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パラフィン固定切片の免疫染色をしています。
HRPを用いて、DABで発色するプロトコールでは、
PBSのみを洗浄に使っていますが、アルカリフォスファターゼを用いて、
ニューフクシンで発色するプロトコールでは、
PBSで洗浄後、さらにTBSで洗浄しています。

なぜ、二つの緩衝剤を使い分けるのでしょうか?
どなたか免疫染色に詳しい方、回答頂ければ幸いです。

A 回答 (2件)

リン酸がアルカリフォスファターゼを阻害するからです

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この回答へのお礼

ありがとうございます。
それですと、TBSのみを使用した方が良いように思うのですが、
アルカリフォスファターゼを使うプロトコールでは、
PBSとTBSのどちらも使うようになっているのです。
そこに意味はあるのでしょうか?

お礼日時:2007/05/24 23:07

ELISAやWBは最初から一貫してTBSを使うこともありますので、


Trisが抗原抗体反応を阻害することはなさそうです。

これに対し、組織切片の免疫染色ではほとんどがPBSを使っているようです。
組織切片については経験があまりないので、お答えできませんが、
Trisが組織障害性を持つことに何か関係があるかもしれませんね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
今日、新たに発見したプロトコールをみると、
アルカリフォスファターゼを用いた免疫染色ではTBSのみを使用するようです。
また、その注意書きとして、リン酸がALPを阻害することも書かれていました。

TBSのみを使った染色をしてみようと思います。

お礼日時:2007/05/25 22:58

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