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パルス・チェイスの実験というものについて教えてください。ネットや図書で探してみて、小胞輸送に関するもののように把握しているのですが、詳しい実験内容を知りたいです。
また、小胞輸送に関連して、コムギ胚無細胞系の実験というものがあるようなのですが、これもご存知の方がいらっしゃれば教えていただけると幸いです。

どちらについてでも、ご存知の方がいらっしゃれば、ご教示ください。よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

パルス・チェイスは35Sメチオニンなどを一定時間取り込ませて、その後35Sメチオニンを除き時間経過を追うという実験です。

したがって35Sメチオニンでラベルされたタンパクが合成されて輸送される過程を見ることができます。35Sメチオニン以外でもこのような実験は可能と思います。1度温度感受性の変異株を用いて一定時間温度をシフトさせて時間経過を追った実験を見たことがあります。また、パルス・チェイスは小胞輸送に限らず幅広い実験で応用できます。例えば代謝産物の前駆体を一定時間取り込ませてどのように代謝されるかを見るなどです。
コムギ胚無細胞系は私の知る限りではin vitro translationで使います。小胞輸送に関連した実験に関してはよく分かりません。

この回答への補足

回答ありがとうございます。
パルス・チェイスの実験は理解できました。
コムギ胚無細胞系の実験について、in vitoro translationという実験をご存知とのことですが、もしよろしければご教示願いませんでしょうか?

補足日時:2006/08/04 15:45
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コムギ胚無細胞系のin vitro translationはこちら(下のURL)をごらんください。

プラスミドやmRNAから試験管内でプロテインを合成するシステムです。

参考URL:http://www.promega.co.jp/Cre_Html.php?pGMPID=080 …
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この回答へのお礼

重ね重ね回答ありがとうございます。
このような実験系があるんですね。勉強になりました。

お礼日時:2006/08/05 22:35

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