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販売用に仕入れた書籍を、販促用に(広告宣伝用)使用した場合の経理処理方法(別勘定への処理方法等)が分かりませんのでお教え下さい。仕入れた書籍は、仕入計上済です。

A 回答 (2件)

こんにちは。



原則として、仕入物品を他の用途に転用した場合には
「他勘定振替高」勘定を使用します。
損益計算書では、売上原価の区分に入っており、仕入の控除勘定
(厳密には違いますが)のようなものです。
仕訳は
(広告宣伝費)5,000/(他勘定振替高)5,000

ただ、小さい企業でそこまで厳密な処理が求められていない場合
(金額が小さい、めったに出てこない、など)
仕入勘定から直接振替えてしまう事も多いです。
(広告宣伝費)5,000/(仕入)5,000
「同じ本を10冊買ったけど、1冊は最初から広告用のつもりで買ったんだよ」
といった感じですね^^;
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この回答へのお礼

ご丁寧な回答を頂き有難うございました。
ちなみに、小さな企業でのことですが、
(広告宣伝費)5,000/(売上)5,000
ではいけませんよね?
初歩的なことが分かっていないもので、、、

お礼日時:2007/05/29 14:06

ふたたびです。



>(広告宣伝費)5,000/(売上)5,000
>ではいけませんよね?

つまり「自分で自分に本を売ってしまう」ということですね?
これは「内部売上」といって、内部管理用では使用されることが
ありますが、対外的(決算時)には使用できません。
なぜなら、「売上」というのは「社外にモノが提供されて、
対価(お金など)をもらう」事を指すからです。

こじつけがましいですが、
(広告宣伝費)5,000/(売上)5,000
で、一旦売上計上した本を、販促活動で持って回っているうちに
「この本いいね。この古いやつでいいから売ってよ!」と
言われる可能性がないとは言い切れないです。
その時、値引きして売ったとしても
(現金)1,000/(売上)1,000
売上が二重に計上されてしまいますよね。
しかも、1回目は自分で自分に売ってます。お金も物も動いていません。
この場合「売上」側からみると、実現したのは
「キズモノの本を1,000円で売った」事だけです。
結果、「5,000円の売上」は架空売上になってしまいます。

かなり極端な話になってしまいましたが、本支店会計を行なっている
などでない限り、売上計上はしない方が無難です。
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