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簡単な質問で恐縮ですが、教えてください。

今までかつて「神」の存在を(個人の内面の確証としてではなく)論理的かつ実証的に完全に実証できた例があるのでしょうか?

A 回答 (4件)

もし、神の存在を論理的かつ実証的に完全に、実証できていたら、無神論者はいなくなり、学校でもその論理を学べるようになるだろうし、世界の人は皆、神を信じるようにもなるでしょう。


すべての人を納得させることのできる論理がないから、今だもって、神の存在が不確かなのだと思います。
進化論にも、論理的に説明不能な部分があります。
例えば、無からどうして有が生じたか。
突然変異など、偶然的な要因に対する論理的・科学的説明も、不十分です。
ですから、創造論を信じる人は、進化論を否定する事によって、神の存在を証明しようとしていると思います。
あるいは、神の存在を仮定することによって、今尚、科学的に解明されていないことが、うまく説明がつく、といった方法での証明です。
これらは、まだどんな人をも説得できるほどの論理ではないようです。
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この回答へのお礼

簡潔で分かりやすいご説明をしていただきありがとうございました。 Esme

お礼日時:2002/03/15 12:24

神の存在を証明しようとする努力は、昔から多くの宗教・哲学が


いどんできた課題かと思います。

しかし、私の知る限りではなされていないようです。
このことについて、こういう説明を聞いた覚えがあります。

「神は人より偉大な存在である。ゆえにちっぽけな人の思考によって
 神の存在は証明できない」

ゆえに神は信ずる対象なんだという論旨だったように思います。
神は人よりレベルの高い存在なのだから、神よりレベルの低い
人間が神の存在をうんぬんするというのは、成り立たないのでしょうね。
リソース元を覚えていないので細かい部分は多少違っているかも
しれません。


哲学者のカントも神についての考察を残していたようですが、
神の存在を要請するという表現に留めていたように思います。
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この回答へのお礼

ご説明ありがとうございました。参考になりました。 Esme

お礼日時:2002/03/15 12:26

こんにちは。


私はクリスチャンでもなく数学の専門家でもないのですが…

高橋昌一郎「ゲーデルの哲学・不完全性定理と神の存在論」(講談社現代文庫)によると、今世紀の最も偉大な数学者のひとり、不完全性定理で知られるクルト・ゲーデルが1970年に「神の存在論的証明」を発表したことが記されています。

内容は私も理解できませんが、「5個の公理と3個の定義から、2つの定理を導く様相論理の公理系」だとされています。著者によると、今に至るも評価は定まっていないそうです。
ただ、この種の問題では当然予想されるように、証明の前提や仮定が果たして普遍的に妥当なのか、かなり疑問はあるのでしょうけれど。実際、彼の証明中の公理2は「性質は肯定的であるか、肯定的でないかどちらかである(両立しない)」というもので、こういう前提が果たして受け入れられるかどうか、難しいところなのでしょう。

なお、ゲーデル自信は内容に満足していたそうですが、発表当時のゲーデルの精神状態はあまりよくなかったそうです…。
詳しい事はぜひ数学ご専門の方にご教示頂きたいですが。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。

ESME

お礼日時:2002/02/17 19:23

私は、クリスチャンではありませんが、


こんなことを聞いたことがあります。
物質の始まりは分子・原子になるわけですが。
では、原子は原子核・電子・素粒子です。
またそれらは何からできているかというと、
エネルギーだそうです。
エネルギーには形がありません。
形の無いものが形を作っている。
そこには何らかの意思があるというのです。
その意思が何かはわかっていません。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。

ESME

お礼日時:2002/02/17 19:33

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