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今度、初めてギターのシールドを自作しようとしています。

それでお聞きしたいことは、自作シールドにおいて、フォーンプラグの質や値段によって音に変化は出るのか?ということです。
値段の張るスウィッチクラフトのプラグなどは伝導率など、何かいい点があるのでしょうか??

それとたまに見かける、両端とももフォーンプラグになっていて、エフェクターに直結できる形のプラグがあります。あれは通常のパッチケーブルよりも音質は下がるといったことはあるのでしょうか?
私としては余計なケーブルを介さない分、音質は下がらないのでは?と考えていますのでどなたかご教授いただけると嬉しいですw

A 回答 (2件)

はじめまして、時々PAのオペレーターをやっている立場から、書き込みさせていただきます。



ギターのプレイヤーさんが楽器・エフェクター・アンプ間接続で多用されているフォーンプラグつきのシールドケーブルですが、ライブ中に「ぶーん」というノイズに悩むことが多いポイントです。楽器のジャック部分での接触不良や、シールドケーブルの断線というトラブルが多いことは、suzuhito69様もよくご存知では?

シールドケーブルを自作するときには、気持ちよく演奏できるように安心して使えるケーブルにしたいところでしょう。部品の質が気になるご心情をお察しします。

switchcraftやcanareなどの有名メーカー品は、プラグのボディを作る材料や、端子の接触部分に施すめっきの材料とめっき層の厚さ、全体の仕上げや寸法差の管理が行き届いていて「接触不良が起こりにくいプラグ」になっています。端子部分で接触が悪くなって中途半端に信号が通っている状態だと、ガッツのないヘタレた音になったり、音量感がなくなったり、おかしなひずみがついた音になったりします。接触不良の少ない、音を悪くするトラブルの小さいプラグ=すっきりした音が出せる、と考えておいてください。

実際にどのプラグを使うかですが、switchcraftという手もありますが、canareのF15という製品が手に入りやすくて仕上げも加工性もよく、値段的にバランスがいいかと存じます。私もこのプラグでパッチケーブルを作っていますが、しっかりしたつくりで安心して仕事ができます。

ギターやエフェクターのフォーンジャックは、使い込むほどに端子部分の酸化(ひどいときはサビ)・ばね性劣化で接触不良を起こしやすくなってきます。(その点、大事なギターはジャック部分のリペアを時々してあげるといですよ)「両端フォーンプラグのアダプター」ですが、BOSSのフットスイッチエフェクターのように小型のエフェクターを複数組み合わせて使う用途に特化されているんだと思うのですが、演奏中足で踏む「力がかかる」エフェクター同士をこれでつなぐと、「踏まれたエフェクターにかかった力がアダプター経由で隣のエフェクターにかかる」ため、よけいな力をケーブル部分で吸収してくれる短い両端フォーンのケーブルよりも「エフェクターのフォーンジャックに負担をかけそう」で、私はあまりおすすめしたくありません。「音はどう?」といわれると、「アダプタープラグの材質による音への色づけ」「ケーブルによる音への色づけ」と双方とも不利要素は持っていますので、「ケーブルを使わないから音がいいとは限らない」としかいえないのが現実です。

自作ケーブルでは、楽器屋さんで切り売りしてもらう「ケーブル-線材」にも気を使ってください。安かろう悪かろう線材だと、ライブ中に激しい動きをするギターの楽器の動きによる振動・曲げ伸ばしという過酷な扱いですぐに中の線が切れてしまい、トラブルに見舞われます。オーディオ用で高価なケーブルが多数ありますが、一度敷設したらそうそう動かさない使い方を想定して設計されたケーブルではステージですぐにぼろぼろになって、音のよさどうこうを問う前に「音が出ない・ノイズが乗る」ということになる危険性もあります。ステージで実績のあるところで、canare L-2T2Sなどを基本にしてみてください。

半田付けのテクニックも問われるところですが、ICなどと違い、多少の熱では部品が壊れる心配はありませんから、少しだけこてを当てる時間を長めにして、線材に半田をしみこませてください。何度か使っていると「半田付けしたところで割れて線の芯がプラグから外れる」という失敗を、私は若いころよくやりましたので...(^^;;;

もしブームのマイクスタンドが手元にあれば、作業するときに自分の左に立ててブームを目の前・目線の20cm下あたりに横に出し、半田付けするプラグをコピー用紙できつく巻いたものをガムテープで止めると、ヘルパー代わりで作業効率が上がります。お試しを~

丈夫でいい仕上げのケーブルもプラグも寿命があります。8の字巻きで保管しても曲げ癖が取れない、線が買ったときよりも腰がなくなって「だらしないやわらかさ」が出てきたら、トラブル防止と気分転換で新しいシールドケーブルを手当てしてやってください。

気持ちいいプレイが生まれますように~
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この回答へのお礼

長々とありがとうございましたw遅くなってすいませんでした。
シールド、プラグまででなくお勧めの素材なども教えて頂きありがとうございます。自分も情報を探し回ったのですが、両端がプラグのアダプターに関しての上方が驚くほど皆無でして本当にありがたいですw
実際に自作のために情報収集するとカナレの評判の良さがあがりますね。手軽さゆえにあなどっていた素材だと思います。
お教えいただいた方法も参考に自作にとりかかろうとおもいます。

この度は本当にありがとうございましたw

お礼日時:2006/08/07 20:45

こういうのは主観が強く入るうえ,物理計測データでは差が出ないことがほとんどなので,自分の気のすむようにするのがベストです.


もちろん,粗悪なケーブルやプラグ,あるいは不適切な端末加工処理などは明らかにおかしなことになりますが,そうでないなら「音質」に対する影響は主観の範囲を出るものではないでしょう.
エフェクター用のコネクタプラグも同じですね.
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