プロが教えるわが家の防犯対策術!

「18歳選挙権が実現することにより若者特有の政治への無関心から、どうせ投票に行かずに全体の投票率を引き下げるというデメリットが発生する。」
でもなんで投票率が下がることが問題なんですかね?投票率は高ければ高いほうがより多くの民意を反映するのは確かです。しかしこの場合は新たに300万人ほどの新たな有権者が加わるわけですから、投票率は下がったとしても、投票に参加する人数は確実に増えているはずです。

A 回答 (4件)

日本の有権者数は約1億200万人です(2003年)


http://www.pref.hiroshima.lg.jp/senkyo/senkyo/sh …
投票率が50%とすると投票者数は5100万人です
極端に、18歳と19歳が全員投票しないとすると投票率は48.5%になります
最大で1.5%の増減がありますが、若いうちから選挙に関心を持つことが
できるので結果的には投票率が上がるかもしれませんね
    • good
    • 1

 確かに、投票率低下や政治への無関心は、皆さんご指摘の通りだと思います。


 しかし、これ等の傾向は、若者や無関心層だけの原因ではない様な気がします。
 むしろ今の政治家のあり方と、選挙法体制のあり方も一因かと思います。
 つまり、日本の政治家・政党は選挙の種類によって、協力したり対立したりしています。要するに、無節操な政治家・政党が罷り通っているのが、メイド・イン・ジャパンの政治です。
 諸外国のように、二大政党が対立する構図ではないから、国民が政治に夢中になれないのです。
 次に、日本の公職選挙法にも問題があります。
 選挙法の殆どの条文が禁止規定で、雁字搦めでの選挙活動を認めています。
 「あれもダメ、これもダメ」では、せいぜい選挙カーで候補者名を連呼して走り去るだけです。
 この様な選挙活動で、選挙に興味を持って、投票率を上げろと言っても上がるものではありません。
 年齢を18歳に引き下げても、根本的な原因が解決出来なければ、結果は同じです。
 また、これ以上望んでも政治能力の低い人が選ばれてくる以上、100年経っても、進歩はないと思います。
    • good
    • 1

私は選挙の投票率の低下だけが問題だとは考えません。

最大の問題は、政治そのものに対する関心が低下してしまっていることだと思います。ただ、それは若者(有権者)だけの責任でもありません。

例えば知事や市長などの選挙で各党相乗りの現職対(相乗りをしていない)1党単独推薦(または公認)の新人という構図の選挙が少なからずあります。結果は開票前から見えていて、開票開始直後にテレビに現職の当選確実のスーパーが出るような選挙です。このような選挙の投票率はきわめて低いのが通例ですが、それは有権者が悪いわけではなく、「各党相乗り」という、いわば安易な道を選択した政党に主な責任があります。

低調な選挙戦を放置して、その結果に過ぎない低い投票率を上げようとするのはあまり意味がなく、政治そのものを活性化して、有権者がもっと関心を持てるようにすることが大切だと思います。わかりやすい争点があり、有力な各候補が熱心に政策を訴えていれば、おのずから選挙の投票率も上がるものですから。18歳から選挙権を持てるようにすることが、若者が政治に関心を持つきっかけとなるのでしたら幸いです。
    • good
    • 0

 私は、18歳選挙権が実施されると投票率が下がるのかどうか


についてはわかりません。
 ただ選挙の投票率がこれまで以上に下がるとしたら、それは
良くないことだと思います。
 確かに、有権者が増えれば仮に投票率が下がっても純粋な投
票数は増えるかも知れません。でも新たに増える有権者が300
万人いたとして、そのうち100万人しか投票しなければ投票しな
い人が200万人いたことになります。
 現在でも大都市では投票率は低い傾向があり、例えば東京都
知事選挙は先日行われたのを含め昭和54年以降8回連続で50%
台もしくは40%台です。有権者の半分かそれ以下しか選挙に参
加していないわけです。もしこれ以上投票率が下がったら、選
挙というものに絶望し、投票に行かなくなる人がさらに増える
と私は思います。それは今まで投票に行っていた人が行かなく
なる、ということです。
 有権者に年齢制限があるのは、自分の行動に責任を持てる人
が政治に参加する資格があるということだと思います。そうい
う人が半分以下しか参加しない選挙って、どれほどの意味があ
るのか、と疑問を感じてしまいます。投票に行かない人は現状
に不満がないから、であればまだいいのですが、そうではなく
て、「どうせ選挙では何も変わらない」(投票率が低いから民
意が反映されにくいとも言えるわけですが)という、システム
そのものに対する不信感が、投票に行かない理由だとするなら、
投票率の低下はシステムそのものの崩壊につながるかも知れま
せん。それではシステムを改良する意味がありません。
 投票率が下がることにはそういった問題があると思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

確かに、選挙に行かない人も何らかの意見を持っているわけですよね。
300万人のうち、100万人の意見しか取り入れられなければ、残り200万人の意見は反映されない。
投票率が目に見えるほど下がって、今まで投票に行っていた人たちが参加したくなくなるっていうのもありえる話だと思いました。

お礼日時:2007/05/04 20:12

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!