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甘草湯と桔梗湯は、どのように使い分ければいいのでしょうか?のどが痛い、イガイガする場合はどちらがいいのでしょうか?

A 回答 (2件)

傷寒論 少陽病にこうあります


少陰病2・3日 咽痛する者には甘草湯を与う、癒えざる者には
桔梗湯を与えると
また、金貴要略 肺痿肺瘍咳ソウ上気病
咳して、胸満,振寒、脈数、咽乾、渇せず時に濁唾セイ臭を出し
久久膿を吐すること米粥の如き者、肺瘍と為す桔梗湯之を主る。

外台炙甘草湯は肺痿涎唾多く心中温温液液たる者

以上のようにあります
常方としては甘草湯を使って癒えなければ桔梗湯となります。
桔梗の排膿作用を考えれば、ここに処方の強弱を示すことになります。
決定的な違いは咽乾になりますこれは咽頭部の熱が極まり乾燥感が出ている証拠となりますので桔梗の力を借りて熱を早く散らす(排膿)させる必要がある状態です。甘草湯はやたら涎(よだれ)が多い感じがある方に。(私見)
たった1味の違いで昔の人は使い分けしてきたわけですが、現在そこまでこだわった先生は見当たりません。
一般的には桔梗湯を第一選択として使われてなんら問題ないと考えています。
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この回答へのお礼

詳細にありがとうございます。

お礼日時:2007/04/11 06:29

ノドの痛み取るなら 甘草湯です。


甘草は炎症 痛みを抑える効果。
だけど、扁桃腺(咽頭炎)が腫れて痛い時は、桔梗湯です。甘草含有)
桔梗は 痰や化膿を鎮める効果。

風邪で扁桃腺が痛いなら 桔梗湯では??

一応素人ですが 勉強しました。 自分で使いたい薬が漢方しか存在ので。
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