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最近めっきり「高速増殖炉」や「プルサーマル」のニュースはききませんが、順調に研究開発は行われているのでしょうか?前者より後者のほうが現実性があるという軍配はすでにあがっているのか、まだまだ前者の発展が望まれる段階なのでしょうか?

A 回答 (4件)

質問者の方の意図は、核燃料をリサイクルする方式と、リサイクルをあまりしない方式でどっちが現在、望まれているのでしょうか?ということだと理解した上で回答します。



よいか、わるいかという判断は別にして事実を述べると。

高速増殖炉はいままで反対であった米国が賛成にまわったため状況がかなり変わりました。全体的には進める方向へのプレッシャーが高くなっていると思った方がよいです。GNEPやFaCTという単語で検索されればいろいろとひっかかってくると思います。

だといってプルサーマルが下火になったわけではありません。電力会社の観点では短期的に燃料費を節約できるコンセプトには、やはり乗りたいと考えていると思います。一方で政府としては余剰プルトニウムを抱え込むよりはプルサーマルで燃やしてしまった方が、国際的な安全保障上の他国からの疑念をはらすことができるからです。
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誤解されているようですが,高速増殖炉とプルサーマルでは性格がまったく違います.



一度調べてみることをお勧めします.
プルサーマルがいかに資源を無駄にしているかがわかると思います.
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日本語とは奇妙な言語で、言った後でも何とでも解釈の仕様があります。

最近の厚生労働省大臣の言い方もそうですが、「やります」が
「しようと思っていた」という事に簡単に変わります。
理論・基礎研究や実験室で検証が出来る科学技術はともかく、原子力技術は理論部分を幾ら時間を掛けても先には進みません。
実用化段階といっても、まだまともな実用化試験を実施していないのですから、現実には「実用化(のための試験開始可能)段階」でしかなく、世界の潮流から行って果たしてその可能性がどうかは不明です。
私の経験では、当の研究を行なっている学者さんは、悪意からではなく願望から「我田引水」をしがちなのは否めないところです。
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プルサーマルは数日前にも新聞に記事が載っていましたよ。



プルサーマルはもう実用化段階で、原発のある自治体との交渉で揉めている段階です。自治体さえOKといえばいつでも開始する構えの筈。

高速増殖炉は、実験炉の再稼働もまだですよね。
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