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作文の文中に「始まるんですけれども」というものがあったとして、それを校正する際に私は「始まるのですが」となおしました。
理由として前者は話し言葉としてはべつに問題はないのですが文章としてみるとふさわしくないと判断したからです。
しかしそれを「専門用語を使って」説明する必要があって私には良い説明が思いつきません。アドバイスのような形でもよいのでなにかしら助言をお願いします。

A 回答 (3件)

 


  これは、校正された文章の他の部分や、文脈を見ないと分からないことです。前者が「口語体」で、後者が「文語体」というのは、ある場合、それで合うことがあるかも知れませんが、例えば、「それで話が始まるのですが、とーても素敵な話なのですよ」などとも続く可能性があり。これは「口語体」です。
 
  一つに、「ですます体」との調和、一貫性という理由がありえます。また、文章における「丁寧さ politeness」や、「口語性」「親近性」における文体の位相の一貫性上、訂正が望ましいというのがあります。
 
  そして、これが答えになると思うのですが、「文体を緊密に、的確に表現するには、「始まるんですけれども」よりも、「始まるのですが」の方が、「引き締まった表現」で、「文章構成上、この部分は、引き締めた方がよいので、このように訂正した」という説明です。これは、文体の「効果」の問題で、小学生の作文ならともかく、一応、他人に読ませる文章の場合は、「文章にメリハリを付けると」いうことが必要で、文章構成上の「技術・技巧」として、このようにした方が、日本語として、より引き締まり、良い文章となるのである、という説明でしょう。
 
  だらだらした文章は引き締める必要が時にある訳で、口語体でも文語体でも、それは変わりないのです。「文章表現の技術問題」……「良い日本語を書くための条件」として、このように訂正を判断した……でよいのではないでしょうか。
 
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前者は「の」の撥音便「ん」+助動詞「です」+接続助詞「けれども」、


後者は「の」+助動詞「です」+接続助詞「が」
ですよね。

『書面なので撥音便せずに「の」に戻し、
その結果、文中で冗長な印象を与える「けれども」を「が」とした。』

という説明ではどうでしょう?
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 「本校正に際し、前者は口語体、後者は文語体であるため然るべく修正した」とかですか?

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