旭化成ホームズの外壁のへーベル板と積水ハウスの外壁であるダインコンク
リートについて教えてください。
私の認識
○へーベル
発泡コンクリートで、気泡は細孔でつながっていおり、吸水性あり。
→気泡がつながっているので、かなりの吸水性があるので外壁として使
用するには、へーベル板に塗装をして水分の進入を防ぐ必要がある。
→気泡でつながっているので、へーベルによってある程度の湿気のコン
トロールが可能
吸水性があるので、吸水時の水の氷化によりへーベル板が壊れる可能性が
あるので東北以北にには建築できない。
○ダインコンクリート
発泡コンクリートで、気泡が独立していおり、吸水性あり。
→気泡が独立しているので、吸水性はへーベル以下であるが、ある程度
の吸水性はあるので塗装して外部からの水分の浸入を防ぐ必要がある。
→気泡が独立しているので、気泡内に湿気を貯めたり蒸散させることが
困難であるので、湿気のコントロールはあまり望めない。
吸水性が少ないので、東北地方以北でも建設可能
質問1
上記の認識は正しいでしょうか。
細かい部分でも結構です。何かご存知の事項がございましたらお教えく
ださい。
質問2
ダインコンクリートも数十年に一回、外壁に再塗装をする必要があるので
しょうか。また必要な場合その費用はへーベルと比較して安いのでしょうか。
※質問の補足。積水ハウスの営業マンが営業トークで、へーベルは15年く
らいに一回再塗装が必要なので、購入後にお金がかかりますよ。当社の
製品はそうではありません。と言われてへーベルは再塗装が必要な事を
知り、色々調査しました。
以上、長文をお読みいただきありがとうございました。
よろしくお願いいたします。
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
No3です。
>湿気を透過とは、室内~室外(ALC内側と外側)において湿気が透過するという意味でしょうか。
いいえ違います。
ALCの内側とは室内ではなく壁内です。
壁内に湿気が溜まらないよう、ALCを透過して壁外(屋外)へ排出させるのです。
>そういたしますと外側のみ湿気を遮断する塗装を行いますと、夏季において室内が高湿度である場合、透過せずALC内に湿気が貯まるだけだと考える次第です。
ALCの塗装には”呼吸形・透湿・防水形仕上塗材”と呼ばれる透湿性と防水性を兼ね備えた塗料が使用されます。
ですから、ALC内にだけ湿気が溜まるということはありません。
住みやすさを考えて、壁にある程度の調湿機能を持たせるという考えは、漆喰、珪素土などの塗り壁(又はシナベニアの板壁、機能系クロス+石膏ボード etc..)を使って内壁側に施しますが、メーカー系高気密住宅では、室内~壁内の湿気を完全に遮断するような気密施工がなされています。
再度のご回答ありがとうございます。
>ALCを透過して壁外(屋外)へ排出させるのです。
>呼吸形・透湿・防水形仕上塗材
なるほど、そんな便利な塗装があるのですか。勉強になりました。
>ALC内にだけ湿気が溜まるということはありません。
なるほど。壁内側に湿気が貯まらずに外に排出されますから、かなり
メリットを感じます。壁内に鉄骨がありますから、その辺りが結露し
たら一溜りも無いですから心配しておりました。
非常に有意義な情報をありがとうございました。
No.5
- 回答日時:
両者の比較ではないですが、塗装費用について・・。
私も自宅新築の際に、へーベルを検討しました。
営業に外壁のメンテナンス費用を確認したのですが、なかなか答えてもらえず、
「見積もり明細にある足場費用と外壁塗装費用が15年ごとに再度かかる感じですか?」
と尋ねたら、「そうなりますね・・」って言ってました・・。
15年で200万で60年で800万です・・。
営業さんは長期保障を謳っていますが、その保障を得る為にはメンテナンス費用に1000万ほど追加で支払わねばなりません。
私は、住宅ローン以外にそんな予算出せそうにないのでへーベルは辞めました・・。
あとへーベルについては、こんなページもありますね。
参考URL:http://ii-ie.com/cgi-local/iiiewwwlng.cgi?print+ …
ご回答ありがとうございます。
ご回答者さんはお若いのですね。60年後まで試算できるなんて羨ましい。
私の場合は15年周期で補修が要るとしても、2回。余程運がよくないと
3回目の補修工事はできません。
色々な話を総合して、私は18年で補修すると試算して3回目の補修のかなり
前に天寿を全うする(平均余命+10年生きるとして)と試算しております。
(妻も3回目までは多分生きられないでしょう)
よって死ぬまでに400万円の補修費用ですから、一般的な木造住宅の補修費
よりも安いくらいです。
私の死後は、子供が住みたければ自分で補修し、壊して新しい住宅を建築し
てもそれは子供の自由ですので、60年後まで試算する必然性がありません。
積水ハウスのダインコンクリートの方が補修費用が安いわけでもなさそうで
すので、外壁材以外の部分で比較検討したいと思います。
お若い方は60年後の心配までしなければなりませんから、大変ですね。
No.3
- 回答日時:
異なる2つのHMで、外装材だけの性能を比べるても意味がないとは思いますが、ご質問に沿って回答させていただきます。
質問1
概ね正しいと思います。
但し、No1の方が指摘されているとおり、外装材で”湿気を貯めたり蒸散させる”必要はありません。 湿気を透過させれば良いだけです。
両者の性能だけを比較すると
透湿性・・・・ヘーベル>ダインC
強度 ・・・・ダインC>ヘーベル
という事になります。
ダインCの標準が50mmに対し、ヘーベルは75mmを採用されているのは、その辺の理由もあるのかと思います。
質問2
塗装自体の耐久性に関して、両者の差は無いと思います。
但し、外装材の継ぎ目となる目地部分のコーキングには、外装材の厚みや重量が増すほど負担が大きくなりますから、ヘーベルの方が若干不利かもしれません。
両者とも関連会社(積水ファミエス、旭化成リフォーム)によるメンテナンスを推奨していますが、新築時のセールストークとは関係なく、両者とも10年点検時には
外壁のメンテナンスを強く勧めてくる様です。
なおNo1さんへの補足に
>発泡コンクリートの吸水性はデメリットのみであり
メリットは無い事になるのでしょうか?
とありますが、鉄骨系住宅にはコンクリート系外装材がベストマッチであることは、疑いようがありません。
構造体として鉄骨系が木質系に劣るのは何といっても断熱性能ですので、足りない性能を補う為には断熱性の高い外壁材が必要なのです。
ご回答ありがとうございます。
非常に参考になりました。
ただ一点だけ、再質問の愚をお許しください。
>外装材で”湿気を貯めたり蒸散させる”必要はありません。 湿気を透過させれば良いだけです。
湿気を透過とは、室内~室外(ALC内側と外側)において湿気が透過する
という意味でしょうか。そういたしますと外側のみ湿気を遮断する塗装
を行いますと、夏季において室内が高湿度である場合、透過せずALC内に
湿気が貯まるだけだと考える次第です。
すみません。理解力が足りませんのでこの程度までしか理解できません。
お暇がございましたらご回答願いますと幸いです。
No.2
- 回答日時:
重複しますが、塗装はどっちも必要です。
金額もそれほど差はないでしょう。
ALCは塗料も吸収しますので、専用の下塗りをすることもあり、
幾分かかる「かも」しれませんがあまり気にする程ではないかと思います。
吸水して凍って壊れる。凍害ですね。ALCは吸水しやすいから起こりやすいと言われていますが、
一方、空隙が多いので凍った時の体積膨張を緩和できるとも言われていて
本当のところどっちなのか知りません。すいません。
弁護する気は一切ないですが、旭化成社員曰く、
「東北以北のみならず○○地方(忘れました)でも営業していません。
職人の育成に手間かけているので新規開拓に遅れをとっているだけで、気温条件で東北以北に営業していないわけではない。」だそうです。
本当かどうかは分かりません。
断熱ですか。熱って基本的に比重が重いほど伝わりやすいんですよ。
気泡コンクリートにすることで軽くなり、普通のコンクリートより断熱性はあります。
が、やっぱりコンクリートなんですよ。
断熱材に比べれば些細なものです。
吸水性はデメリットのみですよ。
水を吸う→気泡が水で埋まる→重くなる→断熱性の低下。です。
凍害の危険性も捨て切れませんし。
長々と失礼しましたが、各メーカー材料に熟知しているわけでないので
一般論として参考意見とされてもらいます。
ご回答ありがとうございます。
>東北以北のみならず○○地方(忘れました)でも営業していません。
私の住む予定地から、数km北は建設できない地域なっています。
(私はギリギリ営業地域内です)
私の住む地域は、最低温度がマイナス5度より下がる事はありませんし
積雪も30cm以下です。数km北でもそれほど気温差はありませんから、
単に営業政策だけなの(かも)しれませんね。
>吸水性はデメリットのみですよ。
なるほど。吸水性はデメリットのみなのですか。
それでは、外面の塗装は非常に重要なのですね。
ありがとうございました。
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