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当方、95年くらいから03年くらいまでほとんど漫画を読んでません。
(昼食時に定食屋でジャンプやマガジンを眺めるくらいはしてましたが)
その後、ふとしたきっかけから03年後半くらいから徐々に漫画を読むようになりました。
で、その前後のギャップに正直驚いています。

~前~
1:面白い漫画は主に週間少年誌か、そこから派生したヤング誌に載っている
2:月刊誌は週刊誌予備軍的な存在で、明らかにワンランク下の扱い
3:面白い作品の作者はほとんど男性である

~後~
1:面白い漫画は主に月刊誌か、新設と思しきヤング誌に載っている
2:週刊誌の作品は粗製濫造されており、明らかに質が低い(少なくとも昔に比べて劣っている)
3:面白い作品の作者は女性が多い

95~03年の間に何かあったのでしょうか?

男性作家中心から女性作家中心への遷移は、ヲタ文化の社会的公認(黙認?)で裾野が広がったことから
潜在的創作活動人口で勝る女性側から優秀な人材が出てきた、かなと思うのですが。。。?

A 回答 (1件)

特に1に関しては、質問者さん自身の趣向が変わっていった事もあるでしょうけど…。



週刊少年ジャンプに関しては、コミックの読者層に女の子が増えてきて女の子ウケする傾向にスライドしていきましたね(他の少年誌にも言える事ですけど。
女の子にとって、少女漫画に求めている漫画と少年漫画に求めている漫画は違うようで、少女漫画でも少年誌のような漫画を作っていこうという風潮が一時期あったらしいのですが、少女漫画って月刊誌しかないのと少女漫画でやる少年漫画もどきは受け入れられる事も無く消えていったようです。
これらの事からBL文化が少年誌を圧迫するようになり、男臭い漫画や下品な漫画は一掃され、男向けだったのが女向けにベクトルが追加された為中性的な感じの漫画が増えてきましたね。

2に関しては、編集者が育たない現場の体制になったからといわれています。
売れる漫画という結果だけを求めるが故に編集の質が凋落したとどこかの評論誌に書いてました。

3は、恋愛漫画しか描けない少女漫画界からの反骨心もあるだろうけど、男自身がナイーブな感性を持つようになり女性作者の繊細な心理描写などに共感を持つようになったからなんじゃないでしょうか?
それに女性作者が活躍できる土壌を作ったのは、可愛い絵だったら読まれるという風潮にもあるでしょうね。
漫画に限らずアニメとかゲームも「萌え」という毒に冒されてから、女の子キャラが「美少女」といわれていた頃よりマニアック化していったように感じます。

漫画の変化に関しては、漫画・アニメ・ゲームは好きな人が共通するという密接な関係があるので、漫画だけでわかる事じゃないと私は思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

1:ジャンプは仰る方向にずれて行ってるんでしょうけど、他はどうなんでしょう。好みの変化で片付くレベルではないと思ってるのですが。
月刊誌は実験的なことがしやすいと聞いたことがあります。今はその実験的作品がうまく軌道に乗ってるんでしょうかね。

2:月刊誌(または隔週刊誌)の編集はどうなんでしょう。こちらの方がレベル低下が少なかった?

3:(少年誌で)絵日記漫画を描きたいと言ってた、石原紀子を思い出します。
新人賞当時はあまり話題になってなかったように記憶してますが、可愛い絵で優れた小品を量産できそうな漫画家さんだったので、かなり期待してました。今なら引っ張りだこでしょうか。
たぶん寿引退したんでしょうね(現在は某有名漫画家夫人のハズ)。

他の分野とのオーバーラップは考えてませんでした。

お礼日時:2007/12/17 23:32

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