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「ヘーゲルは客観化された理性的意志としての人倫を、カントの道徳法則に対置した。」「人倫の3段階における自己発展の過程が世界史である。」
と書かれてあったのですが、意味がわかりません。よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

前者はわかりませんが、後者の「人倫の3段階における自己発展の過程が世界史である」って弁証法のことじゃないですかね。

以下、gooの国語辞典から。

「矛盾を含む否定性に積極的意味を見いだすヘーゲルでは、有限なものが自己自身のうちに自己との対立・矛盾を生み出し、それを止揚することで高次なものへ発展する思考および存在を貫く運動の論理をさす。それは思考と存在との根源的な同一性であるイデーの自己展開ととらえられる。ヘーゲル弁証法。(『大辞林第二版』三省堂)」

まず第一段階として、Aという状態があって、次に第二段階としてそれに対立あるいは矛盾する事態Bが生じる。そして第三段階、矛盾する諸要素A及びBを統合するような、より高次のものCへ…という「思考および存在を貫く運動の論理」だそうです。そうやっていろんな物事が積み重ねられ、歴史(世界史)ができている、とヘーゲルは考えたんじゃないでしょうか。
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この回答へのお礼

お返事どうもありがとうございました。詳しい解答でとても勉強になりました。どうもありがとうございました。

お礼日時:2002/05/09 00:45

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