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「ソフトバンクが携帯電話事業を証券化する」というニュースがありました。国内的にもめずらしいとのことですが、「事業を証券化する」というのはどういうことなのでしょうか?
ご存知の方よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

社会関係のカテにはあまりいらっしゃらなかったようなので、#1ご掲示のリンクを理解されるための概念の考え方だけご説明します。

非常に荒っぽい説明になりますがご容赦を。

まず、「証券化」という言葉の意味はご理解いただけておりますでしょうか?
不動産や債権等の証券化が有名で、これに関連してわかりやすい図表も出ているので、とりあえず↓をご覧ください。
http://www.tokyoreit.co.jp/text/secu_scheme.html
「証券化」とは、あえて悪い言葉を使えば、保有資産の切り売りの一種です。
不動産や会社の事業というのは売るにしても高いしリスクも限定しにくい売り物です。なかなか買い手も付きません。では、これを高くない程度の値段にしてリスク管理できる程度の買い物にしてしまえば買い手は付くでしょうか?つくこともあるでしょうね。
これを可能にした一つの方法が「証券化」です。単体で買うと値段もリスクも高い買い物になる保有資産を信託銀行等に信託してその信託受益権(信託による受ける目的物件の賃料(不動産の場合)、利息(債権の場合)、営業収益、営業外の知的財産権等の利用対価等の利益を受ける権利等を含みます)を特別目的会社(中間法人等を使うケースもありますが、SPCまたはSPVと呼ばれる法人をいいます)等に譲渡、この特別目的会社等が小口に出資等を募ることで資金を調達すること等が、荒っぽく言えば「証券化」です。
この調達された資金は、特別目的会社等を通してもとの保有資産の保有者(オリジネータ)に譲渡代金として還流されます。
こうすることで、会社は資産を持たない経営をとりつつ(「資産」は特別目的会社に移転してますから)資金調達できるというメリットがあります。なおかつ、譲渡した資産はまったくの第三者に売却したわけではないのですから、資金さえ用意できれば最悪後で買戻しする余地が残るメリットもあります。

会社の事業といえど、会社にとっては金銭評価に耐えうる資産価値がある「もの」(資産)です。そこで、リンクの「不動産」とあるところを、この場合ソフトバンクの携帯電話事業と読み替えて、携帯電話事業を証券化して資金を調達するぞ、というのが今回のニュースでいわれていることとご理解いただければよろしいかと。会社分割して携帯電話事業を分社化することとの違いは、この携帯電話事業がまったくの外部の手に渡るわけではない点にあります。

日本では事業の証券化となると実例が無いだけに、有望ながらも法的には適切なルールが完備きれいるとは言いがたくまだまだ課題の残る制度ですが(#1ご掲示のリンクの論文参照)、今日までの株価を見る限り市場では好感を受けたようですね。

ご理解の助けとなればいいのですが…。
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簡単に言うと、携帯事業を証券化する笑


ということなんですが、説明するのは難しいですね。

S&Pがレポートを作成しているので、参考URLをどうぞ

参考URL:http://www.standardandpoors.co.jp/site/media.do? …
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