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民衆によって、自分のいる宮殿を包囲された、フィリピンのマルコス夫妻は米軍ヘリコプターで脱出した、との事ですが、
なぜ、米軍に脱出を助けてもらえたのでしょうか?

単に、米軍の高官や、米国の政治家に、お金を払ったから、という事でしょうか?

A 回答 (10件)

19世紀末のスペインからの独立に手をかしたのもアメリカですし、その後実質支配したものアメリカですし、マルコスが米軍基地などのフィリピン在留に協力的だったとしたら、手を貸したのかもしれません。



日本で内乱がおきたら、小泉さんを脱出させるでしょうね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。m(__)m

>日本で内乱がおきたら、小泉さんを脱出させるでしょうね。

「アメリカに有利な政治を行った政治家を、アメリカは見捨てない」という事を、世界に示す必要性を、アメリカの権力者は感じている、という感じでしょうか?

お礼日時:2006/04/04 14:13

マルコス政権に限らず、米国とフィリピンは歴史的にお互い深い関係にあるのは、質問者様もご存知の通りです。



>単に、米軍の高官や、米国の政治家に、お金を払ったから、という事でしょうか?

やはり単に流血の事態を避けるため、ということじゃないでしょうか。フィリピン革命は平和革命を標榜していましたが、あのまま放置しておけばどんな事態になるか分かりませんから。革命派との合意の下、マルコス夫妻の救出がなされたのだと思います。ヘリ提供するくらい米国にとっては何でもないことですので、このような単純な理解が一番適切かと…。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。m(__)m


民衆は、マルコス夫妻の不正に怒っていた、という事だと思いますが、そんな中で、米軍が、マルコス夫妻を助けると、反米感情が高まると思います。

フィリピン国民の反米感情が高まる事につながっても、マルコス夫妻を助けたい、と米国の権力者が思ったのだと思いますが、その理由は何だったのか?と考えると、何かあるのでは?と思いました。

お礼日時:2006/04/04 14:29

 「民衆に包囲された。

」これが最大の理由です。

 つまり、フィリピン軍の有力者が、クーデターを起こし包囲したのであれば、アメリカは東南アジア各国の軍指導部の個人データーを持っていますし、今後の展開を読んだ上で、政治的判断を行ないます。
 そして、この人物のクーデターであれば、アメリカの国益に影響がないと判断すれば、マルコスは見捨てられたでしょう。

 民衆に包囲されたのでは、今後の展開が読めないため、アメリカの国益を守る選択肢を一つ余計に残す目的で、脱出させたのが真相でしょう。(脱出時点では、経済界・軍にマルコス派がかなりいて、大きな影響力を依然として保持していました。)

 アメリカ軍にとって、太平洋を囲い込み、中国海軍を封じるためには、フィリピンの政治的安定は重要な国益で、想定外の混乱は避けたいのです。

 

 
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。m(__)m

アメリカ指導層は、アメリカ基地維持の為などに、マルコス大統領復帰の可能性を残して置きたいと思った訳ですね。

ありがとうございました。m(__)m

お礼日時:2006/04/04 14:39

こういう事はよく有ります。



独裁者を亡命させる事で、事態の拡大を防げる事が、最大の理由でしよう。
へたにマルコス大統領が、マラカニアン宮殿に籠城し、マルコス派と反マルコス派が戦闘状態にでもなれば、フィリピンは大混乱し、アメリカ系企業にも大打撃を受けます。
そのために、独裁者を亡命させるとすれば、安い物です。
マルコスの資産を持ち込むといった理由も有るでしょうが。

北の国で民衆暴動から内乱になったら、中国あたりが、将軍様に、身の安全を保障するので、亡命しないかと言うと思います。

そうする事により、独裁者側にも民衆側にも影響力を確保できますから。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。m(__)m

>へたにマルコス大統領が、マラカニアン宮殿に籠城し、マルコス派と反マルコス派が戦闘状態にでもなれば、フィリピンは大混乱し、アメリカ系企業にも大打撃を受けます。

そうですね。内戦になったら、フィリピンに進出しているアメリカ企業も困るでしょうね。

>北の国で民衆暴動から内乱になったら、中国あたりが、将軍様に、身の安全を保障するので、亡命しないかと言うと思います。

北朝鮮に、中国資本が投資されているのですか?

中国は、北朝鮮にどんな利権を持っているのでしょうか?
中国が、北朝鮮に、何か利権を持ているので、今の将軍様の体制が崩れて欲しくないと思っているという事でしょうか?

将軍様の亡命を助けた時に、どうして、独裁者側だけでなく、民衆側にも影響力を確保できるのでしょうか?

お礼日時:2006/04/04 15:00

#2です。



>民衆は、マルコス夫妻の不正に怒っていた、という事だと思いますが、そんな中で、米軍が、マルコス夫妻を助けると、反米感情が高まると思います。

確かにフィリピン国軍のマルコス支持派に米軍がテコ入れを革命派を押さえつけようとしたのならば、当然反米感情が起きるでしょうが、もうあの段階で米国はマルコス政権を見捨てていましたからね…。

それに平和革命を標榜しながらマラカニアン宮殿に篭城するマルコス夫妻に何かあったら、革命の一大汚点にもなりますから、米国と革命派が接触して夫妻をヘリで高飛びさせる算段になったのでしょう…。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。m(__)m

革命派から、マルコス夫妻の国外脱出を望む発言が、あった、という事でしょうか?

革命派には、マルコス夫妻を捕らえて、国内の裁判に掛けたいという気持ちは、なかったのでしょうか?

その方が、マルコス夫妻の不正蓄財を、革命政府が、没収するのも、スムーズに進んだと思うのですが、どうでしょうか?

そういえば、結局、マルコス夫妻の不正蓄財は、全額没収されたのでしょうか?ネットで、マルコス夫妻の推定資産は、50億~100億ドルという説を見かけるのですが、100億ドルだったら、日本円にして、1兆円以上ですよね。実際のところ、どの位なのでしょうか?

マルコス夫妻が、お金を預けていたスイスの銀行は、フィリピン政府に、お金を渡す事を渋っていたみたいですが・・。

マルコス夫妻が、国内で捕まってしまうと、スイスの銀行が、マルコス夫妻の預金を、すぐに、フィリピン政府に返さなければいけなくなってしまうので、それを避ける為に、スイスの銀行の人が、アメリカの政治家に、マルコス夫妻を脱出させるよう頼んだのかもしれないという気もしてきました。
あと、マルコス夫妻が、このお金で、アメリカ国債などを沢山買っていたとしたら、アメリカ政府は、マルコス夫妻の不正蓄財が、フィリピン政府に没収されてしまう事が、嫌だったのではないでしょうか?

お礼日時:2006/04/04 17:23

#2です。

変わりに答えちゃっていいのかなあ…。

朝鮮戦争で国連軍が参戦し、北朝鮮が滅亡寸前になった時、毛沢東がソ連に再度の加勢を申し出たのですが、スターリンに

「もうオレは韓国とうまくやる。金日成には満州に亡命政権でも作らせろ!」

と一喝されたそうです。

>中国は、北朝鮮にどんな利権を持っているのでしょうか?

北朝鮮の利権云々というよりも、朝鮮半島における影響力の問題でしょうね。もし北朝鮮で軍のクーデターか大規模民衆暴動が起きたとして、中国が金正日の身柄を引き受けることにより、混乱を最小限に食い止められることができるのならば、中国は

「統一韓国」

に恩を売ることができ、朝鮮半島における影響力を維持することができるし、日本や米国に対する牽制球にすることもできると思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。m(__)m

「統一韓国」政府が樹立して、中国が金正日の身柄を引き受けた後で、「統一韓国」政府が、中国に恩を感じなかったら、
「統一韓国」政府にどんな悪い事が起こってしまう事が予想されるでしょうか?

金正日、あるいはその1族を使って、「統一韓国」の分裂を図ってくる、という事でしょうか?

お礼日時:2006/04/04 17:59

#2、5です。



>革命派から、マルコス夫妻の国外脱出を望む発言が、あった、という事でしょうか?

逮捕して裁判にかけるという方法もあったでしょうが、あの時はマルコス夫妻はマラカニアン宮殿に篭城していたので、無理に突入すれば流血の事態になり、革命支持の暴徒がマルコス夫妻を殺害してつるし上げかねませんでした。だからあくまで無血革命を貫徹するために革命派と米国が交渉したのだと思います。

それからあの革命はあくまで反マルコスの革命であって反米運動ではありません。革命派も米国が支持してくれるようにアピールしていたではありませんか?

>そういえば、結局、マルコス夫妻の不正蓄財は、全額没収されたのでしょうか?

結局イメルダ夫人が帰国できたりして、あの国はイマイチよく分からないところがあります。色んな一族がいてそれぞれが米国とパイプを持っていて、根はもっと深いんじゃないでしょうか?他の一族も不正蓄財している可能性もありますし。先日はアロヨ大統領の不正選挙疑惑でクーデター騒ぎもありましたね。マルコス問題だけクローズアップしても、フィリピン政局は読めないような気がします。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。m(__)m

>革命派も米国が支持してくれるようにアピールしていたではありませんか?

記憶におぼろげですが、当時の新聞にそう書いてあったような気もします。
やっぱり、アメリカに不利な革命だと、CIAなどが活動しまくって、革命を潰すという事なのでしょうか?

>結局イメルダ夫人が帰国できたりして、あの国はイマイチよく分からないところがあります。

そうですね。何か、いろいろ分かる本や雑誌などあれば、読みたいと思います。

お礼日時:2006/04/04 18:23

#2、5、6です。



<北朝鮮>

もうここは単純に考えましょう。北朝鮮がどのように崩壊するかは分かりませんが、あれだけ悪名がとどろいた金正日が失脚すれば、もう復権はありません。だから中国が金正日を使って統一韓国を揺さぶるなんてこともないでしょう。

これは現在内乱状態にあるイラクのシーア派やスンニ派を押さえつけるために、米軍とイラク暫定政府がサダム・フセインを復権させるぞ、って言うのと同じくらいバカバカしい話です。そんなことしたらブッシュの面目丸つぶれです(笑)。

恩を売るというか、中国が金正日とその一族の身柄を預かることにより、以前ドイツが旧ソ連のゴルバチョフを評価したように、韓国が中国指導部を統一の功労者だと評価し、両国がうまくやっていくだろうということです。

<フィリピン>

>やっぱり、アメリカに不利な革命だと、CIAなどが活動しまくって、革命を潰すという事なのでしょうか?

仰るとおりです。革命ではありませんけど、昔イランのモサデック政権という合法的な政権が石油国有化を宣言した時、CIAが暗躍してモサデック政権を転覆させた前例があります。他にも掘り出せばいくらでも出てくるでしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。m(__)m

ベルリンの壁崩壊時に、ゴルバチョフが東ドイツの高官をソ連に受け入れて、ポストを用意した事があった、という事でしょうか?

北朝鮮が崩壊した時は、中国が、北朝鮮の高官に、ポストを用意するから、北朝鮮の高官が、無理に北朝鮮にとどまり続けようとしなくなるので、統一がスムーズに行きやすくなる、という事でしょうか?

お礼日時:2006/04/05 18:11

#2、5、6、8です。



>ベルリンの壁崩壊時に、ゴルバチョフが東ドイツの高官をソ連に受け入れて、ポストを用意した事があった、という事でしょうか?

ドイツ統一時には東ドイツ高官の亡命を受け入れる可能性もあったでしょうが、結果としてなかったです。単に助命するだけで、ポストを与えるような待遇はしなかったでしょう。

当時東ドイツではじまっていた大量の西ドイツへの民衆脱出現象を、ソ連の立場で黙認してくれたことに対して、ドイツは今でもゴルバチョフ氏の態度に感謝しています。

>北朝鮮が崩壊した時は、中国が、北朝鮮の高官に、ポストを用意するから、北朝鮮の高官が、無理に北朝鮮にとどまり続けようとしなくなるので、統一がスムーズに行きやすくなる、という事でしょうか?

これも同じことで、軍クーデターあるいは民衆蜂起が起きれば現在の北朝鮮の高官は、怒り心頭の人民になぶり殺されかねませんので、中国としては彼らに生きるすべを与えさえすれば、それで済む話ということになります。ポストなど与える必要はありません。

金正日一族や朝鮮労働党の高官が大量に中国に亡命するような事態になれば、当然、朝鮮半島の統一はスムーズに進むことになるでしょう…。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。m(__)m

>ドイツ統一時には東ドイツ高官の亡命を受け入れる可能性もあったでしょうが、結果としてなかったです。単に助命するだけで、ポストを与えるような待遇はしなかったでしょう。

亡命した東ドイツの高官の人達は、亡命後どういう人生を歩んだのでしょうか?

>金正日一族や朝鮮労働党の高官が大量に中国に亡命するような事態になれば、当然、朝鮮半島の統一はスムーズに進むことになるでしょう…。

金正日一族や朝鮮労働党の高官の人達は、亡命した後はどんな風に暮らすのでしょうか?一生働かなくて済むだけの財産を貯めこんでいて、その財産を元に商売を始めたり、投資家になったりするという感じでしょうか?国家支配や軍部支配の経験は、麻薬ビジネスや、武器密輸等、裏社会のビジネスをするのに、役立ちそうなイメージも起こります。

nagarjuna様、何度も回答いただきありがとうございます。もしよろしければ、また質問に答えてくださると嬉しいです。m(__)m

お礼日時:2006/04/06 19:43

#2、5、6、8、9です。



>亡命した東ドイツの高官の人達は、亡命後どういう人生を歩んだのでしょうか?

前の回答でも述べましたとおり、東ドイツの高官がソ連に亡命する事態は起きませんでした。ほとんどドイツ国内に留まったと思います。秘密警察活動に関わった人たちが罪に問われた話は聞きますが、その後どういう人生を辿ったのかは、正直私も詳しくないです。ただドイツ政府が旧東ドイツの高官を裁判するようなことはしなかったので、大多数は一般市民として生活を全うしているものと思われます。

>金正日一族や朝鮮労働党の高官の人達は、亡命した後はどんな風に暮らすのでしょうか?一生働かなくて済むだけの財産を貯めこんでいて、その財産を元に商売を始めたり、投資家になったりするという感じでしょうか?国家支配や軍部支配の経験は、麻薬ビジネスや、武器密輸等、裏社会のビジネスをするのに、役立ちそうなイメージも起こります。

その前に無事亡命できるかという問題もありますが、金正日一族などは実際に海外に財産を貯め込んでいることが確認されています。

北朝鮮の偽ドルや麻薬は極上品として取引され、日本の暴力団や米国のマフィアなどの裏社会では、その偽ドルや麻薬なしでは立ち行かないほど依存しています。裏社会の親方に北朝鮮がいるようなもので、北朝鮮崩壊後、高官たちがそういった裏社会に潜伏して存命を図るというのは十分考えられるでしょう。

金正日とその一族は、米国に目をつけられているので中国に亡命した場合、米中の取引と言うことになるでしょう。金正日を米国に引き渡すことになれば、中国は相当な見返りを求めてくるでしょうが、その見返りが何かは私も分かりません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。m(__)m

東ドイツの件では、nagarjuna様の回答を良く理解してなくて申し訳ありませんでした。m(__)m

>金正日とその一族は、米国に目をつけられているので中国に亡命した場合、米中の取引と言うことになるでしょう。金正日を米国に引き渡すことになれば、中国は相当な見返りを求めてくるでしょうが、その見返りが何かは私も分かりません。

そうですか・・。金正日とその一族は、中国に亡命してもアメリカに売り渡される心配があるのですね。
そうなると、金正日とその一族は、中国への亡命はやめるかもしれませんね。
やっぱり韓国統一はスムーズにはいかないのでしょうか?

欧米の武器商人も韓国が統一して、極東の軍事的緊張感が減る事を望まないという気持ちがあって、金正日とその一族が、亡命しづらい空気を作るようアメリカの政治家に要求していたりしないのでしょうか?


権力を失った金正日とその一族に対するアメリカの用というのは、今まで世界の安全保障に脅威を与えた責任を国際裁判で取らせようという事でしょうか?

お礼日時:2006/04/07 21:19

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