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準備預金制度によって、民間銀行は一定額の預金を日銀にプールしなければいけなくなった中で、なぜ当座預金がどんどん積み上がっていったのですか?
どんな利益があって民間銀行は積み上げていったのですか?

回答よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

こんにちは


NO.1です。

「日銀貸出金」「公開市場操作」のことはご存知ですか?銀行は当然一般の人からお金を集めて(預金してもらって)利子を払っていますので、集めたお金を運用(企業や個人に貸したり、債権や株式に投資したり)しないと赤字になりますよね?
日銀の当座預金にお金を積んでいるだけでは、そのお金に利息はつきませんので銀行は困るわけです。だから準備金を超える分は何とか運用したいと銀行は思うわけです。
経済が停滞していると、日銀は民間金融機関に強制的にお金を貸し付けたり(日銀貸出金)、金融機関が持っている国債などの債権を買い上げて(公開市場操作)この口座残高を増やす施策をとります。
そうすると金融機関は「利益を生まない資金」がたくさんあることを嫌って、積極的に企業や個人に資金を貸したり、債券や株式に投資しようと動くことになると踏むわけです。その結果市場に出回るお金が多くなって経済が活性化すると。
ただ実際は銀行はまだまだバブル期の不良債権を多くかかえていて「貸し渋り」が思ったほど解消されないし積極的運用もしようとしない。
その結果として「当座預金がつみあがっていく」ことになるわけですね。

この回答への補足

何度も申し訳ありません。
大学の授業でこの範囲を学習したのですが、現在日銀当座預金は約35兆円まで積みあがっています。法定準備預金額に見合う額は4兆円前後のはずなのに、ここまでつみあがるのは、「お金を積むことで銀行とのあいたい取引が起こり利益が生まれる」と習ったのですが、これはどういう意味なんでしょうか?なぜ利益が生まれるのかがわかりません。

補足日時:2006/07/12 23:09
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この回答へのお礼

なるほど。とてもよくわかりました!ありがとうございました!!

お礼日時:2006/07/08 21:38

こんばんは


準備預金制度の対象金融機関が所要準備額を日銀に預け入れる場合、日銀に当座預金口座を持っていれば新たに所要準備額をプールしなくても、
その当座預金口座残高が所要準備額にカウントされるので、手間と資金流動性を考えて民間銀行は日銀当座預金口座を利用している結果だと思います。

この回答への補足

回答ありがとうございます。
ですが、私の理解不足で、今ひとつなぜ積み上げると利益があるのかイメージがわかないのですが。。

補足日時:2006/07/07 21:56
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