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中国語は普通話、広東語、上海語、北京語などがありますが、一般的に日本で学習の対象になっている普通話で、現代の中国でどのくらい通じるものなのでしょうか?
上海や北京に旅行する時、普通話だけで会話可能でしょうか?
また、日本に滞在している中国人(旅行者、労働者、不法滞在者etc...)は普通話で通じるのでしょうか?

中国語に詳しい方ご回答お願いします。

A 回答 (3件)

概ね、日本の教材で習う普通話で問題なく通じます。

観光地や都市部でしたら、なおさら問題ありません。

ただ地方の人でも、日本のように標準の(放送のような)普通話にぴったりと合わせようとか、くせ(なまり)がないようにしようという意識は低く、地方出身の人でも自分のしゃべっている普通話は普通話という意識があるようです。2人の地方出身者が普通話で、お互いに何度も聞き返しながら会話しているのをみると、おもしろいものがあります。

私もテレビ普及以前の日本という見方に賛成ですし、実際そうおもいます。あと、地方の人が地元人以外、例えば地方人と都市部の人が面と面で交わって実際に会話するようになったのは、最近のことなのだと思います。
私は沖縄に遠い親戚がいますが、親戚が子どもであった私に話しかけても(本人は標準語で話かけているつもり)日本に返還された後何年かたっていたのにもかかわらず、私は理解できず、でも東京の私が話しかけると相手は理解している、そんな時期がありました。
会話を成立させるために、実際に話しながら、お互いの発音や単語の違いをたしかめながら会話していましたが、今の中国は、そんな光景とそっくりです。

地方出身の工場ではたらく小姐(女の子)で田舎から出てきたばかりの人は、まったく言葉が通じない人もいました(教育も放送も届かなかったのでしょう)。でもコミュニケーションは紙に書くとわかるようで、さすが漢字文化と感心します。
実際、地方は、日本の田舎とは比べ物のにならないくらい貧しいです。シンセンや上海でも、いまだに乞食やはだかで道路に寝ている人、からだ中病気だらけの人を見かけるように、貧富の差は極端ですので、リテラシー(読み書き能力)にも極端に差があります。

ところで、私はシンセンと香港に長く滞在していましたが、シンセンは約20年数年前に小平の1声で、田んぼだったところに人工的に経済特区をつくり、中国中の選ばれた人を集めて街をつくっていったので、シンセンのゲートの中は広東語+繁体字ではなく 普通話および簡体字です。
シンセン郊外はもろに広東省のはずですが、そこでさえも繁体字が少なくなっていました。
香港では中国返還の数年前より、普通話の普及のため、放送で普通話が使われたり、授業に取り込まれるなど教育の体制がつくられていったため(香港人談)、現在は日常会話は香港でも通じます。ただ年配の人は普通話はダメだったり、漢字は繁体字でしか書けない人も多いですが。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
やはり下層の人には通じないこともあるのでしょうか。
簡体字で理解できる人が多くなれば日本人としてはありがたいですよね。

お礼日時:2006/07/23 00:43

まず、旅行者が一般に使う範囲で普通話が使えれば、中国旅行には、とりあえず差し支えはありません。



日本人が国内旅行をして、日本語が通じるかどうか、という点に対して、テレビ普及以前の日本と、今の中国は、あまり変わりがないのではないでしょうかね。
日本でも方言の問題をお考えいただけばわかるように、市場での買い物、地元の人との会話には苦労されるでしょう。昔であれば、日本だって、日常は方言しか使いませんでしたから。中国の場合は、今もほとんどそういう状態ですから、日常生活に触れようとすれば、普通話での会話は、もっと困難であるとお考えください。
あとは、普通話といえど、方言の影響を受けますので、「相手の話す普通話」を、あなたが聞き取れるかどうか、という問題もありますし、あなたの話す普通話が、方言だと思われるかもしれません。(笑)

学校教育を受けた人々と会話するのであれば、普通話が使えますので、北京、上海など都会での旅行上の会話、中国で教育を受けてから日本に滞在している人との会話には、普通話が使えます。

日本に滞在していても、普通話教育を受けていない人たちについては、広東語、福建語などの出身地の言語で日常生活を送っていれば、もちろん普通話は使えませんね。(まあ日本語が使えたりするでしょうが。)
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
やはりテレビの普及で普通話が浸透しているのでしょうか。
日本でもテレビは共通語で流されているので、
どこの県でも共通語が喋れますもんね。

お礼日時:2006/07/23 00:40

誤解を恐れずに言えば、ほとんどの場面で通じます。



私が行った範囲では北京と南京は日常生活に普通話(北京語)を使っているので全く問題ないとして、上海ではホテル、商店、タクシー運転手も普通話を使っていました。

香港、シンセンは広東語圏で地元の人は日常会話に広東語を使っています。
が、香港では「普通話を使おうキャンペーン」的なものを政府主導で行っているらしく、観光客相手の商売や中国本土とビジネスをしているビジネスマンは普通話を話します。
私とは英語で会話をする香港企業の社長は家族とは広東語、本土の取引先とは普通話で話しています。

観光客として行っただけですがウルムチ、トルファン、などはウイグル族やカザフ族が多く、彼ら同士ではそれぞれの言語で話しています。
しかし、これまた観光客相手の商売をしている人は普通話を話します。
ウルムチ大学を卒業した人の話では、学校の授業は普通話で行われているそうです。
まぁ、テレビも基本は普通話ですから、いまだに遊牧生活をしていてテレビも見ないという少数民族のお年寄り以外は普通語を話すのではないでしょうか?
同様に南部の少数民族の中にも普通話を話さないお年寄りなどはいると思います。

ちなみに、台湾人の知人たちも家族内では台湾語を使い、私に対しては国語(普通話)を使います。

日本に滞在している中国人も多く知っていますが、多少のなまりこそあれみな普通話を理解します。
不法滞在者はなぜか福建省の人が多いような感じがします。
彼らの母語はミンナン語ですが、普通話も理解します。

カナダ・トロントの中華街やトロント郊外の中華系ショッピングセンターでも普通話が使われていました。
(私は英語で買い物をしましたが)

広東語、上海語、ミンナン語などの人たちはある程度の教育水準のある人は基本的に普通話とのバイ(トライ)リンガルです。
質問者さんが旅行者として中国を訪れるなら、北京語だけ学習されれば十分だと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
普通話と、旅行で行く範囲で話されている言語も少しかじって行って来ようと思います。

お礼日時:2006/07/23 00:38

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