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マンガを描いている人(プロ・アマ不問)にお聞きしたいのですが、マンガを描いていて楽しいですか?楽しいとしたら、何が楽しいのでしょうか?

マンガの絵は、読者にほとんどみてもらえないものが多く、しかも、同じような絵(同じ人物・小物・背景などの別アングル)がほとんどです。私は絵を描くのは好きなほうですが、他人に楽しんでもらえない、しかも似たような絵を、何度も時間をかけて描くのを楽しいとは思えません。小さい頃は、何度も似た絵を描くことで上達し、それが楽しみとなっていましたが、ある程度上達してしまうと、似た絵を描くことに飽きてしまいました。マンガを描くことが好きな人は、そんなことはないのでしょうか?

偉い(?)マンガ家は目を描き入れるだけで、ほかはアシスタントが描いている、という噂を聞いたことがあるので、本当は描くのが嫌なのかな?と思い、質問しました。自分が感じる楽しさを他人に伝えるのは難しいかと思いますが、ご回答頂ければ幸いです。

A 回答 (4件)

あたりまえのことですが、楽しい時と、楽しくない時の両方があります。

キャラクターを描いてる時は楽しいけど、苦手な背景はつまらない、とか。まあ、それを耐え切るなりアシスタントを雇って描かせるなりして、定期的に作品を完成させ売って生活することができるのがプロというものなのですが。(プロ漫画家は自称芸術家のセンセーではありませんからね)

新人のうちはともかく、自分のプロダクションを持って、自身はあまり絵を描かずにアニメでいう作画監督・脚本家・演出家・果てはプロデューサー(制作指揮)みたいになってしまう作家も実際います。この場合、漫画家の名前は絵を描いている人ではなく、映画監督の名前や製作会社みたいな「ブランド名」なわけです。まあ、一人で描こうが多数で描こうが、結果的に作品が面白くなればそんなことはどうだっていいのですが。

あと、日本以外の国のコミックスはほとんどこのプロダクション制で作られており、キャラクターの版権が会社にあっていろいろな絵描きや脚本家が一つのシリーズを担当することが多いです。(近年は作家に版権がある作品も増えましたが。)アメコミなどは作画で下書き専門の「ペンシラー」とペン入れ専門の「インカー」、台詞が写植ではないのでそれを書く「レタラー」なんて、非常に分業化されているものが多いです。
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この回答へのお礼

> あたりまえのことですが、楽しい時と、楽しくない時の両方があります。
やはりそうなのですか。

漫画家の名前をブランド名として見たことはなかったので、新鮮でした。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/06/01 06:34

>偉い(?)マンガ家は目を描き入れるだけで、ほかはアシスタントが描いている


本宮ひろ志先生などはこれに近いですな。特にご本人は女性キャラが苦手だったので、奥さんで少女漫画家のもりたじゅん先生に任せたりしています。
古いところでは白土三平先生などもプロダクション制の魁です。「甲賀忍法帖」を最初に貸本漫画化した小山春夫先生がチーフアシとして作画を多く担当してたりします。
さいとう・たかお先生の場合も、メインの脚本や作画はさいとう先生ではありません。その回の最後にスタッフ名が書いてあるとおりで、アニメのような分業制で、スタッフは社員として給与を受けています。(平均的な漫画アシスタントよりずっと高収入)このため、雑誌連載は他の出版社ですが、単行本はほとんど自分のところ(リイド社)で出しています。
石ノ森章太郎先生の場合、「マンガ日本経済入門」の一冊目などはどう見たってシュガー佐藤先生の作画ですしね。
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この回答へのお礼

再度のご回答ありがとうございます。
> 特にご本人は女性キャラが苦手だったので、奥さんで少女漫画家のもりたじゅん先生に任せたりしています。
こんなケースもあるのですね。
漫画家というと、少なくとも線画は手がける職人的イメージがありましたが、いい意味でイメージが崩れました。ありがとうございました。

お礼日時:2006/06/01 06:38

<偉い(?)マンガ家は目を描き入れるだけで、ほかはアシスタントが描いている、という噂を聞いたことがあるので、本当は描くのが嫌なのかな?>


それはどのような漫画家さんでしょうか。手塚治さん、石森章太郎さん、さいとう・たかをさん、藤子不二夫さんなどなど巨匠と言われる先生方はそのようなことはしていませんよ。現在売れている漫画家でもそのようなことはあまり無いような気がします。確かに下書き(本番用)だけで他のペン入れなどはアシスタントと言うのもあるのでしょうが。書くのが嫌な人も居るでしょうけど、連載が複数の場合時間が無いのではないでしょうか。テレビ出演などでそっちのほうが楽して儲けられるからという人も居ますが、そのような人は本当に画がすきなのかは分からないです(というかお金に目がくらんだ)。現在ジャンプでいろいろと話題のある冨樫義博さんもアシスタントは雇わずに、自分の作品にこだわっている方も多くいると思います。えらい漫画家というより中途半端な人こそそういうことをするのではないでしょうか。

<マンガを描いていて楽しいですか?楽しいとしたら、何が楽しいのでしょうか?>
楽しいです。私の場合大好きな先生がさいとう・たかをさん、白土三平さんです。その方の作品に近づき追い越せを目指して描いています。憧れの漫画家さんが私の場合感性の画と言う部分が多く、そう簡単にはまねできないのでいつも描きながら凄いなと感心して描いています。じっくり見ていると、今まで気づかなかった部分も見えてきて良くこんなところもしっかりと描いているななどの発見があります。似た画を描くだけではいけないのです。自分の好きな画を自分の画で表現することができなければいけないと思い私は描いています。まねをするだけでしたら私もできてしまいます。イラストだけを描いているのでしたらやめたほうがよいでしょう。漫画を描いていたら蛇足ですが見た目よりも難しいですよ。人物、背景、ストーリー、コマ割りなど案外大変です。別のアングルなどと考えずに、自分の描いた人物の背景にふさわしいものを探そうと努力をすることが大切です。飽きてしまったら新たなジャンルの漫画を読むなどしてリフレッシュをしてみては?私はガンダム系などの漫画はまったく読みません。まだまだ劇画で楽しんでいますよ。ちなみに白土三平さんは下書き状態のものを描いて、それを小島剛夕氏が清書して連載していたようですが、これは特殊な場合です。本人の考えとして多少自分の描いたのと違おうともそこにいる登場人物は登場人物であると言う考えだそうです。カムイ伝の初期の頃は月刊漫画(ガロ)で毎号100ページほど連載していたようです。一月休載するとその次の号では140ページ連載などをして、結局平均的に100ページ連載と言う驚異的なことをされていたようです。書き込み量を見ると大変さが分かると思います。

まとまらない回答ですみません。自信過剰になっては画の上達はありません。

この回答への補足

すみません、質問文が良くありませんでした。
No.1さんも「私も」と書かれていたので、私が現在、漫画を描いていると思わせてしまったようですが、描いてません。10年ほど前に、友人の同人誌(オリジナル漫画)のために、家庭教師先の家庭をモチーフに十数ページ描いたことがある程度です。質問文が悪く、騙してしまったみたいで、すみません。
「似た絵」という書き方も悪かったですね。これは他人の絵の模写を意図していた訳ではなく、例えば椅子を色々な方向から見た絵を意図していました。
「私は絵を描くのは好きなほう」と書きましたが、私が今まで出合った人と比較したものであり、主観的な表現でした。現在は、思いついた面白いことを文章ではなく絵で表現して残したり、年賀状のデザインを試行錯誤したりする程度で、1~2ヶ月に一回描く程度です。本当に絵が好きな人から見ると、好きな部類に入らないかもしれません。

漫画を描いてて辛くないのかな?と特に思うのは、複雑な形状の小物がたくさん出てくる場面です。学校の教室に並ぶパイプ製の机と椅子(しかも何コマにもわたって)など、描画に時間がかかって大変だろうと思います。それらのおかげで場面がどこなのかわかりますが、たいてい読者は一瞬確認するだけです。私がそれらを描く立場だと、モチベーションが下がるだろうと思います。そこで、漫画を描くのが好きな人は、それらを描くのは苦にならないのか?そもそも漫画を描く楽しさをどこに感じるのか?と疑問に思った次第です。

補足日時:2006/06/01 06:35
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この回答へのお礼

> それはどのような漫画家さんでしょうか。
実名は知りません。実名を避けているのか、プロダクション制の誤解なのか、ただの伝説なのかわかりませんが、たまに聞く話です。この「噂」が本当だとしたら、嫌々絵を描いているのかな?と思って質問しました。

> 憧れの漫画家さんが私の場合感性の画(省略)
絵や構成で魅了する作品作りを念頭に置かれているのでしょうか?No.1さんと違った見解、ありがとうございます。

> 自信過剰になっては画の上達はありません。
何事もそうですね。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/06/01 06:35

私も昔漫画をかいていました。


私の場合ですが、漫画を書いている楽しさは絵を上手に書くというよりも頭の中で創造した物語を形にできるという事がまず一番の楽しさでした、絵は書けば書くほどうまくなってくるものですから、それほど苦にはなりませんでした。それよりも話進んでいくワクワク感は何にも変えがたい喜びがありました。
偉い(?)プロ漫画家の方は、絵も緻密で大変な作業になり一人では難しくなってくると思いますが、目だけしか書かない方などはもう漫画家ではなく小説家でも何でもいいのではないかと思ったりもします。
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この回答へのお礼

なるほど、物語を創り上げる喜びがとても大きいのですね。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/06/01 06:33

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