プロが教えるわが家の防犯対策術!

私は現在大学3年生で、研究室への配属も決まり、今は先輩の手伝いをしています。

先日ラットが採血されているのを見て、
目の前が真っ白になり、頭がグルグル回り、立っていられないほど気持ち悪くなりました。

その後過呼吸みたいなものになり、自分にビックリしています。

これから徐々に自分で血を抜く練習をしていかなければなりません。
また同じことにならないか、凄く不安です。
今も暴れていたラットの姿を思い浮かべると、涙が止まりません。

このような状況をどう乗り越えたか、
今現在はどのような気持ちで研究に取り組んでいるのか・・・
先輩方からのアドバイスがいただきたいです。

すみませんが、宜しくお願い致します。

A 回答 (4件)

 獣医師です。


 学生時代、初めての解剖学実習で牛の解剖をしたとき、1学年30人の学生中2人が倒れました。その時は畜産科の学生50人も一緒に見ていましたが、彼らも4~5人は倒れました。

 職場での私の後輩ですが、入って最初の年の健康診断で採血時に自分後を抜かれていく様子を見て倒れた男がいました。獣医師で血を見て倒れるなんて、とかなり長期間、物笑いの種になりましたがその彼も今では平気で帝王切開手術などをこなしています。

 採血にしろ解剖にしろ、最初はショッキングですしかなり敏感に反応してしまうのは仕方ないでしょう。というより最初から平然と処置できる方が、"人としていかがなものか"と思います。
 学生時代、前述のように倒れたり泣き出したりとかなり記憶に残る反応をした学生はずいぶんいましたが、結果的に誰も「脱落」せずに卒業し、就職していきました。

 現在でも採血、外科処置、解剖を日常的にやっている立場から言うと、「助手」って案外"嫌な気持ち"になることが多いです。いろんなものが見えてしまいますから。
 術者は逆に、処置そのものに集中せざるを得ないため、結果的に手元以外の余計なモノが見えず、まだ気が楽だったりします。

 とにかく、怖がっていても仕方がないですから、できるだけ数多く場数を踏んで慣れるしかないです。自分が術者になるときは、せめて動物に余計な苦痛を与えないように"上手に"なってください。
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この回答へのお礼

jagar39さんの回答を読み、
「最初だったからだ!」と思って今日研究室に行き
採血をしました。

作業に集中していたためか、全く気分が悪くなりませんでした!
jagar39さんの言った通りですね^^

これから頑張っていけそうです。
有難うございました。

お礼日時:2007/02/26 20:41

人生で初めて解剖した動物はラットでした。

最初のメスを入れる事がどうしても出来ず、先に進めなかった事を思い出します。
明確な目的をもって実験
倫理観を忘れない
大学毎に異なるかもしれませんが、動物慰霊祭もあります。最大の結果を得る様、死を無駄にしない心構えでしょうか。
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この回答へのお礼

高校の時ブタの目を解剖したことがありましたが、
それにはあまり「命」というものを強く感じることはなく、
逆に興味が勝ってしまって軽い気持ちで解剖をした記憶があります。

今回は「命」というものを強く感じ、大変ショックを受けてしまいました。
倫理観・・とても大切なことだと実感しました。

アドバイス有難うございました。

お礼日時:2007/02/26 20:52

多分慣れの問題もあるんだと思いますが、この手のものは最初から平気な人は平気ですし、駄目な人は駄目ですね。



私は医学部の人間ですが、低学年の時にヒヨコの解剖で泣いた人がいましたよ。個人的にはちょっとびっくりしましたが、彼もその後の人体解剖などは無難にこなしていたようです。

動物を扱うときに念頭において欲しいことは、下手にパニックになったりするとむしろ粗雑な扱いになって動物が苦しむ可能性があるということです。例えばマウスを殺すときに頚椎脱臼(マウスの首を押さえつけて尻尾をひっぱっていくという方法です)で殺しますが、この時に怖がって下手な引っ張り方をすると不完全に脱臼してマウスが死にきれずに苦しむことになります。冷静にじわじわと引っ張っていけばそこまで苦しむことはありません。もちろんどちらにしろマウスの命を奪っていることに変わりは無いのですが、どうせ殺すにしても無駄に苦しませてしまうのは可哀想ですし、動物実験の際のモラルにも反します。
自分が冷静にならないと扱われる動物も苦しんでしまうと思えば自然と冷静になれませんか?

最後に一言だけ。
最近は動物実験反対団体などは動物実験廃止を唱えていますが、例えば、動物実験が出来なければ新薬の開発なども出来ません。どの薬も動物実験が行われてある程度の安全性を確かめられた上で、人間での治験に移って薬として市場に出るわけですから、動物実験全面廃止などという人だって結果的には動物実験の恩恵を受けて出来た薬を使ったことがあるはずです。つまり、動物実験は人間の日常生活を維持するためだけにとっても不可欠なものだということです。ただ、一方で忘れてはならないのはどんなに実験に慣れてきても動物は物として扱っていいものではないですし、人間の方が動物より偉いわけでもないということです。ですから、動物を扱う時には常に動物に対するリスペクトを欠くことのないようにしてください。
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この回答へのお礼

前回はとても気分が悪くなり、毎回このような状況になるのではないかと不安でしたが、
今日実際に自分の手でやってみると大丈夫でした。
少しずつ慣れていけそうです。

最後の3行には考えさせられました。
これからも忘れないようにしていきたいと思います。
本当に有難うございました。

お礼日時:2007/02/26 20:47

私はCO2で安楽死させるときでも、平然とみていられます。

知り合いは、それを目をそらしてつらそうにしていますが、解剖は平然とやっています。

採血くらいで目を回すようだと、これから、大丈夫なのでしょうか?学部にもよりますが、学生実習で動物実験がヤバいというのはこれまで分からなかったのでしょうか? 多数ではありませんが確かに一部の学生は向かないし、そういう学生は、動物実験のない研究室に行きました。心理的に状況をどう乗り越えたかというより、生理的に向かない仕事をなぜ選んだのかがよく理解できません。

学部にもよりますが、可能なら動物実験のない研究室に変更(深刻な事情を話して)してもらうことも考えては?
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この回答へのお礼

私は大学で生態学を学んでおり、実習は植物同定や測量などが主で、動物実験はありませんでした。
今回初めて生きた個体が暴れている姿を目の当たりにしたため、
ショックを受けてしまいました。

今日また採血をしたのですが、前回のようなことにはならず、
作業を行えました。

アドバイスいただいてありがとうございました。

お礼日時:2007/02/26 20:36

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