プロが教えるわが家の防犯対策術!

国体での空手は全空連の空手だと思うのですが
試合を見ていると、構えが拳を下げてお腹の位置に持ってきています。
格闘技の試合は顔へ攻撃を避けるため、基本的には顔の位置に
ガードを持ってくるのがセオリーだと思います。
確かに全空連の空手には顔への突きはありませんが
上段蹴りは存在するはずです。
なぜ、あのような、格闘技のセオリーから外れた構えが
一般的なのでしょうか?ご教授ください

A 回答 (4件)

アメリカで使える伝統空手と護身術を教えている者です。



試合とは試合に勝つのが目的です。 そして勝つにはルールに沿った勝ち点を自分に与え勝ち点を相手に与えなければいい、と言う実戦にはない観念があるのです。

実戦は点ではないのです。 自分の命が相手の命なのです。 

ですから、点を取るために一番有効な方法は?となり、審判がよく見てくれるように試合運びをすることになるわけです。 ですから、よく訓練された審判の前では「寸止めの」上段突きが得点に結びつくわけでコーチはその審判のレベルによって構えを上げたり上段受けの種類を増やして使うように指示するわけです。 試合は相手との試合よりも審判・審判軍との試合となるわけですね。 よって、より確かなコーチが必要となるわけです。

こんなことをやっていて空手だ!といっていた自分が流祖に「顔向け」出来ないと実感した為に試合と言うゲームから退き全米のトップを譲りました。 また私の個人的実力だけでなく「誰でも空手を流祖が教えたとおりにすれば空手ゲームには必ず勝つ」事を証明するために現役から退いた後もナショナルコーチとして2-3年しました。

試合をとんでもなく実戦から離した為に世界で一番空手の技が通用しない空手試合を作ってしまったのが全空連なのです。 

はっきり言いましょう。 世界で誇れるはずの日本の空手を全く恥ずかしいと感じるまでの子供だましの試合を空手と呼ぶようになってしまった多くの自称師範が全てをぶち壊してしまったわけです。 (型を空手踊りにしてしまったのも全空連なのです)

なぜ、上段回しをうまく使えば必ず試合に勝てるのか。 それはこの構えにあるからなのです。 

さらにぴょんぴょん跳ね回ることが空手だといっている間は自分で自分に隙を作らせていてそのリズムに乗り切ってしまっている為に「タイミングを重要視する伝統空手の技」に負けてしまうのです。

と言う事で、使われているルールが中段に構えをとることが有効であると考えられるからこの構えを使うわけです。 ピョンピョン跳ねていては体捌きも出来ません。 よって、防御は構えですることになってしまうわけです。 

これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。 
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
中段の構えと同時に

>ぴょんぴょん跳ね回ること

は私も『なぜ?』と思っておりました。
N02の方が言われるようにまるでフェンシングのようでした。

スポーツ化する過程で実践力と武の心を失いつつあるという
事でしょうか?残念ですね

お礼日時:2007/01/30 13:57

全空連空手にも顔への突きはありますよ、当てたら反則ですが。


全空連系の選手が手をひくく構えるのはガード云々より「高くかまえた姿勢からの突きだと審判が一本をとってくれない」からでしょう。
ボクシングでもいきなりオーソドックススタイルからの右パンチ(空手でいう逆突き)がクリーンヒットすることはまれでまず前に構えた手で間合いをはかったりダメージを蓄積させたりしますね。右パンチはKO用にとっておくのです。
ところが寸止めだといわゆるジャブはまずポイントをとってもらえず、逆突きも審判にはっきり見せるため大きく突かなければなりません。高くかまえた位置からのパンチはあまりにスピーディだとかえって軽くみられてしまい旗をあげてもらえないんじゃないですか。
(寸どめの試合経験がないので「一般人」としました)
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
審判にポイントを採用してもらう技術、、という
感じは確かにしました。ありがとうございました

お礼日時:2007/01/30 13:53

そりゃ、中段を突かれてもポイントを取られるから。


また、一撃のスピード勝負なので、最も速く拳を出せる位置に置くことが有効だから。
また、寸止めが前提なので、一撃あたりの衝撃力は弱く、前さばきで攻撃が防げるから。
故に、順手を前に出し、逆手を中段に置くようになる。
体はかなり半身になるが、構えのイメージで言えば、剣道やらフェンシングに近い。

逆に極真などでは、ボディーは一撃で倒れない。ゆえに何ぼ打たれても耐久力勝負が出来る。
一撃というよりコンビネーション勝負なので、左右同じような場所から打ったほうが効率がよい。
それに、相手の連打を捌くには、手で追うより、引き付けた方が効率がよい。
だから、ボクシングのように上にあげたガードとなる。
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この回答へのお礼

フェンシングに近い。

ものすごくしっくりする表現でした。
そんなんです。格闘技と言うよりフェンシングをしている
感じなんですよね。
ポイント制の弊害でしょうか。ご回答ありがとうございました

お礼日時:2007/01/30 13:52

基本の構えだからでしょ?



極真も空手の大会では 中段に構えてる選手いっぱい居ますよ

上段突きや上段直蹴りの無い空手ルールの弊害ですかね?

故大山倍達先生は海外他流試合などでも天地の構えとかやっていたらしいですが私も以前より空手の構えは余り実用的ではないのに何故あのような構えが生まれたのか不思議でした。

柔術の自然体とか 本当?とか思うことも有りますが戦術や技・武器防具も時代により研究進化したものですから色々な物が有って当然かとも

因みに合気の塩田剛三先生の演舞はビデオなどで何度も見たことが有りますが完全な自然体 逆に構えを取られている姿を見たことがありません。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。
私も極真会館(松井派)に入門しておりますので構えに関してはまったくの
素人ではないのですが、なんか極端なんですよ。
構えは当然自由なもので一人二人ならわかるのですが、全員が
判を押したように中段~下段に構え、小刻みにステップを踏むため
???と思ってしまったのです。

補足日時:2007/01/30 13:46
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この回答へのお礼

すいません、先ほどの補足ではなくお礼でした
重ね重ねありがとうございました

お礼日時:2007/01/30 13:51

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