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ペイオフの解禁ということが言われます。小泉首相は絶対やる、といってます。
ペイオフ解禁と構造改革の関連を教えてください。どうして小泉首相はどうしてもやる、と言い張るのですか?こんな時期に。

A 回答 (3件)

詳しくは参考URLを見ていただければわかりますが、


いちぶ抜書きします。
(引用)
  現在、金融機関が破たんしても預金が全額保護されているのは、公的資金で破たん金融機関の損失を穴埋めしているからだ。
  だが、失敗を税金で尻拭(しりぬぐ)いすることは、経営者の倫理低下を招きかねない。一方、預金者の多くは1000万円以下で税金で守られている預金者のほとんどは億単位のプロの機関投資家。プロを守るために税金を取られたのではたまらない。
(引用おわり)

 つまり現在は、銀行がつぶれた場合、お金を預金保険機構というところが補って、全額はらってきたのです。そしてその機構でお金が足りなくなれば、税金でじゃぶじゃぶおぎなってきました。
 その特例がいくらやってもおっつかないので、これからは1000万までとしますので、預金者は各自、自己責任でお願いしますということになったのです。

参考URL:http://www.mainichi.co.jp/life/money/payoff/news …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
それはわかるのですが、どうして今この時期に?が分かりません。下手をすると取り付け騒ぎも起こりかねません。公的資金の導入だ、日銀による国債の買いオペだとただでさえ銀行に金が必要なこの時期にどうしてペイオフを解禁するのですか?

お礼日時:2002/03/01 19:39

政府は銀行の数を減らそうとしています。


各県に地銀は1つあればいいという考えです。
そのために、ある程度合併が起こったり、
銀行がつぶれたりするのを容認、推奨しようとしています。

それがペイオフの本当の意義です。

病人が100人いるけど、ベッド数は50しかない。
そのために、みんなしんどいけれど、
元気で将来生き残りそうな50人だけ選んで、
生かそうとしている。

その「淘汰推奨」政策だということです。

あと経済面でいえば、たしかに今の状況は悪いですが、橋龍金融パニックのときに比べればよほど平穏です。
なんとかやれる時期だという認識なのだと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
銀行の数を減らすことがどうして構造改革になるのか理解できませんが、そうしたいのなら仕方ありませんね。
僕はむしろ銀行が競争するように数はたくさんあった方が構造改革の趣旨に沿っているように思います。県に一つしか銀行がなくて、県内のあらゆる企業がその銀行の言うことを聞かなければいけないような状態になったら、それこそ構造改革とは反対の事態を招いてしまうような気がします。

お礼日時:2002/03/04 14:39

表面的な理由


1.国による預金保護は営利主義の銀行に対する補助金の意味合いがあるので他の業態とのバランス上不公平
2.銀行経営者に『国がなんとかしてくれる』という甘えがあり、その結果日本の金融システムが非効率的なもの(少なくとも国際競争力は皆無ですよね)になってしまった。それを改善する為(ゼネコンなども同じ)
3.小口の預金者(1000万円以下)を保護することは国の政策かもしれないが、お金持ちを保護する必要はないという政治の利益再分配原則に則ったもの

裏の理由(私見)
1.米国にやれと言われたから。米国は潰れた銀行に絡んだ取引で儲けようとしている。日本はそれを行うことで製造業の回復の為の円安を容認してもらっている
2.全ての銀行を支えるだけの余裕が国になくなっており、将来的には預金保護ができなくなることを見通して段階を踏んでいる
3.銀行をいじめることが政治家にとって票につながる側面がある

思い付くまま書きましたので、内容は保証いたしかねます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
なるほど、と思うような具体的なご指摘でした。そういうところが本当のところなのでしょうか?

お礼日時:2002/03/07 08:45

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