くも膜下出血（外傷性）の手術について

みなさん始めまして。

先日、彼女がバイク事故により意識不明の状態になってしまいました。
診断によるとクモ膜下出血（外傷性）によるものとのことです、そのほかにもありましたが気が動転していた為覚えてません。
今朝、入院している病院へ行ったのですが血圧が低い為、手術ができない状態です。

クスリで血圧を上げていると聞いたのですが、本当にクスリで血圧が上がり無事手術ができるのか教えて下さい。
また、必死に意識不明の彼女に声をかけたのですが効果はあるのでしょうか？

不安と心配でいっぱいです、どうか似たような経験をされたかたや、知識が豊富なかたがいましたらご協力下さい。

No.1 回答者： maple_peel 回答日時： 2007/08/22 14:07

shigena26さま、はじめまして。

急な事故で大変驚かれていることでしょう。
まずは、怪我をなされた方の回復を心よりお祈り申し上げます。

外傷性のくも膜下出血で血圧を薬であげているという場合、
脳内の圧が（これを脳圧といいます）が高すぎてしまうことに
原因があると考えられます。

脳の骨はヘルメットで、脳はその中にある豆腐と思ってください。
豆腐はヘルメットの中で、水に浮かんでいる状態です。

しかし、事故に遭ってしまい、くも膜下出血を起こしたことで
豆腐が腫れてしまい、ヘルメット内の容量が増している状態です。
これを「脳圧があがる」といいます。

ヘルメットは硬いため、圧の逃げ道はありません。
ここで、手術をする場合もあるのですが、それはcase by caseです。
あまりにも腫れている場合は、手術自体が困難です。

人間の身体は必要な臓器に優先的に血液を送り込むようにできています。
脳は優先的に血液を必要とする臓器です。

しかし、脳圧が高いと、それだけ高い血圧がないと血液が送れないのです。
ある程度の限界を超えてしまうと、心臓は高い血圧を保つことが困難になり、
血圧は下がってきてしまいます。
今回の彼女の場合、血圧が低くなっているということは、
残念ながらそれだけ脳へのダメージが大きいことが考えられます。

声をかけることによる効果とのことですが、
それは脳へのダメージの程度にもよるので
声かけがどのくらい影響を与えるかはひとそれぞれです。

あくまで質問からわかる範囲での私の意見ですから
本当にその患者さんによって違うと思います。

shigena26さんも、どうぞ体調を崩さないようにしてくださいね。