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 ずっと前に友人から「日本人の9割は牛乳からカルシウムを摂取できない」と聞きました。そんなバカなと思いましたが、そこで牛乳からカルシウムの吸収を助けるような食べ物や工夫ってどんなものがありますでしょうか。

A 回答 (5件)

日本人には 乳糖不耐症(牛乳を飲むと下痢して吸収されない)が半数近くいる と云う意味なのでしょう。


牛乳を暖めて飲むと下痢し難いので、牛乳が苦手な方には良い方法かもしれません。

カルシウム吸収のメカニズムを記しておきます。

カルシウムの不足は腎臓が察知するのですが、取り込みの命令も腎臓で出しています。紫外線に曝露されると、皮膚のコレステロールがビタミンDに変化して、肝臓に送り込まれます。
カルシウムの不足がおきると、肝臓からビタミンDをビタミンD3に変化させ、血流に乗せて腎臓へ送り、活性型ビタミンD3へと変えられます。

 一方、食べたカルシウムは胃酸で曝されカルシウムイオン(CA++)になり小腸に移行するが、小腸内はマイナス荷電されており、2価の+にイオン化されたCA++は磁石の原理の如くプラス・マイナスは張り付き、腸壁にピタッと張り付いて吸収されない。

 カルシウム不足を感じた腎臓は、活性型ビタミンD3を小腸に送りカルシウムバインディングプロテインを形成させ、CA++を包み込む。その為にカルシウムの荷電は絶縁され、小腸壁から取り込まれます。

 カルシウムの吸収率は非常に悪く、それでも食べ過ぎたカルシウムは、常に腸管壁にへばり付いて吸収の命令が届くのを待っています。更に過剰になると、腸壁の微絨毛への血流を下げ貧血状態にして、CA++を貼り付けた微絨毛と共に欠落させ糞便排泄される。←食べ過ぎたカルシウムが害を及ばさない理由です。
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この回答へのお礼

大変詳しいご説明ありがとうございました。

お礼日時:2007/02/25 15:48

牛乳のカルシウムは黙っていても吸収のいいカルシウムですが、リンの取りすぎは吸収を妨げますので、加工食品や肉のとりすぎはカルシウムが吸収される前にリン酸カルシウムという吸収されにくい形になってしまう可能性があります。


酢の物やクエン酸の多いようなものが吸収を促進してくれます。老化とともに、腎臓で活性型ビタミンDの合成が落ちますので、なんでしたら、サプリメントもいいのではないでしょうか。
日光浴は以前はよく言われていましたが、それほど一生懸命する必要もないようです。普通に生活していたら、プロビタミンDは充分できるようです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2007/02/25 15:49

その友人の方は「乳糖」と「カルシウム」を混同していたのではないでしょうか?


牛乳を飲むとおなかが緩くなると言う人がいると思いますが、これは乳糖を分解できない
乳糖不耐症という症状です。

詳しくは下のアドレスを参照下さい。
http://www.yhoken.jp/htm/info/info12.htm

ちなみに乳糖不耐症の場合、カルシウムの吸収率が落ちることはありますが、
摂取できないと言うほどではありません。
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日本人が苦手と言われるのは 牛乳の「消化」じゃなかったっけ?


消化と吸収は全く別物

吸収を助けるのは…No1の他には…リン酸だったかな
ポテチみたいなスナックに多く、スナックだけだと逆にカルシウムを奪っていくらしいけど牛乳とセットだと良いらしい
と、聞いた事がある。
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そのような事はありませんが、人によって吸収率が異なる可能性はあります。


カルシウムの吸収を助けるには、ビタミンDを摂取すると吸収率が高まります。

で、一日15分程度の日光浴で必要なビタミンDを体内で生成する事が出来ます。
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