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私が少年時代に読んだSF小説に「消えた四次元の輪」というのがありました。作者は分からないのですが、アメリカが舞台だったことは覚えています。

自宅の工場で仕事をしていたある男性、地震に見舞われ、頭をぶつけて気絶。目覚めてみたら知らない世界。両手には「謎のリング」リングの内側は異次元への扉になっているらしい。二度目の地震の時、リングを持ったまま前のめりになり、元の世界に帰る。
その後、リングについて調べているうちに、転げた拍子にリングが宙に…次の瞬間、異世界からの女性…(略)中盤で隣人がリングを盗み異世界の人を殺害。空から巨大なペンチが現われ「隣人」の頭を砕いてしまう…

最後まで覚えているのですが、作者名がわかりません。
ジュブナイルSFなのか、それとも、年少者向けに省略されたSFなのか分かりません。もしも、東京創元社とかハヤカワSFにあれば読んでみたいなと思うのですが、どなたか作者名を教えていただけないでしょうか? 

A 回答 (3件)

 こんにちは。


 先のyomyom2001さんの貼ったリンクですが、国会図書館は個別資料への直リンクは出来ないようになっています(私ichienより半月ほど前にここに参加されて、回答もよくしていますがこれまで気が付きませんでしたか?)。書名は正確ですので、もう一度ここから検索してください。
http://opac.ndl.go.jp/
 
 それでこの少年向けSFシリーズに付いてなのですが、当の偕成社版に限らず他のあかね書房、岩崎書店版などすべてが手に入りにくい本の代表の一つです。創元や早川からも出ているものならばともかく、ほかに翻訳が無いものはそれこそ古書店でも1万以上の値が付きます。
 少年向けSFシリーズに関してはこちらの右側のメニューにある「図書 出版」から「・・・ギャラリー」のページに進むと簡略な情報を得られます。
http://www.ta-kumi.com/harimaze/top.html

 作品そのものに付いてはこちらが参考になります。
http://homepage1.nifty.com/ta/
国会の検索結果から著者名で調べると、これですね。
http://homepage1.nifty.com/ta/sfm/macdo_jd.htm
このページの最下部から2冊目にジュヴナイルとして出ています。
 ところがこの原題でもう一度ページ内検索をすると、短編部門の2番目に「四次元フープ」の邦題でも翻訳刊行されたことがわかります。雑誌掲載分に関しては訳者の名がありませんが、これ以外は偕成社版を含めてすべて福島正実の訳です。おそらく当時SFマガジンの編集長をしながら翻訳もしていた人ですから、雑誌掲載版も福島さんでしょう。
 ということで、翻訳文そのものは子ども向けに多少の手直しはしたかもしれませんが、どちらもほぼ同じだろうと推測できます。
 ただ、問題はこちらの芳賀書店版も講談社文庫版もこれまた絶版だということです。幸いかなり良く売れた本なので、古書の在庫は相当数あります。ここで検索して条件が良いものを選ぶか、図書館を利用すると良いでしょう。
http://www.kosho.or.jp/servlet/bookselect.Kihon
http://sgenji.jp/
http://www.jla.or.jp/link/public.html

 更にもう少し調べると、これは元々短編のようです。グロフ・コンクリンという1940年頃から60年代辺りまで活躍したSF編集者がいました。彼が1953年に編纂した次元ものの作品集に収録されています。
http://webcatplus-equal.nii.ac.jp/libportal/DocD …
本書の日本語版は出ていません。
 もう一つ。原題で検索してみると、或るフィルム・コレクターのサイトに辿りつきます。そのデータによると30分カラー版で映像化されているとあります。もう一つ詳細な内容が判らないのですが、アメリカの映画データ・ベースではこれがそれのようです。
http://us.imdb.com/title/tt0716971/
この著者の映像化作品でほかに同じ原作のものは存在しないようです。昔の「ミステリー・ゾーン」のような感じのシリーズかもしれません。
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この回答へのお礼

たいへん詳細な情報有難うございます。ここまで、調べてくださってびっくりしました。
国会図書館で検索してみたら出てきました。すると、また新たな発見にびっくりしました。探偵トラビス・マッギーで知られる、ミステリー作家J・D・マクドナルドのSF小説だったなんて…貴重な作品ですね。

テレビ映画にもなっていたなんて知りませんでした。見てみたいですね。

お礼日時:2007/03/27 20:56

#1の者です。


#2のpote-nyanさんの回答をみてから、#1に貼ったURLをクリックしてみたところ、確かにリンクが切れています。回答直後に確認した時にはつながっていたので、その後、切れたようです。
直リンク不可とは知りませんでした。質問者のhardingさんにはご迷惑をおかけしました。申し訳ございません。
と同時にpote-nyanさん、ご指摘ありがとうございました。

で、#2のpote-nyanさんの回答に詳しく載っているようなので、そちらを参考にしてください。超人気の本みたいですので、手に入るといいですね。ガンバってください。
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下記の本だと思います。



http://unicanet.ndl.go.jp/psrch/DetailNext.do?P= …

国会図書館は基本的に貸し出しはしませんが、都立の多摩図書館や大阪市立中央図書館の蔵書は、あなたの家の近所の図書館を通じて貸し出し要請をすることができるはずです。時間はかかりますが・・・。

アマゾンで検索しても在庫切れですし、マーケットプレイスにも古本として登録されていないようですので、手に入れる(購入する)のはちょっと難しいような気がします。
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