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できれば専門家の方に、お願いします。
私の65歳になる母は3年前気管支拡張症と診断されました。それ以来肺炎の予防という理由でエリスロシンをずっと服用しています。量は1日800mgです。(400mgを1日2回)
最近になって軽い肺炎をおこしたのですが、フロモックスを4日飲み症状はおちついています。
肺炎と診断されたのは今回が初めてです。
肺炎になったことで初めて、今までの経緯を知り、疑問と不安が生じました。
3年間、抗生物質(エリスロシン)を服用して副作用は大丈夫でしょうか。
エリスロシンの長期服用が本当に肺炎の予防になるでしょうか。
耐性菌を増やしているだけではないか?そうだとしたら調べる方法、治す方法はあるでしょうか?
といったことについて教えてください。
この肺炎の症状が落ち着いたら、別の病院を母に勧めようと考えていますが、その前にご意見をお聞かせ下さい。よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

この場合のエリスロシン(抗生剤)は細菌を殺す目的で投与していません。


マクロライド系抗生剤の長期投与という特別な用法で、少量を長期にわたって飲む事で抗菌作用とは異なる作用があると言われております。
言われているというのは、まだはっきりわかっていない部分が多いのですが、粘液分泌抑制作用や、細菌が作る防御膜「バイオフィルム」破壊作用などが考えられています。
びまん性汎細気管支炎(DPB)、慢性気管支炎、喘息、さらに慢性副鼻腔炎や滲出性中耳炎などに使用され有効性は証明されています。
おそらく主治医に聞いても同じ事を言われると思いますが、納得できるまで話し合ってみてください。

余談になりますが、最近「セカンドオピニオン」という言葉だけが独り歩きして何でもかんでもセカンド…と言う回答が多いのですが、本来の意味は「主治医の説明で十分納得したうえで、さらに専門家の意見を求める事」です。まずは主治医に説明を求めましょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。マクロライド系抗生剤少量長期投与という用法にあたるのですね。少し安心しました。今回肺炎になってしまっているのですが、やはり今後も続けたほうがよいと思われますか?確かに主治医に説明を求めるということを抜かしていましたので、診察時に付き添って質問をすることにします。

お礼日時:2006/10/03 23:51

#1です。



>やはり今後も続けたほうがよいと思われますか?

これは主治医に判断してもらってください。
肺炎の予防といっても、エリスロシンを飲んでいたら肺炎にならないというわけではないですし、細菌感染を起こさないわけではありません。
#1で回答しました、「粘液分泌抑制作用や、細菌が作る防御膜「バイオフィルム」破壊作用」は気管支の状態を改善したり、細菌感染しても重症化しにくくする作用ですので。

もしいままで、肺炎になって点滴治療が必要であった、入退院を繰り返していたなら、内服4日程度で改善しているので効果はあった(重症化していないという点で)と考えられます。

おっしゃるように耐性菌の問題もゼロではないですが、医師はリスクとベネフィットを考慮して投与していると思いますので十分コミュニケーションを取ってください。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。あれこれ心配するより、まず主治医とコミュニケーションをとることが必要ですね。母は心配な気持ちもあるのに、質問はしづらいようなので一緒に行くか、質問の仕方をアドバイスするなどしてみます。

お礼日時:2006/10/10 06:48

エリスロシンの少量長期投与は確立された治療で、


慢性気管支炎、気管支拡張症、慢性副鼻腔炎(蓄膿)などに明らかな効果が期待できます。
強い薬ではありませんが、もちろん副作用に気をつけながらの治療です。
まったくNo.1の方のおっしゃるとおりです。
お大事に。
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