会を行うことを予告して練習させます。それぞれのグループの中で教えあいができるのが理想ですが・・・
(クラスの集団作りができていない時はこの方法はつらいものがあります。)

お手本の件ですが、↓の方はMIDIでよいとのことですが、たしかに、曲を知るという点ではそれでよいと思います。わたしも「音楽帳」で作って聴かせる事もあります。でも、リコーダーで一番大切なのは「息づかい」です。これは、機械であらわせるものではありません。
ですから、一番よいのはもちろん先生自身がお手本を見せることですが、その次はプロの演奏だと思います。生はむずかしいでしょうから、できればビデオがよいと思います。映像があると、息の吸い方を見ることができますから。
練習を進めるうち、上手な子が見つかれば、発表以外でもその子の演奏をクラスにみせてやることもよいと思いす。

私の地域では、毎年2月に地域のリコーダー教育研究会の主催で、リコーダーアンサンブルコンテストがあります。また近くの市では毎年12月にリコーダーフェスティバルがあります。このような催しが近くであれば、生徒達を誘って見に行くのもいいですね。全国大会へ進むような子は、われわれ教師よりも上手かったりします。

2部程度の合奏曲ではアウロスからよいテキストが何種類か出ています。CDもセットになっています。楽器店に問い合わせてみるとよいと思います。
小学校でやってきているソプラノリコーダーとの合奏も面白いですよ。

とりとめもなく書いてしまい、あまり参考にならなかったかもしれませんが・・・・
これからも頑張ってください。
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この回答へのお礼

アドバイス、ありがとうございます。
発表は先週、なんとか終りました。下の方のお礼にも書いたのですが、なかなかうまくいかず、課題ばかりが残ったようです。
グループ学習がうまくいかなかった一番の原因は、生徒指導面というか、人間関係づくりにあったように思います。(もちろん、こちらがわの目標の設定や教材、計画のまずさなどもあったでしょうが。)
それもこれも全部含めて、生徒が楽しめるような授業づくり、人間関係づくりを研究していきたいと思いました。
来年、アドバイスいただいたような授業もしてみたいと思います。

お礼日時:2001/02/26 21:12

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