誕生日にもらった意外なもの

上記の件に関して、
http://plaza13.mbn.or.jp/~yasui_it/Week210603.htm
(出光、MTBEのガソリンへの添加を止める)
http://www.rite.or.jp/~mmg/Japanese/08/No.3/No.3 …
(MTBEとは)
Californiaでは2003年から添加禁止になるようですが、国内でも出光等での生産中止となると、代替品はどのような化合物が候補に上がってきているのでしょうか?

さらに国内の規制動向はどのような状況なのでしょうか?

ご教示下さい。

A 回答 (3件)

現段階での代替品第一候補はエタノールです。



MTBE排除はガソリンスタンドの地下タンクの管理不行届きによる漏洩により
ガソリンが漏れでて水に溶けやすいそれが地下水を深く汚染し、またそれ自体の
発ガン性も拭い切れないので廃止に踏み切るようです。
また、カリフォルニアではバイオマス産業によるエタノール生産が採算軌道に乗ら
ず、テコ入れが必要だったので、添加需要に充分な量は常にキープできる模様です
し、これにより浮上させようとする州当局の目論見もあると思っております。

国内においても消防法で漏洩に関してキツく戒められているにもかかわらず残念な
がら、数百箇所井戸から検出されました。
また、規制緩和で海外からガソリンも輸入、貯蔵、販売もできますし、現に農協
(JAグループ)や商社系のスタンドも動いています。そもそもMTBE自体、メタノー
ルを原料として合成する分、コストがかかり、それゆえ卸価格に反映されてしまいます。
これでは、とてもこれからの競争に勝ち抜いてゆけないのも遠因だと思っております。

環境省は現段階において規制に向けたアクションを興してはおりませんが、お役所
サイドから手錠をはめなくとも元売りの方で上記のような社会情勢もあり、代替品
もMTBEより安価で供給量も確保できる模様なら自発的に廃止に踏み切ると感じてお
ります。

この回答への補足

mttさん、回答有難うございます。

>カリフォルニアではバイオマス産業によるエタノール生産が採算軌道に乗らず、テコ入れが必要だったので
この当たりに事情に関して非常に興味がありますが、TAXの優遇等では難しかったのでしょうか・・・?
参考になるURLがあればご教示下さい。

>これにより浮上させようとする州当局の目論見もあると思っております。

http://www.ethanolrfa.org/pr020211.html
これはDOE及びRFAのプレスリリースですが、エタノールの供給体制は整いつつあるようですね・・・?
エタノールに関して、RFA(参加企業)はコーンスターチ等からの製造ですが、リグノセルロースのバイオマスからの製造も将来的にはコストダウンして提供していくのでしょうか・・・・?

この辺の動向を睨んでどうか判りませんが、国内でもUSAの2社が国内商社等と提携してエタノール製造プラント建設(?)に動いているようですが・・・?
(プラント建設企業を探しているだけかもしれませんが・・・?)

さらに少し質問の首題とは離れますが、自動車用燃料として「GAIAX」のようなアルコール燃料の動向も気になりますね・・・?

それに燃料電池車の水素源も。

カリフォルニアのバイオマス(リグノセルロース)からのエタノール製造に関しての情報があればご教示の程宜しくお願いします。

補足日時:2002/02/18 14:32
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スクロールページ中ほどまで引っ張ると、「苦悩するバイオエタノール産業 


カリフォルニア」というコラムがありますから読んでください。

ブッツケ本番でカキコしてるので、裏づけを証明するページの発掘はむずかしい
でしゅ。

も~。勘弁してチョ。 m(_ _)m  下記URL参照。

参考URL:http://www3.yomogi.or.jp/altalife/world.htm

この回答への補足

mttさん、有難うございます。

ご紹介のURLは1999年で少し古いようですね・・・?
ここ1年位で状況も変化して来ているように感じてます。

補足日時:2002/02/18 20:52
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生物工学は専門外なんですよ。



自動車用燃料として「GAIAX」のようなアルコール燃料の動向について・・・は
ある程度わかります。
まず、軽油でもないのに炭素分を含んでいるということで軽油取引税(地方税)
が課税され、困惑しているスタンドがあります。半年で110万円かけられたスタンド
もあります。これはいまでは価格に転嫁されています。
また、アルコール分が多いため、プラスチックやゴム製の部品を痛める可能性があ
ることが指摘されています。 さらに、これにもやはりMTBEが含有されているため
環境省が本腰を上げると成分変更を余儀なくされます。
ガイアエナジー社自体の体力を考えるとこの先、不安が残ります。

燃料電池車の水素源については私見ではありますが、果たして素人のお兄ちゃん
たちが水素を取り扱って良いものかという偏見を持っております。
こんな危ない気体を扱って公共の安全を保てるか、それ自体を疑問視しております。
国内では主にナフサや天然ガスを水蒸気改質で生産されています。また将来的には
海水の電気分解からも大量に造られてゆくでしょう。
原油も輸入しているし、周りは海に囲まれているし水素の製造に事欠きません。
しかし、知識のある、教育されている作業員さんが扱ってこそ安全が保たれるのに水素
を民生用に普及させようとする考えが今もって理解できません。
私は水素利用自動車の普及は公共の安全を保つという観点から反対しております。
むしろ、ガソリンの環境面に重点をおいた成分改良で当面は充分だとさえ思ってお
ります。

バイオマス関連は専門外で、安易なことを書き誤解を生まないため敢えて他の方の
レスにお譲りしたいと思います。

この回答への補足

>自動車用燃料として「GAIAX」のようなアルコール燃料の動向について・・・はある程度わかります。
「GAIAX」に関しては、火災事故の報道の際に質問しましたが、エンジン周りも問題があるようですね・・・?
(アルミ(合金)の耐不蝕性の問題)

>私は水素利用自動車の普及は公共の安全を保つという観点から反対しております。
mttさんはFC車の普及には反対ではないのですね・・・?
水素源としてダイレクトに水素を利用することに反対なのですね・・・?

トラック・バス等の大型車と自家用車では異なると思いますが、個人的は環境面の配慮を考慮するとガソリン車の限界(ガソリンの成分改良・排気ガスの処理を含めて)ではないかと思ってます。
ハイブリット車等も含めて過渡的にはいろいろあるかもしれませんが、FC車に向かっていくのではないでしょうか・・・?

その中間にガイアックスも含めてGTL燃料が利用されるのかどうかと推測してますが・・・?

しつこいようですが、先の補足に書きました、アメリカのバイオマスの情報源教えて頂ければ幸いです。

補足日時:2002/02/18 18:28
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