プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

ワトソンとクリックのことを習いました。

ある先生はワトソンが殆ど研究して、クリックはただの計算屋だと言っていて、その証拠にワトソンのほうがアルファベット順でも後だし、年齢も若いのに、クリックとワトソンになっていないのもそのためだ。と言ってました。

もう一人の先生は、クリックが天才だと言っていました。
どっちが本当なのでしょうか・・・。

少し気になったので教えてください。

A 回答 (3件)

 ワトソンとクリック,どちらが頭が良かったかというと,どちらも同じ程度に良かったのだと思います。



 近年の科学は,どの分野をとってみても一人の力で成果を挙げる事は非常に困難であり,不可能と言ってもいいでしょう。ワトソンとクリックの場合も,二人の協力が合って初めてなされた業績だと言えます。

 その過程では,専門の異なる他者の意見を充分に聞き,そのデータや意見を取り入れ,再度議論を交わすという事を繰り返しています。つまり,二人とも自分にとっては専門外の内容についても議論できるだけの知識や判断力を持っていたわけです。これは頭の良くない人には出来ない事でしょう。

 ramurame さんが「ノーベル賞ゲーム ―科学的発見の神話と実話―」を紹介されていますが,他にも多数の成書が出ています。中にはワトソン自身が書いた物もあります。読み物としても面白いですから御覧になってみてはいかがですか(どちらも同じものだと思います)。

「二重らせん DNAの構造を発見した科学者の記録」
 ジェームス・D.ワトソン∥著
 江上不二夫,中村桂子∥訳
 版表示 :改訂版
 出版者 :パシフィカ
 出版年月:1980.5
 資料形態:261p  20cm  1400円

「二重らせん」
 ジェームス・D.ワトソン∥著
 江上不二夫,中村桂子∥訳
 出版者 :講談社
 出版年月:1986.3
 資料形態:243p  15cm  420円
 シリーズ名:講談社文庫
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この回答へのお礼

二重螺旋のビデオ学校で見たんですよね。。。
でもその時ぜんぜん興味なくて寝てて・・・
今となっては見たくて見たくてしょうがないです。
大学入れたら学校にいって見せてもらいます。
ご回答ありがとう御座いました

お礼日時:2002/06/09 19:17

丸山工作氏編「ノーベル賞ゲーム―科学的発見の神話と実話―」岩波書店同時代ライブラリー・343


の中の「二重らせんの光と影」を読んでみると、面白いかもしれません。
その中の一文に「・・・クリックはワトソンより頭は良く・・・」と書いてはありましたが、
どういう意味で「頭がいい」か、分かりかねます。

「二重らせん」というと、ワトソンとクリックだけが注目されているようですが、
X線回析には、ロザリンド・フランクリンが貢献していますし、
計算を他の人に依頼したりもしていたようです。

参考URL:http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/26/1/2603430.html
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この回答へのお礼

ロザリンド・フランクリンは写真を盗み見られてしまったんですよね。。。
訴える準備をしている途中で病気になってしまったとか何とか・・・
ご回答ありがとう御座います。。

お礼日時:2002/06/09 19:15

 論文の場合、普通は主に手を動かした人が前に来ます。

数人いる場合は、全体のリーダーが最後になります。
 3年前にニューヨーク郊外の研究所でワトソンをまじえて研究の話をする機会がありました。4日間一緒にすごしたのですが、何が言いたいのかピンボケでよくわからず、こいつほんとにかしこいんか?と疑問に思ってしまいました。。。でも、すっかりじいちゃんになってしまってたのでしょうがないかと。それでも欧米の研究者は彼にきわめて敬意を払って相対していたので、やはりみなをうならせる才能が(かつては)あったのではないでしょうか。
 さて、どっちが天才だったか?どっちでもいいのではないでしょうか。いずれにせよ、彼らがいなければ今の生物学の隆盛はなかったわけだし、物理学者のクリックが生物学者のワトソンと出会って初めてあの結果が生まれたのですから、私としては素直に先人の業績に敬意を表するだけです。
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この回答へのお礼

お礼が遅れて申しわけありません。。
上京浪人ゆえネカフェしかないので。。
論文の場合、普通は主に手を動かした人が先にくるんですね!?
知りませんでした!
ご回答ありがとう御座います

お礼日時:2002/06/09 19:14

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