私の母親の話になります。
現在、脳梗塞予防のための薬を服用しているのですが、
その薬が果たして適当なものなのかどうかをお聞きしたいのです。
以後、経過からお話させて頂きます。
(少し文章も長くなってしまいますがよろしくお願い致します)
私は現在、親元を離れて暮らしております。
母親が去年の中頃、検査のために病院に向かったら
「脳梗塞の跡」がみつかりました。
現在、体に何か異常がある訳ではありませんが、今後の予防にと
毎日薬を服用しております。
薬は「バイアスピリン錠:100mg(1日1錠)」です。
(血管を広げる薬だそうです)
しかしその副作用なのか、母親の体に異常が出てきております。
症状として、
●微熱が続く
(ここ最近はマシになりましたが、飲み始めてからは37~38度の微熱が出ていました)
●物忘れがひどくなる
(薬を飲むまではなかったです)
●声が出にくくなる
(夕方辺りに、頻繁に声が出なくなるみたいです)
母親は現在58歳という事もあり、薬ではなく高齢のせいで
症状が出ている事も考えられるのもあります。
しかし今では私も月一回は帰省しているのですが、
帰るたびに母親が衰弱・老化しているように思います。
これら全て、薬を服用するまでは現れなかったのですごく心配なのです。
みなさんに質問したいのは、
上記の薬は人体などに強い薬なのでしょうか?
もっと副作用が弱い薬はないのでしょうか?
母親は、これから一生薬を服用していかないといけないので、
現時点でこれだけの副作用が出ているのが不安です。
ちなみに、脳梗塞は遺伝的なものなのか
母親の姉は脳梗塞にかかり、半身不随になっております。
ご回答、よろしくお願い致します!
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
厳密にはバイアスピリンの効果は血管を広げるのではなく、血小板という血が出たときに固める成分が固まりにくくする効果で、脳梗塞の原因となる血栓を作らせにくくするのが目的です。
これは脳梗塞だけでなく、心筋梗塞の予防にもなります。ちなみにこの薬は市販のバファリンと同じ成分で、解熱鎮痛剤として飲むよりも少ない量です。副作用はきわめて少ないです。問題は薬効である血液が固まりにくくなることが裏目にでて、脳出血の危険性が高くなる可能性があることです。
症状については、微熱をのぞき、「脳梗塞による症状」でも矛盾しないと思いますが。質問者のおばさんのように半身麻痺ほど分かりやすい症状ではないですが、脳梗塞で見られる症状です。たらればの話ですが、薬を飲んでいなかったら、今頃半身不随になっていたかもしれません。
しかし、前述のように脳出血の危険が高くなっており、小さな出血を来たした可能性も否定できません。
ですので、薬については医師と相談して判断されることを勧めます。自己中断だけは避けてください。
微熱に関しては何かしら感染症があったのかもしれませんね。
病気については遺伝と環境とが複雑に関係します。脳梗塞でも動脈硬化になりやすい遺伝子の影響もあるでしょうし、食生活や運動不足なども影響するでしょう。全てが遺伝ではなく、全てが環境因子ではないと思います。しかし、近親者にそういう人がいれば、遺伝性のリスクが高いと思われますので、環境因子、すなわち生活習慣には十分に気を付けたほうがいいと思います。
sodenosita様、さっそくのご回答ありがとうございます。
症状は「副作用」ではなく「脳梗塞」の症状なのですね・・・。
大変参考になりました。
現時点の場合、薬を飲み続ける以外にも何か方法があればとも
思っております、例えば食生活の改善など。
分かりやすいご回答、本当にありがとうございました!
No.6
- 回答日時:
病気になったら読む本をご紹介します。
『病気にならない人は知っている』ケヴィン・トルドー/著・幻冬舎
『病気にならない生き方』新谷弘実/著・サンマーク出版
『腸からはじめる幸せ健康法』新谷弘実/監修 安保徹 ほか/著・新星出版社
『クスリをいっさい使わないで病気を治す本』森下敬一 /著・三笠書房
『ガンは恐くない』―国際自然医学会会長森下敬一の「ガン食治法」森下敬一 /著・文理書院
薬だってこんなに効かない『難病も治す自然医食』森下敬一 /著・ダイナミックセラーズ出版
『ホメオパシー(補完・代替医療)』帯津良一/著・金芳堂
『帯津良一「人間まるごと、いのちまるごと」』寺門克+帯津良一=著・
『がんを治す食事療法』帯津良一/監修・法研
『がんを治す療法事典』帯津良一/監修・法研
『五十歳からの養生入門』帯津良一/著・海竜社
『はぐれ医者の万病講座I・II・III』小田慶一/著・風淋堂
『免疫道場』安保徹+鬼木豊/共著・幻冬舎
『真実の健康法』松原秀樹/著・たま出版
これだけ読めば、どんな病気も怖くない!病気は自分で治せます!
参考までに。
sarujie-k様、ご回答ありがとうございます。
返信遅くなり申し訳ありません。
本を読む、ってのは見落としていました。
さっそく本屋にでも行って、読みやすいものから(笑
始めてみたいと思います。
ありがとうございました。
No.5
- 回答日時:
血栓予防などの為に「アスピリンやバッファリン」あるいは「ピリン系」などの薬を日常的な使用は 膀胱、尿管、腎盂の泌尿器系に対するの悪影響(発ガン性を含みます)が疑われているようです。
私の母は2~3年前に膀胱ガンを患いました。それまで血栓予防用のバッファリンを長期間使用していた経緯がありました。それが発ガンの原因かは不明ですが。下記URLの特に「3.~ 6.」をお読み下さい。http://npojip.org/druginfo/sedesginfo.htm
血栓予防のためには納豆をを日に朝と夜の二回に分けて食べるのもよいかもしれません。納豆の中にはナットウーキナーゼという血栓溶解作用のある成分が含まれているようです。そして、効果はかなり長時間つづくようです。「血栓 ナットウキナーゼ」で検索してみてください。
例:
http://www.nattokin.net/natto/nattoukin-s1.html
有効成分のナットウーキナーゼを抽出したものをカプセルに入れたサプリメントとしても販売されているようです。DHAやEPAなどを多く含む青い背の魚を食べる、というのも良く言われていることですね。チリメンジャコやタタミイワシなどは食べやすいのでこれらも含めて食べてみてはは如何でしょうか。「ビタミンE」を多く含むものを食べるのも有効と思います。また、適度な運動も有効と思います。
Jimmy2様、ご回答ありがとうございます。
お礼を書くのが遅くなって申し訳ありません。
やはり悪影響があるんですね・・・。
参考URLも一度確認します!
食生活から変えていくことが一番早いみたいですね。
ありがとうございました。
No.4
- 回答日時:
事情を伺い、副作用を感じて心配です。
個人的には、副作用がある単純な薬効の薬と手術に頼るしかない対症療法の部分の医学を憂いている一人です。そこで、全然違う、薬を使わない食事だけによる総合医療の話をします。病院で悪化した患者、見離された患者を何千人も救っている、科学的実践的総合医療です。
私は、病気というのは、60兆個の細胞で出来ているという肉体の細胞と分子たちが複雑に関連しあい、揺れ動く体内に対応して、常に正常な健康状態に保とうとして(この能力を解明不可能として、医学では免疫力とか恒常性機能と言っている)、過食と片寄りで処理しきれず、総合結果が病気と認識しています。条件のはっきりした狭い、「●部分の研究結果」を科学的と称して、限りなく資料を集めているのが、現代医学です。
それを内科、外科と分業化し、さらに細分化されています。氷山の一角を治療するようなものです。それに、単純な薬効の副作用のある投薬でしょう。薬はNo3氏の言うように逆の作用をする面もあるのです。800の字数制限現なので、直接総合医療の権威甲田医師の説明文を紹介します。
脳梗塞や脳出血などの脳卒中が起こる主な原因は動脈硬化です。しかし、その背景に宿便(停滞すること)が関与していることは、現代医学では見過ごされている点です。
私の治療経験からはっきりいえることですが、脳卒中や心臓病などの血管障害が原因で起こる病気も、宿便がからんでいることが実に多いのです。脳卒中を起こして、右半身マヒになる人は、体の左側の大腸の下行結腸部分に宿便が渋滞しており、その影響で左側の脳血管に障害が起こる場合が多いと考えられています。
反対に左半身にマヒが起きる人は、右側の上行結腸部分に宿便があり、右側の脳血管に障害が起こる場合が多いのです。
断食をして宿便を排出すると、脳卒中などの血行障害による病気が改善し、脳卒中によるマヒが回復してくる人はたくさんいます。狭心症や心筋梗塞等の心臓病(虚血性心疾患)の場合も同様です。
なぜ断食によってこれら循環器系の病気が改善するのか、その仕組みはまだ明らかになっていません。一つの道筋としては、自己融解によって冠状動脈の動脈硬化が改善するためと考えられます。
脳卒中や心臓病の改善に、半日断食(※)をお勧めします。青汁(生野菜ジュース)も血液をきれいにするので役立ちます。出来れば玄米生菜食にすると良いでしょう。
※はatom1.をクリックし、回答中の1月25日「玄米食生活、必須栄養素で不足しているものありませんか」と、1月22日「高血圧の解消」他を合わせて見て下さい。
atom1様、ご回答ありがとうございます。
薬に頼らない治療方法というのもあるのですね。
宿便ですか~、それは全然知らなかったです。便秘の人に起こりやすいんですかね?
半日断食と青汁、玄米生菜食がいいんですか、参考になりました。
記して頂いた、他の回答例も併せて見させて頂きます。
ありがとうございました。
No.3
- 回答日時:
とっても難しい話になりますが、脳梗塞・心筋梗塞についての勉強で、アテローム性動脈硬化による血栓症(脳梗塞・心筋梗塞)のメカニズムです。
コレステロールのなかで、LDLコレステロールというのがあり、それが血管内から全身の細胞へと動き出すことから血栓症は始まります。その働きが止まると出血してしまうほど、LDLコレステロールの移動は大事な働きだということも付け加えておきます。
ところが、LDLコレステロールが血管壁内膜を通過する時に、血管壁には眼に見えない小さな傷を作ります。そうすると、傷を塞ごうと血小板が集まってきます。
その血小板の集まりを白血球の貪食細胞が体内異物として捉えて、集まった血小板を食べ尽し、泡沫細胞と云う一つの塊を形成して血栓を作り出してしまいます。そうした経過の後、ある時、塊になった泡沫細胞が血流を妨げる(或いは剥がれ落ちて血流に乗って脳の動脈血管に詰まる=脳塞栓)のが血栓症による脳梗塞です。
(血管壁をLDLコレステロールが通過する時、活性酸素障害を受けて血管壁に傷が付く、その障害を防ぐにはどうしたら良いか?ということは、医療現場でもあまり説明されていません)
活性酸素障害が激しく、更に傷が大きければ、血小板の集まり方も大きくなるのです。
体の中では、血管壁細胞がつくる局所ホルモン様物質(プロスタグランジンI2)が働いて血栓を作らないようにして、更に血管を広げ血流確保に努めています。そして、血小板細胞膜からは血栓を作ろうとする局所ホルモン様物質(トロンボキサンA2)も働いています。そうして体の中では血栓を作ろうとしたり、血栓を作らないようにする働きを繰り返します。
その為に維持されているのですが、ある時、活性酸素の害を防ぎきれなくなった時に、脳梗塞を起こすというのが現状です。
そこで、ご質問の薬の働きですが、血栓を作る働きも、血栓を作らなくする働きも、両方の作用を元から止めてしまうのがアスピリンです。だから、血栓を作らないだろう、と期待して投与されています。
・・・と云う説明をした上で、更に難しい話になりますが、私たちの細胞表面は動物性脂に満ちていて、今説明した作用が繰り返されるのは事実なのです。
ところが、血管壁や血小板細胞膜の表面を魚の油で満たすほどたくさん魚を食べると、血栓を作ろうとさせない働きが強まり、血栓症を形成しない、ということが理解されています。(1970年以降に、グリーンランドのエスキモーの食事と心筋梗塞の関係、同じく、1978年、千葉大の千葉県内における心筋梗塞と食事調査の結果で明らかにされ、魚油を薬にしたエパデールと云う薬ができました)
ビタミンEと魚油のEPAは大量(1000mg.以上)に摂りましょう。EPAが作る血栓抑制効果、血管拡張効果も、アスピリンは止めてしまう作用もあります。
それがアスピリンのプロスタンジンカットの働きです。
薬の作用は、期待通りの働きもすれば、期待に反した働きもする と云うことでしょうね。
higegiesann、回答ありがとうございます!
とても分かりやすいご説明で感謝します。
血栓を作るのも作らないのも妨げてしまうのですね。
なんだか、悪循環のような気がしますね・・・。
薬は止めるべきではないのは分かっているのですが、
母も弱ってきているようで本当に心配です。
おっしゃられてるように、薬と併用して食生活の改善にも努めてみます。
お医者さんにも私が直接出向き、色々とアドバイスをもらおうと思います。
ありがとうございました。
No.2
- 回答日時:
#1さんの仰るとおりです。
薬を出来るだけ飲みたくないというお気持ちはわかります。
が、飲まなかった時のリスクも考えておく必要があります。
脳梗塞ができやすい状態であるから予防的に服用する方が副作用のリスクより有益だと考えたから処方されたのだと思いますし、もし飲まずに脳梗塞で発見が遅れて…なんて事になっては目も当てられないと思います。
アスピリンという薬は同じように抗血小板作用のある中でも低容量で大変効果のある薬です。同時に副作用のリスクも低いと言えます。しかし薬ですから中には副作用が出てしまう方もいらっしゃる事は事実です。
自分でアレコレ考えて不安にあるよりは、一度帰省した際にお母様と一緒に受診してみてください。
主治医から病状と薬を飲んだ時飲まなかった時どのような事が考えられるか話し合ってみましょう。
場合によっては定期的に検査を受けながらのフォローでもいいかもしれませんし、またしっかり飲まないと危ない状態なのかもしれませんし。
いずれにせよ発症すれば重篤な状態になる可能性を含む疾患ですから自己判断で中止したりはしないように。
kazu_kun1203様、ご回答ありがとうございます。
副作用は低いと聞き、安心出来ました。
普段母がしんどそうなので、他の方法がないものかと悩んでいた所です。
私も薬をいきなり中止にするという事は避けたいと思っています。
もし、他の方法も考えてセカンドオピニオンを、とも考えていたので。
機会を見て、私自身も診察に立ち会ってみるのもよさそうですね。
ありがとうございました。
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