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イタリア語で形容詞を強調する場合は moltoを前に置く方法と 語尾に-issimoを付ける方法がありますが、どのようなニュアンスの差があるでしょうか?

A 回答 (5件)

-issimoの方が一息で言えるので、リズムが良いですよね。


ですから、あまり深く考えずに、感覚的な評価の時によく使います。
Sei bravissimo!
Sei molto bravo.というと、じっくりと観察した結果の評価、という感じがします。

ニュアンスの違い、というより、リズムの違いですね。
イタリア語は太鼓をたたくようなリズム感が重要です。(ラップのような曲はイタリア語によくあいます。詩などでも、音節の数がものすごく重要になります。)
英語や仏語はリズムより抑揚ですよね。

童謡のような子供の曲でもイタリア語では一つの音に一つの母音。
英語の曲だと、一つの音にたくさんの文字が入っていたりしますね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

フランス語も美しいと思いますが、美しさではイタリア語も引けを取りませんからね。そう言えば イタリアでは俳句が盛んだと聞いたことがあります。

お礼日時:2007/01/26 09:13

N.4 の方の回答を見て、"te voglio bene assaje (assaie)" でCaruso の歌詞を検索してみましたら、そのバージョンもあるのですね。

でも"ti voglio bene assai" "te voglio bene assai (dallaはこれで歌っているようです)" もあるのですよ。
'a canzona napulitana(なまってます)の"te voglio bene assaje" http://nap.wikipedia.org/wiki/Te_voglio_bene_ass … (ナポリ語とイタリア語)
を意識していると考えれば綴りもそれに習うべきなのでしょうが、Dalla自身はボローニャの人ですから、ナポリ方言は出来ないと思います。歌詞はイタリア語に2-3のナポリ単語を入れているだけのように私には見えます。

さて、正しい教科書的なイタリア語では指摘があったようにTi voglio TANTO bene です。
ただ、ちょっと砕けてきている北イタリアの口語だとMOLTO beneも使います。
そしてbene ASSAIとなると、南イタリア全体で、ごく普通に使います。ナポリだけではなく。
質問者様はイタリアの友人とメール交換をしたり、イタリアの掲示板に参加したりすると、割と頻繁にこういう使い方も目にするけれど、イタリア語の試験に使うべきではないと、覚えておいて下さい。

以前、高校卒業資格試験(Maturita`)前のアドバイスのようなものが新聞に載っていて、小論文については、「assaiの使い方に気をつけること。必ず形容詞の前に来ます。特に、形容詞+assaiを通常使っている南部の諸君は気をつけるように。」となっていました。

試しに「"assai bello"」とGoogleでサーチしてみて下さい。堅い感じの文章がたくさん出てきます。
それを「"bello assai"」にすると.....
掲示板のように話し言葉で書かれている文章がヒットします。
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この回答へのお礼

再度回答ありがとうございます。

ナポリといえばオソレミオが有名ですね。

観光にしてもフランスはパリに集約されますが、イタリアはナポリ、ローマ、ミラノ、フィレンツェ、ベネチアとそれぞれ魅力的な都市が分散していますよね。

お礼日時:2007/01/26 09:22

たとえば、オペラでテノール歌手の名演に対して、


Bravo!
それをもっと強調して、
Bravissimo!
と歓声を上げますが、Molto bravo!とは普通叫びません。

_issimoには感情が込められている様な感じです。

E' molto bravo questo tenore.
E' bravissimo questo tenore.

両方とも「とても上手い」ですが、ーissimo(ッシモ)とつまると「とっても」と感情的に強調している感じがあります。

それと、ちょっと気になったのでもう一言。
Lucio DallaのCarusoですが、ナポリ方言で書かれています。
なので歌詞は
Te voglio bene assaje
です。
そのまま各単語をイタリア語にするとTi voglio bene assai.ですが、一般的に標準イタリア語ではTi voglio tanto bene.と言います。Tantoです。TantoもMoltoもAsssaiもこの場合同義ですが、Assaiは古語的・文語的です。Assajeともなれば方言です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2007/01/26 09:15

n.1です



補足です
他に、assaiというのも使いますね。
moltoと同じですが、どちらかというとmoltoは北イタリアでよく聞きます。
assaiだと少し文語的な感じがします。
Lui e` assai bello.

ここで注意するのはassaiは文法的には形容詞の前に置きます。
これが逆になると南イタリアの方言色が強くなります。南ではmoltoという表現はあまり耳にしません。

Lucio DALLAのCarusoという曲をご存じでしょうか?
結構色々な人がカバーしているので聞いたことがあると思うのですが。(曲も良いですが、詩も良いです。Caruso Lyrics で検索して読んでみて下さい。ついでにEnrico CARUSOのについて調べてみると詩がよく理解しやすいと思います。)

さびの部分の抜粋です。
Ti voglio bene assai
ma tanto tanto bene sai

Carusoは南部出身の人でしたから
Ti voglio assai bene/ molto bene
にしなかったのだろうと思います。
もちろん、詩のリズムや韻の都合も考えてのことだとは思います。
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イタリア語はわかりませんが、同系列の言葉を勉強しています。



例えば、「赤い」という形容詞を強調する場合、
「真っ赤」
「すごく(とても)赤い」
と二通り言えるのと同じではないでしょうか。
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