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エレキギターに用いられるスウィープについて質問なのですが。

ピッキングは角度を変えて滑らかにといのは理解できるのですが、押弦する左手はどうすれば良いのか分かりません。

例えば『5弦12f→4弦11f→3弦9f→2弦10f→1弦9f』のダウンスウィープがあるとして、この場合コードやアルペジオを弾く時のように押弦可能な弦を同時に押さえておきピッキングするのか、それともピックが弦にヒットする直前に押弦してヒットしたら離して次の弦へという風に同時に2の弦を押さえることは無いのか、また他の方法なのか疑問です。

好きなギタリストがスウィープを使用するため練習しているのですが中々上達せず困っています。

是非、コツ等もお答え頂けると有難いです。
面倒な質問ですがご回答よろしくお願い致します。o(_ _)oペコッ♪

A 回答 (2件)

 まず結論から書くと、スウィープピッキングの際には、各音を出した後にミュートして音を止めることが必要となりますので、コードフォームも部分的には使用するものの、場合に応じて様々なフィンガリングパターンを駆使しないと弾けないことになるものです。




 スウィープピッキングとは、ピッキングの弦移動の際に、ダウン/アップピッキングを交互に繰り返す”オルタネイトピッキング”では無く、ダウンまたはアップのみの1方向のみのピッキングを連続して行い、無駄な動作を省いて速度を向上させる”エコノミーピッキング”を多弦に渡って繰り返した場合の名称です。

 スウィープピッキングにおけるフレーズでは、コード(和音)の構成音を1つずつ弾く”分散和音(ブロークンコード)”が多くなりますが、これは、ギターでの一般的なコードアルペジオとは異なり、一度弾いた音を伸ばしたままにはせず、次の音が出る前に止めて区切りながら弾くべきものです。
 ピアノ等では、鍵盤を上げれば自然に音は止まりますが、ギター等の弦楽器では、そのようにはいきませんので、右手/左手共に積極的にミュートを行い、各弦の音を確実に区切りながら弾くことになります。

 音を出す場合には、右手でブリッジミュートを行ないながら出すハーフミュートのような音ではマズイわけですので、左手側はミュートのために単音弾きに近いような状態でフィンガリングを行っていくことも多いものとなります。
 もちろん、通常のコードフォームをもとにしてのパターンもありますので、人差し指でのセーハ(バレー)の体勢も使うことになりますが、この場合でも、決して人差し指で1弦から6弦までを一気に押弦するわけではなく、指位置を移動させながら、弾く弦のみを部分的に押さえ、その他の弦は指先や指の腹部分でミュートするといった状態を連続的に作りながら行うものです。


 御質問で挙げられているパターンでは、Aメジャー(トライアド)のコードを1つずつ弾いているものになりますが、この場合でも、全てを同時に押さえるのでは無く、1つずつ押弦していき、音を出し終わったら直ちに音を止め、次の音を出すということになります。(⇒弾き終わった弦のミュートには、右手の親指の付け根回りを使う等すると効率が良いです。)
 人差し指に関しても、せいぜい1弦から3弦をセーハ的に押さえる体勢をとる程度でありますが、この場合でも、3本の弦を同時に押さえるのではなく、音を出す弦のみを押弦し、他の弦は指先と腹でミュートするということになります。

 ちなみに、ピッキングの方法に関しては、ダウンまたはアップ方向で、あまり故意にピックの角度を変えるのではなく、ピックを軽めに持ち、ピックに弦が当たることによってピックが自然に傾くことを利用すると、よりスムーズな動作が可能となるものです。(その他、通常のピッキングのような手首や腕を振る動作ではなく、手首全体をブリッジ上で弦に垂直方向にスライドさせながら弾くといったポイントもあります。)
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「コードやアルペジオを弾く時のように押弦可能な弦を同時に押さえておきピッキングする」


が正解です。
コツとしては、右手をすこし弦にふれさせて気持ちミュートぎみにピッキングするとよいかもです。
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