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バカらしい質問ですいませんがお聞きしたいことがあります。
物質が違えば密度や、電気抵抗率、比熱、熱膨張係数 etc いろいろ違うわけですが、なぜこのように物質が違うとこれらのものが変わるのでしょうか?
やはり原子や分子量が物質によって違うからという理由でよいのでしょうか?
もし良かったら教えて下さい。

A 回答 (1件)

物理屋の siegmund です.



バカらしい質問なんてことはないです.
それどころか,物性物理学の基本的問題と言えます.

一番違いをもたらすのは,原子あるいは原子団の結合の仕方でしょうか.
絶好の例が炭素で,炭素だけからできている物質でも,
ダイヤモンド,黒鉛,フラーレン,カーボンナノチューブ,etc,と全く性質が異なります.

どういう結合の仕方が可能かは,物質を構成する原子の種類によって決まります.
同族の原子は同じような結合の仕方をしますから,原子を同族のものに置き換えると
物質の性質も似ていたりします.
例えば,塩化カリウムと塩化ナトリウム,など.
いや,でも単純に行かないものもありますね.
周期表で酸素の下は硫黄ですが,水と硫化水素はずいぶん違いますね.

あとは,温度によっても違いはおおきい.
氷と液体の水は全く違うし...

圧力にもよります.
絶縁体に圧力かけると導体になったり....

いろいろな条件が物質の性質どういう違いをもたらすかを研究するのが
物性物理学という学問であると言ってもいいでしょう.

多少支離滅裂みたいになりました.
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