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苦土石灰をまいたままにしてしばらく放置している畑をよく見かけます。まいてすぐ耕すものと思っていたのですが、時間をおくのは何か意味があるのでしょうか。

A 回答 (8件)

石灰はアルカリ性が強く、直後に作物を植え付けると害が出る可能性があるため、10日程度は植付けを待つのが普通です。



また、石灰の持つ成分が土になじんでいくのを待つためでもあります。

この回答への補足

質問の仕方が悪かったようです。私が尋ねたのは、耕さない状態で上から石灰をまぶしただけの状態、ということです。いずれ耕すのでしょうが、単に作業を中断しただけなのか、何か意味があってそうしているのか聞きたかったのです。

補足日時:2002/03/05 18:13
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土の水分や酸性成分と石灰のアルカリ分を化学反応させてから土を耕すためです。

反応がある程度終了していないうちに耕してしまうと、石灰の塊が有る場合に肥料焼けを起こしてしまうからです。石灰を散布してから耕すまで2日~10日ほどあけます。なお、石灰を使用する場合の注意事項や用法などは袋に書かれています。

参考URL:http://www5.ocn.ne.jp/~okadawed/home054.htm
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>耕さない状態で上から石灰をまぶしただけの状態



なるほど確かに良く見かけますね。

しかし私には特に意味があるとは思えません。
逆に、石灰は水分で固まりやすく、放っておくとむしろ良くないような気もします。
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こんにちは、


土壌改良剤としての代表的な石灰として、苦土石灰と消石灰があります。
苦土石灰・・空気にふれても、変化しないので取り扱いが便利です。他の肥料と直接まぜないかぎり、土にまいてすぐに、作付けができます。
消石灰・・空気の中の炭酸ガスと反応します。消石灰は土にまぜて、7~10日放置した後、元肥をやり、種や苗を作付けします。

畑にまいたまま放置しているのは、消石灰ではないのでしょうか、苦土石灰では意味がないように思います。消石灰でも、土に混ぜたほうが良いと思いますが、撒きムラがあった場合、消石灰の塊が土の中で安定しにくいので少し放置しているのだと思います。まあ、ほとんどの人はそこまで知らなくて、「昔からそうしている」「隣の人がそうしている」から、という理由でしていると思いますよ。
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農家の人に聞きましたら、今日明日種を蒔くわけじゃないといわれました。

農家の人は長年経験のもとにしていることなので問い返すことはできませんでした。なお、ホームページを検索して見ましたが、石灰を蒔いたまま放置しておいた場合の問題は一つもありませんでした。(どこかに有るかも知れません)
一般に有機石灰化石貝殻や牡蠣がらを粉砕したものならば耕してすぐに植え付けが出来ますが
消石灰などは2日以上あけて下さい(消石灰の場合土と混合した場合)その他の石灰の場合では10~15日あけて下さいと書かれています。(この日数は製造業社によりまちまちです。)
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専門家に確認しましたら苦土石灰や炭酸石灰は空気や水に触れると固まる性質があると言うことなので、見かけたものは別の種類(消石灰)などかも知れません。

石灰と堆肥を同時にまくとアンモニアが発生するようです。アンモニア自体は窒素の分解により生ずるものなので問題ありませんが消石灰などは一週間くらいまいたままにしておき酸度調節(中和)してから堆肥を施し耕すようです。
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くど石灰(消石灰または生石灰)で「石灰窒素」(撒いた直後虫が死ぬ)ではないですね。

機械で撒く場合ですよね。

6の方が指摘するとおり.石灰とほかのを混ぜると変なことなります。また.撒く機械は.通常の農家では1台しかありません。だから.機械の中で混ざらないように.ほじょう全体を撒き終えてから.次の肥料を撒くことになります。

石灰窒素は.有機物を腐らせる効果があります。だから.有機物に接する時間を長くするために.腐り始めるまで撒いたまま放置します。
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一般的には石灰類を撒いてからできるだけ早く土の中に入れた方が良いです。


それは本来の目的である土壌の中和、アルカリ化のためですからそのまま放置する意味がないと思います。
また、まとまって落ちている場合は雨や水分で少し固まり、後での耕耘でも分散し難く不都合です。
そして傾斜地であれば少し多く雨が降れば流れたり、くぼ地にたまるので好ましくありません。

次のURLは 社団法人 農林水産技術情報協会のホームページで
http://www.afftis.or.jp/index.html

その中で石灰の散布には4.のライムソワーを使い、撒いた跡は筋状になります。
1.プラウ(鋤・犂) http://www.afftis.or.jp/nouki/ki3b2a.htm
2.ロータリ(ロータリー) http://www.afftis.or.jp/nouki/ki3b2j.htm
3.ディスクハロー  http://www.afftis.or.jp/nouki/ki3b2o.htm
4.ライムソワー   http://www.afftis.or.jp/nouki/ki3b3c.htm

手順は近年あまり耕耘せず石灰を入れていない牧草地などは、1などを使って反転(天地返し)し、
しばらく放置後、3などで一度少し細かく砕いて、4で石灰類を撒き2で耕耘し、1週間くらい放置。
前からよく耕耘したり石灰類を投入している場合は、プラウを省き4で石灰を撒き2で耕耘します。

なぜ放置されていたかですが、勝手な見解で、
A.2のロータリを除きすべての農家が所有しているものでないので、農協や共同体に作業を委託している。
依頼された作業者の都合や順番でどんどん撒いている。
B.石灰散布は少なくとも2人作業か1人の2度作業になります。
すなわち、2人作業ではトラックで石灰を現場まで運ぶ人と、トラクターにライムソワーを装着して
現場に行き散布作業をする人で2人組。
1人ですと事前に石灰を運び、一旦戻ってライムソワーを持って行き作業をする。
水分で石灰が固まるのはよい事ではないが、雨後の水分の多い畑などでロータリ作業はもっと悪い状態に
なるので少し乾くのを待っている。
C.ライムソワーでの石灰散布は短時間でできます。例えば1反=10a=1000m2なら、
撒きはじめておよそ10分で済みますが、2のロータリでの深耕の場合は1時間以上はかかりますので、
先に点在する圃場を次々廻って石灰散布だけを行なっておき、後から順次耕耘作業を行なっている。
D.他の作業が忙しく後回しになっている。
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