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 首都圏在住で、通勤には東急線とJR線を主に利用しています。朝のラッシュ時には各駅ともホームに多くの乗客整理のための駅員を配置していますが、列車が入線・発車時の駅員の立ち位置の「向き」が気になります。

 何となくですが、東急線の場合は列車の進行方向を向き、JR線では逆を向いていることが多い気がします。私としては、JR線のような「後ろ向き」(とでもいうのでしょうか)が合理的な気がします。なぜなら、(1)列車入線時は、ホームにあふれる乗客に危険がないか確認しやすい、(2)列車発車時は、車掌に異常を知らせやすい、などが考えられます。

 もちろん、「ホーム乗客の安全確保」という観点では、乗客の動きの流れがありますので、階段やエスカレータ、エレベータの位置にもよると思います。乗客と相対した方が乗客に対し「線路から離れてね」という合図を送りやすいですから。なので、必ずしも「前向き」、「後ろ向き」と固定する必要はないかもしれません。

 しかし、基本的には車掌と相対していた方が、様々な異常を車掌に知らせるのに合理的な気がします。

 列車入線・発車時の駅員の動きを注意してみてみると、JR線では、基本的には「後ろ向き」で、時々チラチラと前を向いていることが多いと思います。それに対し東急線では全員がきっちりと「前向き」でほとんど後ろを向くことがない気がします。

 ほぼ全員がそうしているということは、各社によって決まりがあると想像しますが、やはり決まりがあるのでしょうか?あるいは同じ会社でも駅によって違いがあるのでしょうか?また、それぞれの「向き」にはどのような合理的な理由があるのでしょうか?

A 回答 (8件)

#3です。



>その異常の発見は、「前向き」よりも「後ろ向き」の方が、少しは早いのではないかと思います。
確かに、車掌に合図を出すだけならば、
後ろ向きの方が瞬間的ではありますが、
早いでしょう。

ただ、後を向いていた時(車掌を見ていたとき)、
自分よりも前方で異常があった場合、
どのように車掌に伝えますか?
まず、自分がその異常に気付きませんよね。

逆に、駅員が前を向いていて、
前方で異常があったならば、
伝言ゲームみたいに後に伝えることができます。
だって、(異常がなければ)自分の背中を見ている駅員や車掌が居るんですから。

では、前方を見ていて、自分より後方で異常があった場合は?
それは、簡単。
自分より後ろの人が見ていますので、
後ろの人に合図を出すことで電車は止まりますし、
何よりも電車が急停止したことで、
「何かあったな」と理解できます。

だから、駅員は前方を見て安全か確認しているんです。
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この回答へのお礼

重ねてのご回答ありがとうございます。
>ただ、後を向いていた時(車掌を見ていたとき)、自分よりも前方で異常があった場合、どのように車掌に伝えますか?まず、自分がその異常に気付きませんよね。
・やっと意味が分かりました。確かに後ろ向きであれば、後ろからの合図は見えませんよね。後ろに目があるわけではないので。なるほど、そういわれてみれば、合理的かもしれません。

お礼日時:2007/01/17 13:11

一応業界人なので付けたししますね。



ホームに立つ駅係員は当務駅長・輸送担当・乗客案内の三つのパターンがあり、各鉄道会社による違いだけではなくこのうちどの立場にあるかで「向き」に違いが出るケースもあります。
(鉄道会社によって呼称に違いがあります)

当務駅長と言うのは駅長の代行で列車の乗務員に対し客扱終了合図や駅により信号扱いをする駅側の運転扱い責任者です。
新幹線の駅では各ホームに立っている駅員サンの1人は必ずこの当務駅長です。
駅長代行だけにお客様や列車の状態だけではなく信号や線路の状態も確認する義務がありご質問の「向き」は車両や線路を見ていたり列車に背を向けお客様を向いている事もあります。

輸送担当は当務駅長をフォローする立場で、近年は合理化や高度化などにより当務駅長が信号扱い所中心でホームにいない駅が多くなった分ホームの安全や運転扱いの責任者になる事が多くなりました。
JRのラッシュ時にホーム立っているのは主にこの立場の社員サンです。

乗客案内は主に「アルバイト係員」で当務駅長や輸送担当との大きな違いは「緊急時の停止手配以外の運転扱いをしない」という事があります。
当務駅長や輸送担当は運転扱い(列車を走らせるための直接的な業務)をするので安全上から医学適正検査が法律で義務付けられていますが運転扱いをしない場合は法律上事務職と同じ扱いなので会社ごとの基準で構いません。
つまり手旗を持って当務駅長・輸送担当・乗務員に対して合図をしていますが法律上は運転取扱者の補助をしているに過ぎず極論ですが乗客案内がまだ乗降中の合図をしていても輸送係が乗降終了合図をして構いません。
実際には東急のように社内規定などによって責任範囲を決め運転取扱者に合図をし、運転取扱者は乗客案内の合図も確認することを義務付けていることがほとんどのようです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。うわあ~!こんな風になっていたんですね。たかだか素朴な愚問に、これだけ詳細なご回答をお寄せいただいて恐縮です。ありがとうございました。

お礼日時:2007/01/17 15:50

No.1 です。

専門家の方が回答されて、よくわかるようになりましたね。、
回答後に、列車の長大化の影響もあるのかなあとも思いました。(規則変更も)
├─┼─┼─┼─┤→
◎→    ←○
├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤→
◎→        ○→
この場合駅員を前方に配置して後方を見るよりは、中央付近に配置したほうが、後方で問題が生じた際のカバーが厚くなりますね。(車掌が列車を離れなくてもよいし)
確かに言われてみると、ホームで、後方から見ると、車掌や駅員が前向きに配備されている光景は、よく目にしますね。

でも、新宿あたりだと、この最前部にも駅員がいて、後ろを見ていそうですね。^^;;)
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
>列車の長大化の影響もあるのかなあとも思いました。
・確かにそれはいえますね。いろんな背景があるんでしょうね。どうもありがとうございました。

お礼日時:2007/01/17 14:39

はじめまして!JRで駅員をしている者です。

JRではホーム上での基本動作というのが決められているのです!!
(1)列車がホームに入ってくる時は、進行方向と逆向き(先頭車と向かい合う)を向きます。
列車がホームへ入ってくる瞬間というのが一番怖いからです。人身事故(飛び込み自殺)はもちろんそうですし、列車に背を向けてホームの端を歩いていて、自分の後ろから列車が迫ってきているのに気づいていない乗客も多いため、列車の先頭部分とホーム上の乗客との接触を特に注意しています。万一、駅員の背後で線路に乗客が転落したなど異常が発生しても、運転士が発見・緊急停止できますよね。
(2)自分(駅員)の前を先頭車が通り過ぎたら、今度は列車の進行方向と同じ方向に向きを変えます。
JRはずっと同じ向きではなく、変えています。(1)と同様に、列車の先頭部分に注意するためです。
~到着・発車~
(3)ドアが閉まり、列車が動き出したら(2)と同様に列車の進行方向と同じ方向(車掌には背を向ける)を向きます。
列車の最後部から駅員が立っている位置までは車掌が、駅員は自分が立っている位置からホームの前方先端までを注意します。車掌と向かい合っているよりは、駅員が立っている位置を中継点としてといいますか、それぞれ前方を注意していたほうが、安全確保の上では効率的です。

車掌に異常を知らせるには相対していたほうが(向かい合っていたほうが)良いのでは?とのことですが、異常事態が発生し、列車を緊急停止させなければならない時には、ホームの柱に設置されている非常ボタンを真っ先に押します(ホームに立つ時は、常に自分のそばにある非常ボタンの位置を意識しています)。押すことにより、基本的には運転士・車掌・他の駅員など関係係員全員に異常を知らせることができます。また、ホームで乗客整理を行っている駅員のうち、最低1人は赤い旗を持っており、非常ボタンを押すと共に、この旗を車掌に分かるように振ります(非常ボタンの補助的な意味合い。夜間は合図灯と呼ばれるランプを持っている)。この時、車掌に背を向けていても、向かい合っていても、実際大差はありません。

ちょっと長くなってしまいましたが、JRの駅員が立つ向きはこの基本動作を元に決められています。もちろん、駅の構造やホームの端をふらふら歩いている酔っぱらいがいたりすればそちらを注意して見たりと、必ずしもこの限りではありませんが、大半は基本動作を徹底しております。この基本動作には、向きの他に、指差し確認の仕方や立ち方そのものなど色々決められているんですよ!!
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
到着時は東急と違って先頭車両の動きにリンクさせ、発車時は「前向き」で東急と同じなんですね。やはり「前向き」ですか。う~ん、ずっとNo.2様のご回答のパターンが頭に焼き付いていました。ありがとうございました。

お礼日時:2007/01/17 13:20

よくご覧になってますね。



東急での向きですが、数年前に進行方向後ろ向きから前向きに変更されました。

後ろ向きだと確かに入線時には運転士に知らせやすいですし、出発時には車掌に知らせやすくなります。

一方、前向きの場合、知らせにくくなりますが、その分、ホーム前方で何か起こった時に発見しやすくなります。

ホーム前方で何かあった時、動いている電車内の運転士や車掌よりもホームにいる駅員が発見したほうが早く処置できるとの考えもあり変更したのだと思います。
駅員でも電車がとめられるという意味では、ホームに緊急停止ボタンが整備されたのも少しは関係があるかもしれません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。やはり数年前に変更されていたんですね。ありがとうございました。

お礼日時:2007/01/17 13:12

駅員のバイトをしていました。



私がやっていた路線では、
「責任範囲」という言葉がありました。
これは、自分の居る位置から、
前方に居る係員までの範囲が「責任範囲」となります。

理屈としては、
「運転士や車掌は一番前が見難い。だから駅員が前を確認する。」
ということです。

要するに、自分の位置から後ろは、
自分より後ろに立っている駅員、若しくは運転士(車掌)となります。

車掌や運転士への異常合図ですが、
異常が発生=列車を停止する
ということなので、合図を後ろに出すだけです。
なので、別に後ろを向いている必要がありません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
>車掌や運転士への異常合図ですが、異常が発生=列車を停止するということなので、合図を後ろに出すだけです。なので、別に後ろを向いている必要がありません。
・なるほど、そういうことでしたか。私の毎朝の違和感は、多分ご回答にある「前を向きながら後ろへ合図を送る」ということかもしれません。一素人(あるいは一乗客)として、万一の場合、「異常であることが、きちんと車掌に伝わるのか?」と感じます。
それから、例えばの話、ドアに何か挟まっている状態で出発してしまったなどの場合(当然通常であれば出発しないのでしょうが、機械の故障等で間違って動いてしまうなど)、当然非常停止させないといけませんが、その異常の発見は、「前向き」よりも「後ろ向き」の方が、少しは早いのではないかと思います。

お礼日時:2007/01/16 16:39

実際に東急の某駅で学生バイトをしていました。


今の東急はそうなのでしょうか?
私がやっていたときは、
列車ホーム進入時は列車の方向を向く。
列車発車後は一番後ろが通過するまでは、車掌の方をみてます。
つまりずっと進行方向の反対を見てるわけです。
そして列車が完全に自分の前を通り過ぎたら、進行方向を見て列車が安全に発車できたか見送ります。
こうなってました。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。ですよね。これが一番自然な形のような気がします。

お礼日時:2007/01/16 16:29

画一的な決まりがあるかは、鉄道会社の常連さんにおまかせしますが、その駅の状況次第ではないでしょうか。


ホームにある乗降口、階段等の場所によって、どこに混雑が集中するか違いますから、その混雑を見極めて、なおかつ安全に(駅員さん自身も)、乗客を誘導、車掌等に連絡できるポジションと姿勢を取っているように思います。

問題がありそうな場合には、車掌を見ているよりは、危ない場面の乗客に注目する方がいいと思います。
基本的には、列車後部は車掌がいるので、駅員等は列車前方に位置するでしょう。そうなると、たいていは、前方から後方を向く(質問者さんの言い方だとJR方式)になるでしょうが、さらに前方に階段があるような駅では、そちらから駆け込む人に注目するには、JR方式では背後になってしまいますね。
乗降口・階段等がホーム中央であれば、駅員はホーム前方から後方を見ているのが合理的だと思います。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。ですよね。駅の状況次第ですよね。
>乗降口・階段等がホーム中央であれば、駅員はホーム前方から後方を見ているのが合理的だと思います。
・素人の自分が考えてもそう思います。なんていったらよいか分かりませんが、この方が「乗客の動きと駅員の動きがマッチ」しますよね。でも、具体例を挙げると、東急田園都市線の鷺沼駅の場合、階段・エスカレータ・エレベータの位置に関わらず、全員が進行方向を向いているのです。これは、「乗客の動きと駅員の動きが何となくミスマッチ」で毎朝違和感を覚えます。

お礼日時:2007/01/16 14:38

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