A 回答 (13件中1~10件)
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No.13
- 回答日時:
>ちなみに発電所で発電した電力の何%ぐらいが送電ロスになるかご存知でしょうか?
2-5%程度だと思いますが、送電、配電に関する設備の製造もCO2の排出に寄与します。
よって、各家庭での小型分散発電と高効率の発電所、大都市部では熱エネルギーセンターによる地域冷暖房という様にミックスされていくと思います。
ちなみにNLGではなくLNG(Liquefied Natural Gas 液化天然ガス)です。
No.12
- 回答日時:
実は町内に5年ほど前に都市ガスの配管が来ました。
台所はIH、風呂は石油で必要はなかったのですが、燃料電池かコージェネを考えて支管だけ入れました。しかし、結局一昨年12月にエコキュートでオール電化にしてしまいました。(石油代と電気料の削減、特に去年は石油高騰しましたから、試算すると、あと4年ほどで費用が回収できそうです。) というわけですでに電気配線1本です。ガスの場合は電気がなくては運用できないし、発電も限界があり、結局ガスだけでは賄いきれないと思います。戸別のものでは補助的なものになると思います。
また、コストの話に戻すと、天然ガスの価格はこれから電気以上に上昇する可能性があります。NLGは長期契約で天井価格が決められているようですが、これから80年代90年代の大口の輸入契約が更新されます。
現在NLGは、CO2が石油石炭よりも少ないので需要増で、売り手市場で、資源ナショナリズムもあって契約価格は上昇していくでしょう。
ご解答、誠にありがとうございます。
やっぱりオール電化ですか。
ちなみに発電所で発電した電力の何%ぐらいが送電ロスになるかご存知でしょうか?
No.11
- 回答日時:
エネルギーのコストだけで考える時代は過ぎたと思います。
環境負荷をコストに入れて考える必要があると思います。すでに炭素税などとして取り入れている国もあります。
また、現在のような電力、ガス、石油など個別の関連企業を統合または合併、または国有化するなどで総合エネルギー企業にすることが必要だと思います。
例えばガスコージェネ施設などを実現するためには、電力、ガス双方の技術と協力が必要です。コージェネと自然エネルギーなどとの連携、バイオガス、電気自動車対応など、低炭素社会のインフラ整備など個別分野の企業だけ難しいし、または投資の重複や競合などを避けることもできます。
統合には一企業の利益にこだわった思考ではできないと思います。政治の力が必要と思いますが、残念ながら現在の日本の政治家にはとてもそれだけの知見と実力がある方はいないようです。
家庭のエネルギーついて言えば、電気が主流になる必要があります。
理由は、家庭用コージェネでは発電効率が小さいこと、CO2をゼロにできないこと。
電気してしまえば、発電に時点でCO2を削減すれば、簡単に低炭素社会に移行できます。例:火発での脱炭貯留やエネルギー転換など。
地域コージェネでも家庭は受電と給湯だけになるでしょう。
10年後になるかどうかはわかりませんが・・・
ご解答ありがとうございます。
まだ、遠い将来のことはよく分からないってことですよね。
実は当家のガス配管を更新しろとガス会社から迫られています。
引き込みの配管は個人負担のようですが将来、オール電化が主流になればガス配管の更新は不必要と考えます。
ただ、将来燃料電池の普及により逆に電力供給を受けないガス需給だけの未来も見えます。どんなもんでしょうか?
No.10
- 回答日時:
#3です。
>天然ガスを燃やすのと天然ガスを燃料電池で電気を起こすのではエネルギ当たりのCO2排出量は同じでしょか?
産業用であれば5MWクラスのガスエンジン効率は約50%近いので、燃料電池と同じくらいの効率でしょうか?、更にガスエンジンの方が容易に大容量化でき、寿命が長いので、産業用ではガスエンジンが普及していますね。
家庭用では、個人的にはできるだけ何も付帯設備をつけず、(高価ですが)高気密高断熱長寿命の家を建てて、節約して暮らすのが温暖化対策には一番だと思っています。
設備を購入すればその設備の製造に係わるCO2が増加し、メンテ、廃却までのライフサイクルコスト、CO2も考慮する必要があります。
主要なガスの産出国はアメリカ、ロシア、カナダの順番です。これらの国の自国消費が増えれば輸出価格は暴落します。
原油が上昇すれば各国もディーゼルからガスエンジンに変えるでしょう(日本も原油価格が上がったのでディーゼルからガスエンジンに更新しています。)
そうなった場合国内での安定供給がいつまで続くかという心配があります。
No.9
- 回答日時:
#3です。
>結局、オール電化の未来は予想しうるけど、オールガス化の予測は将来的にもありえないと言うことになってしまうんでしょうか・・・
>たとえば、家庭でのガスでのコジェネで発電効率が向上し、廃熱比率が減少すれば(70:15)、さらにソーラー発電の併用を考慮するとオールガス化もありえますか?
PEFC等の燃料電池が更に反応温度が低下すれば、効率は上がると思います。エコウイルも普通のエンジンではなく、灯油を使う5MWクラスの高効率型ガスエンジンと同じ機構が安価に使えれば、効率が上がると思います。
しかし、今後は効率よりも地球温暖化対策が重要になると思います。
いくら価格が安くなっても地震や台風、津波などで資産が失われては元子もありません。
地球温暖化対策では、とにかく大量のCO2を削減することが重要であり、家庭は殆ど寄与せず、当面は酸素燃焼ボイラ発電、将来は水素タービン+燃料電池になり、水素が主役になると予測されています。
家庭では家の断熱の強化や、風呂水の再利用、雨水の再利用、排水の再利用、地熱の再利用、太陽熱、太陽電池、屋上緑化も有効だと思います。
これらは全て、国の政策(補助金や助成金)によって変わってきます、ドイツでは国が太陽電池からの電気代を高く購入する為、投資目的で太陽電池を購入する人がとても増えたと聞いています。
いろいろ考えると、難しいですね!
ありがとうございます。
おっしゃられるように地球温暖化は急ぐべき課題と思います。
天然ガスを燃やすのと天然ガスを燃料電池で電気を起こすのではエネルギ当たりのCO2排出量は同じでしょか?
No.8
- 回答日時:
#3です。
>各地区単位での熱伝供給ステーション構想なら、現状の家庭への熱源供給2系統(ガスと電気⇒電気と熱媒体)は変りませんよね。
一家庭でのお湯の使用量にばらつきがあるため、お湯の量に比例して発電するコジェネの運転が安定できないのです。
よって、地域コジェネにすることにより、お湯需要の平準化ができることにより、効率が安定してきます。
あと、埋蔵量がもっとも多いのは石炭で、石油やガスはいづれ枯渇してしまうと予測されています。
発電所は石炭や原子力で発電していますが、家庭で高効率な石炭火力はもちろん原子力発電は作れません。
現状のように原油価格が上がればガスの価格も上がると思われますので、このまま原油価格が上がれば燃料を多様化している電気のほうが安くなると予測できます。
再度のご回答ありがとうございます。
結局、オール電化の未来は予想しうるけど、オールガス化の予測は将来的にもありえないと言うことになってしまうんでしょうか・・・
たとえば、家庭でのガスでのコジェネで発電効率が向上し、廃熱比率が減少すれば(70:15)、さらにソーラー発電の併用を考慮するとオールガス化もありえますか?
No.7
- 回答日時:
私見ではありますが、電力会社の深夜電力は1/3の料金というやり方がどうも信じられないです。
早朝までに暖めたお湯をとっておいて、12時間後に使うというやり方は、ガスや石油と比較して、燃料効率はひどく落ちるんじゃないでしょうか。
少ない燃料で、生活することが目的であればこのようなシステムはエコロジーとは随分かけ離れたもののようではないでしょうか。
施設の稼働率を稼ぐために深夜電力を割引いているということだと思いますが、必要な電力を生産するための燃料は昼間とそれほどの違いはないような気がします。
もし昼間の電力消費を抑える手段としてそれが必要な方策ということであれば理解できますが、ガスでできることを電気がやるという意味では、それは理由にはなっていないと思います。
本テーマの貴重なご意見、ありがとうございます。
結局、ガスにしても電気にしても効率のためだったり、廃熱だったりするお湯(熱)を効率よく、蓄積できる技術が必要ってことでしょうか?
お湯があまり気味なように感じたものですから・・・
No.6
- 回答日時:
>ということは電力会社がお勧めする電気1本のオール電化に乗ってはいけないってことですね。
そういう意味の事は、書いていません。
説明足らずで申し訳ありません。
例えば10年後に日本中が電線1本で生活している状況を考えると、既存の家をすごい勢いでオール電化に変更していかなければ、間に合いません。
そのため、「10年後は電気とガスは両方あると言えます。」と書きました。
オール電化は普及してきていますが、エコキュートの貯湯タンクを設置するためには、それなりのスペースが必要ですから、設置スペースを用意できなければオール電化にはできません。
オール電化の市場見込み
http://www.alldenka.jp/modules/adminblog/details …
燃料電池についても100のガスから、33の電気と、45のお湯を作るシステム(総合効率78%)ですから、貯湯タンク設置スペースがなければ設置できません。
燃料電池の効率
http://home.tokyo-gas.co.jp/lifuel/lifuel04.html
燃料電池の効率78%というのは、普通のガス給湯器(熱効率約80%)やエコジョーズ(熱効率約95%)と比べてもまだ効率が低く、課題があると言えます。
オール電化で使われているエコキュートの場合、大気中にある空気の熱を集めてお湯を沸かすため、効率(COP)が300%以上であり、発電ロス・送電ロスを考慮しても環境に優しいと言えます。
具体的に言うと、電力会社がガスで発電し、100のガスから40の電気ができて、それを送電する際のロスで37が家庭に届いたとしても、効率300%をかけると、37×3=111となり、元々あったガスの熱量以上にお湯を沸かす事ができます。
エコキュートの実際の効率について
http://www.alldenka.jp/modules/topics1/index.php …
オール電化にするかどうかは、今使っている機器の更新時期に機器代+ランニングコスト+機器寿命等を考慮して決められると良いと思います。
ご丁寧なご回答、痛み入ります。よく分かります。
10年後は無理かもしれませんが、エコキュートの効率が300%であったとしてもガスで発電した電力をエコキュートの技術を使い、その効率(300%)を使うことは可能ですよね。ということは単純には
(発電所の発電効率-送電ロス)<(ガスによる家庭での発電効率+廃熱によるお湯)が成立し、ガス有利と成りますね。
あと、もう1つ心配は。家庭で使う電力線にインターネットで使うブロードバンド等の情報は載せられますか?家庭内ではすでに実用化されてますが将来的に電力線でのインターネット接続は可能になるんでしょうか?
お暇があったらお教えください。
No.5
- 回答日時:
現在の燃料電池はガスを改質し、水素を取り出し、その水素と酸素を反応させて発電しています。
しかし、電気がないとガスを改質して水素を取り出すことができない仕組みになっているため、大きな蓄電池でもない限りガスだけでは発電できません。
また、燃料電池というと二酸化炭素を排出しないイメージがありますが、ガスを改質する際に炭素がガスに含まれているため、二酸化炭素が発生します。
価格も今の燃料電池システムで約1,000万円かかるため、例えば東京ガスの場合、ガス会社が大半の費用を負担して、100万円で10年契約といった形の契約になっています。
燃料電池自体の発電容量も1,000ワット程度のため、一度に多くの家電を使うためには、電力会社から電気を買わなければなりません。
それに貯湯タンクのお湯が温まりきると発電を止めるシステムになっています。
燃料電池の発電パターン
http://home.tokyo-gas.co.jp/lifuel/lifuel06.html
という訳で、まだまだ課題があり、10年後に一般家庭でガスだけで生活できるようになるとは思えません。
結論としては、10年後は電気とガスは両方あると言えます。
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