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毎度お世話になります。
以前、MacFanに掲載されていた記事ですが。PowerPCは無闇にクロックアップすると、
処理速度が却ってダウンするとの事?です。これは本当なのでしょうか。
IBM製CPUからIntel製CPUへの移行に何か関係しているのでしょうか。
私はエンジニアではないので、簡潔にご回答頂ければ幸いです。
どうぞ宜しくお願い致します。

A 回答 (6件)

> Windowsマシンにおいても、IntelCPUの発熱問題は無視できないことからも


> IntelCPUはUNIXに向いているCPUと言うことかも知れませんね。
> (後述頂いた家電品にPowerPCが採用されていることからも推測いたしました)

そうではないと思いますよ。
キーワードは「急がば回れ」です。
Intelは、発熱・電力消費問題を、プロセッサを一から開発し直すことで解決しました。もちろん微細技術の進歩などもありましたが、最大のポイントはここです。
PowerPCは、IBM、Motorola、Apple三者が共同で一から開発したプロセッサです。Appleは新プロセッサでMac OSを稼働させることを考えていましたが、IBMは自社製UNIXというべきAIXを稼働させることを頭に入れて、PowerPCの開発に取り組みました。つまりPowerPCはMac OS向けであるとともに、UNIX向けのCPUだったのです。IBMはのちに、ワークステーション専用のPower4というCPUをPowerPCベースに開発します。そしてそれが逆にパソコン用にフィードバックされて、PowerPC G5となります。元がワークステーション向けなので、発熱を抑えるのはたいへんだったようです。ノートブックに搭載できるものにするには、一から開発し直すしかなかったでしょう。
IBMは、次期PowerPCについてAppleと協議している間、SCE、Nintendo、Microsoftともプロセッサに関する協議をしていました。Play Station III、Wii、Xbox 360のためのプロセッサであることは、いうまでもありませんが、これらの開発も、PowePCで培った技術を基盤にできるとしても、一からの開発に違いはありません。
いずれも一からの開発ならば、そしてどちらも同時に開発できる余裕がなければ、ということで、Appleとの協議の方を優先事項から外したとしても、不思議ではないでしょう。

Apple(というより、Stebe Jobs)は、今後、Intel Coreプロセッサについて、いろいろ賛辞を並べ立てることでしょうが、あくまでもリップサービスと捉えたほうがいいでしょう。5年、10年のスパンで見ていけば、まだまだ二転三転があるように思えます。もちろんAMDへの乗り換えは、あたりまえのようにあり得る話です。
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この回答へのお礼

再度回答頂き、誠に有り難うございます。

IntelCPUは発熱・電力消費問題を解決するべく開発されたプロセッサであり、PowerPCはUNIXの為に開発されたが、
ワークステーション専用のCPUで有ったため、家庭用のコンピューターとしては発熱問題等クリアできない問題が
多々有ったと言うことですね。

今後AppleがIntelCPUに見切りを付ける可能性も十分に有ると言うことですね。この質問で知識が大幅に広がった
気がします。

ご協力感謝致します。

お礼日時:2006/09/10 23:09

PMG5の上位モデルが「水冷」であったのに対してIntelMacProは一般的な「空冷」です。


熱に関してはPowerPCG5よりもXeonの方が有利だった事に間違いはないでしょう。
また、PMG5がリリースされたばかりの頃Appleは直ぐに3GHzに達すると発表していましたが実際は2.7GHzが限界で、そして2.5GHzにダウンした経緯も有ります。

IntelのPentium4にしてもPowerPCに対してクロック数では倍ほどのものあり「クロック数至上主義」的なところが有りましたが、結局行き詰まってしまい今度は「クロック数ではない」と云うスタンスに手のひらを返したようになりました。
これも熱問題でもうどうにもクロック数を上げる事が出来なくなったからです。

IBMの考えとAppleの要求が少しずつずれていった事も原因でしょう。
PowerPCを採用しているパソコンはアップル製品のみだったのでIBMとしても大量に作る事のないApple用に専用のCPUを造る事はしなかったようです。
現在PowerPCはゲーム機やカラーレーザーコピー機などのCPUとして採用が広がっています。
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この回答へのお礼

回答誠に有り難うございます。

>熱に関してはPowerPCG5よりもXeonの方が有利だった事に間違いはないでしょう。
Windowsマシンにおいても、IntelCPUの発熱問題は無視できないことからも
IntelCPUはUNIXに向いているCPUと言うことかも知れませんね。
(後述頂いた家電品にPowerPCが採用されていることからも推測いたしました)

ご協力感謝致します。

お礼日時:2006/09/10 17:02

CPUの速度と発熱温度はPowerPC以外でも結構有ります。


同じクロックのMacintoshとWindowsを動作していると、Windows
の方は膝が『火傷』する位熱く成ります。
そんなCPUを使用するメリットは速度の問題では無いと思っています。
さてクロックアップもあまり上げすぎるとCPU自体が熱暴走して、
フリーズしますので、冷却の兼ね合いでアップ出来る速度はおのずから
決まってしまいます。
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この回答へのお礼

回答誠に有り難うございます。

>CPUの速度と発熱温度はPowerPC以外でも結構有ります。
>そんなCPUを使用するメリットは速度の問題では無いと思っています。
IntelCPUでも発熱問題は完全にはクリアできなかった訳ですね。
他の回答者様が仰有るように、IntelCPUはUNIXに向いたCPUということかも
しれませんね。

ご協力感謝致します。

お礼日時:2006/09/10 16:56

嘘か真か、公式か非公式か、もう覚えていませんが、Intelへの移行の理由として、


「G5のクロック数がこれ以上上げられない事」が挙っているのを見た事があります。

PowerMacG5のあのでっかいヒートシンクを見れば、なんとなくあれ以上クロックアップすると熱の処理ができないとしても納得できます。
熱の処理ができなければ、No.2の方の説明の通り、パフォーマンスを下げざるを得ません。

よって、"PowerPCは無闇にクロックアップすると、処理速度が却ってダウンする"というのは本当な気がしますし、Appleは当然「さらにクロック数を上げたい」と考えていたはずですので、その意味でCPUの移行にも関係しているような気がします。

ですが、私も残念ながらエンジニアではありません^^;
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この回答へのお礼

回答誠に有り難うございます。

>PowerMacG5のあのでっかいヒートシンクを見れば、なんとなくあれ以上クロックアップすると
>熱の処理ができないとしても納得できます。
私は発熱問題を甘く見ていたようですね。PowerMacにおいては音がうるさい、
ノートパソコンにおいてはパームレストが不快(iBook)その程度にしか捉えていませんでした。

ご協力感謝致します。

お礼日時:2006/09/10 16:51

> 以前、MacFanに掲載されていた記事ですが。

PowerPCは無闇にクロックアップすると、
> 処理速度が却ってダウンするとの事?です。これは本当なのでしょうか。

発熱問題でしょうね。
PowerPC G4/G5を搭載しているMacintoshは、温度センサーが取りつけられており、筐体内部の温度を測定して、冷却ファンの動作や、CPUのパフォーマンスの調整を行っています。
無理なCPUのクロックアップをすると、筐体内部の温度が想定内に収まらなくなり、それはとうぜん冷却ファンによるクールダウンで追いつかなくなるので、CPUのパフォーマンスを下げるという手段に打って出るという次第です。

> IBM製CPUからIntel製CPUへの移行に何か関係しているのでしょうか。

正確に言うと、PowerPCは、IBMとMotorola(現Freescale)の共同開発です。
なにも関係していません。
しかし、PowerPC G5の発熱と消費電力を、ノートタイプに装着することが可能になるまで、IBMが押さえることができないために、Intel CPUへの以降をAppleが決断したというのは、事実のようです。
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この回答へのお礼

回答誠に有り難うございます。

>無理なCPUのクロックアップをすると、筐体内部の温度が想定内に収まらなくなり、
>それはとうぜん冷却ファンによるクールダウンで追いつかなくなるので、
>CPUのパフォーマンスを下げるという手段に打って出るという次第です。
発熱問題は大きいのですね。水冷にしても間に合わせの手段でしか無かったのかも知れませんね。

>PowerPC G5の発熱と消費電力を、ノートタイプに装着することが可能になるまで、
>IBMが押さえることができないために、Intel CPUへの以降をAppleが決断したというのは、
>事実のようです。
ノートパソコンの発熱問題が解決できなかったのが決め手だったと言うことですね。

ご協力感謝致します。

お礼日時:2006/09/10 16:45

PowerPCはクロックアップに対する余裕が少なく、理論値だけで無理なことをさせるとその周りのものとの関係が上手くいかなくなってしまいます。



IBM製CPUからIntel製CPUへの移行
はAppleの開発費等の削減のためでPowerPCに限界を感じたわけでもないでしょうね。ただOSがUNIX系になったのでIntel製のCPUの方が開発がやりやすかったという原因もあるかもしれませんね。
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この回答へのお礼

回答誠に有り難うございます。

>PowerPCはクロックアップに対する余裕が少なく、理論値だけで無理なことをさせると
>その周りのものとの関係が上手くいかなくなってしまいます。
アーキテクチャーに問題が有ると言うことですね。

>OSがUNIX系になったのでIntel製のCPUの方が開発がやりやすかったという原因も
>あるかもしれませんね。
WindowsでもIntelCPUが採用されていることからもPowerPCよりもIntelCPUの方が
優れたCPUなのかも知れませんね。

ご協力感謝します。

お礼日時:2006/09/10 16:35

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