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バンドでの曲を作るとき、まずコード、楽器のアレンジを考え、メロディーを作り、詞を当てていますが、どうもそのアレンジ、コードに縛られすぎていいメロディができません。もともとメロディーを思いつくのが下手なので、どうせならと思い得意なアレンジから先作っているのですが、例えばCと決められてるコードの小節で、ドミソ以外の音を入れたとき、そのバランスを考えてるといつも混乱してきて1から作り直しになります。。
いいメロディーを作るには引き出しを多く持てとかいいますが、吸収できても引き出せません。皆さんはどうやってメロディーを作っていますか?やっぱり思いつきに頼っていますか?

A 回答 (4件)

spitzerさん、こんばんは。



コードや楽器の動きを作っておいてそれを元にメロディーを作ってという方法ももちろんアリですが
それで行き詰まってしまったときは、メロディーをなんとなく口ずさんだりしてみてはどうでしょう?

楽器に触って適当に弾いて遊んでいるうちに「お?」と思ったものを
覚えておくか、楽譜か何かに書き留めておくという方法が良いんじゃないかと思います。


その場合は即興でメロディーが思い浮かべば、それにコードを付けていくという方法をとることになるので
色々試行錯誤することになると思いますが、慣れてくればメロディーを先に作る方が色々可能性が広がって良い結果を生むこともあります。

その場合は、コード理論の本などを参考にして
メロディーに対してコードを付けるための知識を深められても良いかもしれません。


それとは逆に思いつきではなく、コードからメロディーを理論的に考えるときのコツとして
メロディーにコードの「テンション」や「経過音」という音を使う方法があります。


おっしゃるとおり、コードがCなら構成音は「ドミソ」ですよね。
そのときにCに関連するコードを考えてみると、他にも色々可能性が出てきます。

例えば、CM7の構成音は「ドミソシ」です。
これはドミソに「シ」が増えただけなので
コードがCのとき、メロディに「シ」を使ってもなかなか爽やかで使える響きがすると思います。

また、Cadd9というコードがあります。
この構成音は「ドミソレ」です。
ですから、コードがCの時に「レ」が鳴ってもヘンではないはずです。


それと、コードは小節内で自由に変えても良いものです。
例えば、1小節の中で「F→G→Em→Am」と連続的にどんどん変わっても全然OKです。
ですので、「ここのコードは、なんか合わない、こうじゃない方が良い」と思ったら
コードを一部分変更してみるのもありです。


最初に書いたもう一つの「経過音」というのは、音符が連続で動くときの途中の音のことで
簡単に言うと、コードにない音でも使えるというものです。

例えば、ピアノかキーボードか何かで
「C」を弾きながら「ミ、ミ♭、ミ、ソ」と弾いてみてください。
「C」の「ドミソ」には無い音の「ミ♭」を弾いているのに違和感はありませんよね?
こういうのが経過音です。
途中に弾く音なので、短い時間なら和音とぶつかってもヘンには聞こえないということです。



それとメロディーを作るときに使える引き出しを持つ方法ですが
これは色々な曲を聴くのが効果的です。
しかしそれ以上に、色々な曲の楽譜を買ってみて
そこに載っているコードを実際に自分で覚えるまで弾いてしまうのが一番効果的です。

コードは一つ一つを覚えて自分で組み合わせを考えて使っていくもののように思いますが
実際は、自分の好きな曲など何かの曲のコード進行を覚えるのが一番です。
その曲のコード進行がスラスラと頭に浮かんでくるくらい
弾きまくって覚えるのが圧倒的に近道です。

もし楽器がない場合でも、曲を聴きながらその曲の楽譜を見て
コードを口に出してみる、書いてみるというのも効果的だと思います。


実は色々な曲を見ていると
大まかなコード進行の種類は限られていることが分かってきます。
特にポップスは、だいたいどの曲もある決まったコード進行の切り貼りでコードが作られていることが分かってきます。
そうなったらしめたものです。


自分もこんな感じで作れば良いんだと言うことが分かってきます。
そこで、色々な曲からコード進行のバリエーションを引き出しに蓄えた上で
メロディー造りに取りかかってみてください。
コード進行からだけでも、かなり色々なメロディーが浮かんでくると思います。


今流行りの曲の楽譜等を一緒に用意して、よく聴いてみて
その曲のコードや雰囲気を自分なりに真似してみるのが良いと思います。

こう書くと「それはパクリになっちゃうんじゃないの?」と思われるかも知れませんが
僕はそうは思いません。
実は、曲を真似するというのもそう簡単なことではないからです。

まずは、コードや雰囲気を真似するという特訓をすることによって
かなり作曲上達への近道になると思います。

気に入った曲を探して、それを徹底的に真似してみて
そこで使われていたコードや、楽器、リズム、雰囲気を感じて覚えるのが
メロディー作りやコード進行のバリエーションを増やして作曲していくのに一番良い方法だと僕は思います。
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追伸



作曲では、さらに、「リ・ハモ」します。再構築です。
和声は、重要ですが、

「Cコード」と、決定すること自体、音楽の表現をせばめています。

メロとは、別に、「借用和音」を、ダイアトニックコード(固有和音)に、前置してあげると、ぐっと、よくなります。

「和音の宝石」などとも、いわれるようですが、「変化(変位)和音」も、使えるようになれば、かなり、曲感がアップします。

「固有和音」だけでは、さびしいです。
「セブンス」の利用により、豊になります。

さらに、「変化(変位)和音」である、
「ナポリII度」「プラスIV度」「ピカルディ3度」など、ちょっとした理論の知識さえあれば、使うことができます。

また、「準固有和音」も、利用できます。

C調に対して、Cm調のダイアトニックコード(固有和音)を、借用する。代理するということです。

ただし、「トニック(T)I」は、だめです。
「サブドミナント(S)IV」および「ドモナント(D)V」あたりが使えます。

そうすると、ロマンチックになります。
特に、FはFmにするのは、よく、ありますね・・・

あえて、「メロ」とは「違うコード?」である「変化(変位)和音」も、覚えておくと、「お!!」(^^)/
って感じの曲になりますよ。(^^;

また、「代理コード」は、ダイアトニックコード(固有和音)の中にもありますが、その他の調にもあります。
さらに、「V7-I」も、「IIm7-V7-I」に、分割、代理することで、さらに味がでます。(^^;

また、「裏コード」の利用もいいです。
5度圏の対角線上のコードの利用ということです。

まあ、音楽理論も切りがありませんが。ぜひ、理論をおすすめします。(^^
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下記の方と、ほとんど、同じなので、こまかなことは、はぶきます。

(^^;

「オリジナル」を作曲しているわけですが、
まったく、斬新なオリジナルは、めったに、書けないと思いますよ。(^^

やはり、過去に耳にした曲が、経験となり、作曲するのだと思うので、
どのジャンルの作曲をしているのか、わかりませんが、
「習作」・・・をもっと、やるのがいいかと。

人の曲を手本に、作曲するということです。
しかし、なかなか、人より上手に作曲するのは・・・簡単ではありません。

ということは、逆にいうと、人より、自分は、劣っている。ということだと思います。
なので、まずは、人と同じレベルになるよう「習作」をおすすめします。
「メロ」についても、同じことです。
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また、「音楽理論」について、

例えばCと決められてるコードの小節で、ドミソ以外の音を入れたとき、そのバランスを考えてるといつも混乱してきて1から作り直しになります。。

この文面からして、あまり、わかっていないように感じました。
下記は、硬派の「作曲」についての基本的な音楽理論が、解説されていますので、よければ、どうぞ。

Cと決められてるコードの小節で、ドミソ以外の音・・・
についても、参考になるでしょう。

ちなみに、
「Cコード」であっても、「全ての音」を使うことが、できます。
ド。ド#。レ。レ#。ミ。ファ。ファ#。ソ。ソ#。ラ。ラ#。シ。

というように、「コードトーン(内音)」以外の音である、
「外音」レ。ファ。も、使っていいのです。

また、「黒鍵」の音である、「半音」ド#。レ#。・・・なども、使えます。
ただ、でたらめには、使えません。

「内音」「外音」「半音」の順に、比重をおかなければ、おかしくなります。

具体的なことは、下記の方のようなことですが、理論などを、勉強すると、よく、わかりますので、どうぞ。
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また、「転調」したり、「スケール(音階)」の変化によっても、まったく、違う感じになります。

JAZZでは、「モード」という、いろんな、「スケール(音階)」を使ってます。
「長音階」「短音階」以外にも、いろいろな、「スケール(音階)」があるので、味がでます。

「転調」も、「モード」的に。また、「スケール(音階)」の位置に対する、メロラインを、工夫することによって、大変、いい味がでます。

かなり、理論的には、説明もむずかしいので、このサイトを参考にしてください。
同じようなメロでも、「えっ!」て感じに、なれる・・・かも (^^;
http://www5d.biglobe.ne.jp/~sak/sak/index.htm

参考URL:http://www5d.biglobe.ne.jp/~sak/sak/index.htm
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やはり原則的にはメロディが先ではないでしょうか?、もちろん例外もあるのですが。



楽曲を作っていると不思議なメロディラインとめぐり逢うことがあります、それは、「コードとまったくかみ合わないのに自然に聞こえる」ものです。

考えてみると、和声音を外している部分(非和声音)を効果的に使うことが個性的なメロディの鍵になっているような気がします、作る手順は確かに人それぞれのものがあると思いますが、非和声音を踏むことをそれほど警戒することはないと思います、自分で美しいメロディだと思ったら、迷わずに非和声音を踏んでみてください。ちなみに、僕はメロディから作る派で、過去に300曲近く書きました、アマチュアですが。
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