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40歳になる男性です。IT業界に勤務した経験はありませんが、今までに経験してきたパソコンやネットワーク、サーバーの知識をレベルアップさせたく転職活動中です。
ここ数年の間に起業したベンチャーIT会社が成長を続けている一方で、実際に訪問して面談を受けてみると、単なる業務請負の人材紹介会社のようにも思えます。面談をして自分の業務希望を伝えたのですが、まだ正社員として雇用してくれるのかも給与がいくらなのかも決まらぬまま業務案件を斡旋してきます。クライアントとの面談を設定しようと連絡が来るのですが、雇用条件も決まらぬまま、まだ雇用もされていない状態なのにクライアントと業務の面談をするというのは、どうも合点がいかないというか、とても不思議な感じがしてしまうのです。
IT業界というのは、こういう雇用形態が普通なのでしょうか。一般的な企業のように正社員として雇用されるのではなく、クライアントの業務に雇用されているという感覚がしてしまいます。業界ですでに勤務されている方、または経験のある方、教えていただけませんか。私は企業のシステム部門のようなところで勤務したいと考えていたのですが、どうも人材紹介システムのイメージが強くなっていて不安です。

A 回答 (6件)

No.3です。

IT業界のマイナス的側面ばかりを書いてしまったようですので補足として記載します。

結論からいうと、大手、中小、ベンチャーの企業区分と、メーカー、SI、キャリア、ソフトウェア(プロダクト)開発、ソフトハウス(業務システム開発)、アウトソース、キャリア、ネット系の業種区分と区別した上で、質問者様がどの企業区分、業種区分で仕事されたいかをまず検討されてみてはいかがでしょうか?

因みに、特定の企業の業種区分の確認には以下URLでの検索が有効です。(企業名チェックボックスをONにしないと検索にヒットしない場合もあります)

http://www.tdb.co.jp/service/u/1000.asp

上記検索結果に業種も表示されます。ここで「労働者派遣業」であれば派遣メインのIT企業、「ソフト受託開発」であれば派遣の確率が少ないと踏んでください。
但し、「ソフト受託開発」は大手メーカーやSI、零細ソフトハウスなど全てが該当し、零細ソフトハウスでは実態が派遣に近い場合も往々にしてあります。

>数年前に起業した若手ベンチャーIT企業というものに対する不信感が確信に変わったように思います

ライブド●等、マスコミでいわれている「ベンチャーIT企業」は前回の回答で書いたようなIT系とは趣きが異なる点に、注意が必要です。
昨今の「ベンチャーIT企業」の殆どがネット系IT企業であり、前回、当方が回答で書いた企業(質問者様の質問に書かれていた企業)群は、IT系といってもシステムインテグレータ(=SI)の流れの企業です。

ベンチャーの定義については他の方もふれられていますが、大手SIの下にぶら下がっているだけの従来のソフトハウスやITサービス業(派遣も含む)を営む、企業規模が小さいだけの企業をベンチャーとはいえないと私も思います。
SI系でベンチャーを名乗っている企業が星の数ほどありますが、派遣や大手の下請けを隷属的にこなしているだけの企業、他社を真似たプロダクトの開発や技術提案しているだけの企業であれば、全く目新しくないですし、どこがベンチャーなのかと個人的に突っ込みを入れたくなります。

本来のベンチャーの定義については、既にご覧になっているかもしれませんが参考URLなどもご参照ください。
#企業規模が小さいだけで「ベンチャー」を名乗っている企業がIT系には沢山あることで、本来の「ベンチャー」の意味が悪い風に拡大解釈されてしまっていることは個人的に悲しいですね。

尚、本当に独創的なベンチャーであれば、大企業よりも優秀な人間がいる率が高いようですし、ただの中小企業よりは給料も良いようです。

最後に、職務内容と企業の業種について。
質問者様のやりたい仕事がサーバ・ネットワーク構築というのであればやはり派遣に近い形態でSI系の仕事に従事するのが手っ取り早い気はしますが、SI系は前回回答に書いたようなITゼネコンが主流です。それはちょっと・・というのであれば、アウトソース企業(大手派遣会社を含む)を狙われてみてはいかがでしょうか?
コールセンター含めITサポート系職種はアウトソース企業で従事できる可能性も高いと思います。

但し、アウトソース企業も大手SIやメーカーから仕事を請けることが多いので、ITゼネコンから完全に切り離されているというわけではないです。が、SI系よりはITゼネコンの理不尽さをさほど感じずに済むかもしれません。理由は、大手のアウトソース企業であれば案件が決まっていない余分な人員でも囲っておける余裕があるケースが多いためです。

また、質問者様が正社員に拘られるならば、正社員転職が希望である旨を応募の時点から主張し、「まず案件ありき」はお断りと初めに釘をさされた方がよいと思います。
繰り返しますが、「まず案件ありき」の所はフリーランスの人間を手配するエージェントのような位置づけの派遣会社・業務委託会社くらいです。通常のIT企業は、業務内容が派遣に近くても「まず採用ありき」です。

加えて、これも繰り返しますが、前回回答に書いたようにIT業界は社内SEやその他少数を除けば他社での勤務の可能性は高いことは大前提とされた方が良いでしょう。
それが嫌であれば、自社開発をしているIT企業に正社員として応募してみるしかないと思います(社内SEは零細企業では専任としておいていないケースが多く、大手の社内SEになるのは昨今かなり困難です)。

質問者様の前途が洋々たるものであることを願ってやみません。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%B3% …
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No.1です。



>>こんな何重派遣にもなる人材ブローカーは法律的に考えて問題ないものなんでしょうか。人身売買じゃないですか、これじゃ。

2重派遣は違法です。が、実際は多いですね。ただし、

派遣元会社=>請負会社=>仕事先企業

は合法のようです。私も、昔、派遣先に面接に行ったら、そこから先の企業につれて行かれたことあり、「あれ?これっていいの?」と思いましたよ。まあ、みんな知り合いで、何もしないで「中抜き」をやっている雰囲気でしたね。いい感じはしませんでした。まあ、面接では、意図的にボツになるように受け答えしました。

そして、質問者さんの場合、完全にアウトですね。

でも、正直に言えば、

>>今までに経験してきたパソコンやネットワーク、サーバーの知識をレベルアップさせたく転職活動中です。

って姿勢では、ベンチャーは無理でしょう。やっぱり

「おれのアイデアは凄いぜ、俺を高給で正社員雇用すれば、御社は絶対に儲かること間違いなし。年収は1000万とオマケしてやるから、入ってやるぜ。どうだい?」

と相手にプラスを与えるって、面接では言いたいところです。まあ、実際にはこう言えないでしょうけど、ほんとはアイデア無いけど、3ヶ月あればそれらしくしてみせる能力はある!ってくらいじゃないとダメでは。あるいは、能力は無くとも、その代わりに

「この会社を大きくして、悪しきIT業界の取引慣行をぶっ壊してやる!!」ってなにかのベンチャー魂、理想が欲しいですね。

あの、西部劇で有名なウインチェスターを製造・販売した、創業者のウインチェスターは、銃器製造の知識はゼロだったといいますので、IT知識が必須ってわけでもない。あの世界に名だたるアニメを産んだプロダクションI.G.のトップも絵は描けないんですからね。「業界慣行を変えたい!アニメータの地位を改善したい!」が会社作った動機だったといいますからね。

P.S.
竜馬さんみたいになりたいですね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
4社を訪問しましたが、そのうち1社のみ対応が違いました。そこは私のこれまでの異業種業界での人生経験を高く評価してくれた、との話しでした。IT技術に関してはこれからでも身に付けられる、大切なのはこれまで経験してきた異業種での業務経験や考え方だとのこと。その会社は、最初から正社員としての雇用で、しかも5年先か10年先には若い職員を引っ張っていくリーダー格として期待していると言ってくれました。
先日、別の会社から案件を紹介され顔合わせに行って来たのですが、即日OKの返事をもらいました。しかし多重紹介の仕組みに疑問を感じていたことと、やりたい業務とは若干違っていたので断りの返事をしたのですが、とにかく私をその現場に行かせようと猛アタックしてくるんでびっくりしました。クライアントからOKをもらった以上、行かせなくては紹介業者としては今後の信用問題になると考えたのでしょうか。その時点で「この会社はIT技術を持っている会社ではなく、人材紹介業務だけの会社なのだ」と確信できました。
IT業界で仕事をしていくことも含めて自分自身考え直そうと思っています。今回経験したような、待ち合わせ場所に行くと別の初対面のブローカーが待っていて、次の場所に移動し、また初対面のブローカーに会う。その後たどり着く場所が業務紹介会社だなんて図式の世界では働こうというモチベーションは生まれません。だいたい初対面の私をさも良く知っているかのように客先に紹介しているブローカーの姿を横で見ていて嫌悪感を持ちます。

お礼日時:2007/07/30 13:00

No.1です。


ちょっと気になった点を書いてみます。
ベンチャー企業とは、現時点では、企業の確実な収入が無いけど、将来の発展が望める企業を意味すると思っています。その売りは、革新的な技術かもしれないし、新しいサービス形態かもしれません。

つまりベンチャーという文字が付かない中小企業や大企業よりも「不安定さ」が大きいってことで、年収の補償が無いケースも、ある意味しかたない気もします。

つまり問題は、不安定な収入じゃあなく、本当の意味のITベンチャー企業じゃあない、単なる人材紹介企業が「ITベンチャー企業」と商売の「偽装」をすることなんだと思います。

以前、ベンチャー企業から大手企業になった企業の経営者達の経験談と、ベンチャー企業を起こそうとしている方たちが企業目論見を演説して支援を受けようとしている番組をスカパーで観ました。やっぱり彼等は、聞かせるものを持っていました。

そうした絵図を持っているかどうかは、ちょっと話せば判ると思います。

ちなみに、IT業界でそういうベンチャー的な発想で、世界市場に出ようとしているMIJS(Made in Japan Software)の参加企業はいいなあと思って、東京であった第1回のコンソーシアムに情報収集って目的で参加しました。参加企業の多くは、雑誌広告で見かける企業で、どこもインストラクターの派遣はやっても、派遣の開発はやらないような企業ですね。そして、ベンチャーというには、大きすぎるかも?ただ、入社の壁は高そうな感じもしました。
現在、23社参加されているようですので、それらを当たってもいいかもしれませんね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
先日、続けて二社の若手ベンチャー企業の営業から案件を紹介したいと連絡を受けました。実際に会って様子を聞きたいと思い実際に会ったのですが、その企業は約束の場所で会ったあと、別の場所に連れて行かれ、今度はまた別の紹介業者を紹介されました。そこで「私はこちらで失礼します」といって別の紹介業者にバトンタッチ、その後も別の場所に連れて行かれてさらに別の紹介業者に紹介され、最終的には大手らしき人材派遣企業に連れて行かれるという、訳の分からない現実を体験しました。「大手企業との直接取引」などと求人サイトで書いておきながら、実際のところは人貸し屋だったり人材ブローカーが何社も動いている事実を知りました。こんな何重派遣にもなる人材ブローカーは法律的に考えて問題ないものなんでしょうか。人身売買じゃないですか、これじゃ。

お礼日時:2007/07/29 10:18

IT業界経験者、今も現役です。

「派遣」「業務委託」「請負」について色々悩んだ時期もありますので、参考になるかわかりませんが書かせて頂きます。
(私以外の方々の意見も参考にしてください)

>雇用条件も決まらぬまま、まだ雇用もされていない状態なのにクライアントと業務の面談をするというのは、どうも合点がいかないというか、とても不思議な感じがしてしまうのです。

>IT業界というのは、こういう雇用形態が普通なのでしょうか。

そのようなことはありません。まともな企業なら、雇用条件通知書を発行してから面接となります。

>一般的な企業のように正社員として雇用されるのではなく、クライアントの業務に雇用されているという感覚がしてしまいます

それはある意味あたっています。ITゼネコン体質ですから・・元請・下請・孫請・・プライム、パートナー、アライアンス等など色々呼び名はありますが、チャネル構造が基本です。
ただ、対等に近いパートナーシップが存在する企業間の関係もあります。これは企業間の力関係によるところが大きく、力が弱い企業ならば仰る通り「クライアントの業務=プロジェクトのために」その従業員も雇用されるのです。
受け入れ先プロジェクトが決まる見込みのない人を雇っても、仕方ないですからね。
尚、ここでいう「力」は企業力学を指します。企業規模・資本金・売上げ・知名度等々、複数の意味がありますが、企業間で上下の関係を形成する力、とでも解釈して頂ければと思います。

>私は企業のシステム部門のようなところで勤務したいと考えていたのですが、どうも人材紹介システムのイメージが強くなっていて不安です。

社内SEですか?社内SEはSI等のSEから非常に人気が高い職種です。社内SEの門戸は新卒以外ではかなり狭められています。

IT業界で人手不足なのは、IT日雇い労働者(エンジニア)とそれを仕切るIT現場監督(マネージャ)です。
IT現場監督もIT日雇い労働者も、一人日・一人月単価いくらで売られる対象です。
該当しない企業もあるかもしれませんが、一般的に零細ITサービス企業はいわゆる手配師に相当します。手配して人を放り込んでマージンを抜く、それだけです。中堅どころのSIは常時、現場監督と労働者の頭数を揃えておき、大手元請からお声がかかれば大勢で人を放り込む、または自社開発も行います。

大手または特化した技術を持っている企業の社員のみ、元請ですので一人月の対象にされません。

ただ、零細でも中堅でも形くらいは正社員の形式をとります。ですからIT零細企業でも雇用条件通知書位は発行してくれますし、給与その他の条件提示をこちらがのまなければ、クライアントとの面接はありません。

面接で守秘義務を要する内容をクライアントからヒアリングするわけですから、派遣会社であれ業務請負会社であれ、給与や報酬提示が先にあり、相手からサインをもらった後、面接を組みます。
それすら無いのはどう考えてもおかしいです。

文面から推測するに、質問者様が接点を持たれた企業はかなりまともでないIT派遣業のようにお見受けします。
それなら大手の派遣会社の方がずっとましのような気がしますが・・。
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この回答へのお礼

とても貴重な情報をありがとうございます。
数年前に起業した若手ベンチャーIT企業というものに対する不信感が確信に変わったように思います。求人サイトで「正社員募集、未経験可、年収600万円以上」と書いてあるのに、いざ実際に訪問してみると、実績のないうちは「契約社員」でお願いします、と言われました。しかも給与提示額については、クライアントと面談して業務が確定しないと給与も確定しないという主張で、まずはクライアントとの面談ありき、みたいな話しの流れになっています。「日雇いIT労働者」という表現が的を射ているような気がしました。今のところ、一社だけが正社員雇用、年収保証をしてくれましたが、それ以外のベンチャー企業はすべて先に書いたような状況です。自分の考えが甘いのかとも考え悩みましたが、こちらでいろいろな経験談を聞くことが出来て良かったように思います。まだまだたくさんの方々の意見をお聞かせください。

お礼日時:2007/07/24 23:06

私が以前在籍したITベンチャーは独自開発のアプリケーションがメイン


で、3人で企業から東証1部まで成長しましたが開発からネットワーク管
理、サポートメンバー含め自社内での雇用でした。イベントでのコンパニオンからマーケティング部への社員に登用された女性もいました。

独自開発のアプリやシステムを持たず、単にシステム構築等を行っている企業は業務請負的な状況が多いような気がします。上記IT企業退職後
に派遣で就業した際に3重派遣でしたが1番最初のA社は一見システム会社に見えましたが業務請負会社でした。
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コンピュータ業界で働くものです。



>>どうも人材紹介システムのイメージが強くなっていて不安です。

質問者さんが感じられたように、訪問された企業は「人貸し屋」だったんだと思いますよ。そして、イメージされるようなITベンチャーって、とても少ないと思います。ライブドアの元社長の堀江氏がIT業界の急成長企業といいながらも、実態は(イカサマ)株屋だったわけですからね。

以前、六本木ヒルズの、あるセミナーに行ったとき、昼食をちょっとビルから離れたところで食べていると、展示会で見かけるような雰囲気の女性を含むグループがいて、「今、話題になっている○○の講習会を主催して・・・」なんて商売の打ち合わせしているのが聞こえてきました。

「IT技術そのものじゃあなく、講習会・セミナーで儲けるんだ・・・」ってがっかりしたのを覚えています。

石田衣良氏の小説「アキハバラ@DEEP」に出てくるようなITベンチャーとまではいかなくとも、技術でがんばろうとするベンチャー企業は日本では育ちにくいといわれていますし、ほんとに少数だと思います。

半年分の生活費を貯金して、それが続く分だけ、憧れのアニメータの(でも収入は酷い)仕事をするって方もいましたが、そんな覚悟で臨まれれば、(産まれたての)ITベンチャーが見つかるのではないでしょうか。

また、「雑誌やネットで有名なあの○○さんが所属しているのか」って企業を狙うという手もあるかもしれません。

何らかの修士、博士を持っていて、実力に自信があれば、(ほとんど可能性無くとも)Googleを狙うという手もあるかもしれませんね。

ところで、私の場合、マンションの一室にあるような会社に入社しましたね。通販で儲けようとした名残り?と思えるような変な品物がころがっていたりで、ある意味でベンチャーだったのかもしれません。現状をみると、やはり「人貸し屋」って感じがします。上司は、「設立当初は、お金なくて生活するために社長から建築現場で働けと言われた」なんてことを言っていましたね。

また、昔の同僚から「新しい仕事やるので、システム作ってよ」って誘いがあったので業務内容を聞くと、やっぱり「派遣業かよ!」って感じですね。

はあ・・・。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
IT業界は慢性的な人手不足だなんて言われているそうですが、実際のところプロジェクトごとで契約を繰り返していく業務形態が多いのでしょうかね。30歳そこそこの若い人が社長だという急成長中のITベンチャー企業が最近は多いようですが、実際に訪問して話しを聞いてみると、正社員として働いている人間はごく少数だったりして、やはり実態は「人貸し屋」に感じてしまいます。しっかり実力をつけていったとしても、自分の将来を考えてみると不安になってしまいます。

お礼日時:2007/07/24 10:03

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