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損益取引と資本取引の違いがわかりません。
会計分野はまったくの素人なので具体例など交えて
わかりやすく説明していだけたら嬉しいです。

A 回答 (2件)

ものすごくかみくだいていうと、複式簿記は、


(借方)   (貸方)
 資産     負債
         資本

 費用     収益

で、資産(株とか現金とか)が増えた場合、必ず負債、資本、収益のどれか(或いは併せて)が増えます。
収益(売上とか)が増えたら損益取引、資本が増えたら資本取引ですね(増資とか)。
ちなみに損益取引でたまった利益はP/Lの当期純利益になって、今までの利益の残り(利益剰余金期首残高)と併せて株主総会やらを経て利益処分(配当とか)され、余りの利益剰余金期末残高がB/Sの純資産の部(去年は資本の部でしたね、少数株主持分やらの扱いがちょっと変わってますが)にのって最終的には資本変動をおこします。
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一般に公正妥当な会計ルールとして、「企業会計原則」というのがあります。

法律ではないので強制力はないものの、企業が守らなくてはいけない基準として位置付けられています。
この「企業会計原則」は「一般原則」「損益計算書原則」「貸借対照表原則」「注解」にわかれています。
このうち「一般原則」(7原則ともいう)の中に「資本取引・損益取引区別の原則」というのが定められています。
これは、企業の取引から生じる「剰余金」を区別することにより、株主資本の明確化と、適正な期間損益計算を要請しているのです。
「剰余金」とは、借方又は貸方に生じる差額のことです。
「資本剰余金」とは資本取引から生じた剰余金であり、「利益剰余金」とは損益取引から生じた剰余金(つまり利益の保留額)ですから、両者が混同されると、企業の財政状態(純資産の部)及び経営成績(損益計算書)が適正に示されません。
例えば、新株発行による株式払込剰余金(資本取引)から新株発行費用(損益取引)を控除することは許されないのです。
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