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この反応を塩基を用いて行う際に

塩基がアルデヒドのα水素ではなく

ケトンのα水素に攻撃するのはなぜですか?

A 回答 (3件)

補足質問への回答です:


>2つのアセトンから出来たアルドール付加物を強塩基と加熱した場合、
生成するアセトンがプロトンを放出したときに生じるアニオンが安定だから…ですか?
違います。
アルデヒドのカルボニル基への求核攻撃はケトンのカルボニル基ヘの求核攻撃にくらべて受けやすい。
理由は、カルボニル基の炭素のδ+性がアルデヒド基の方が大きい。また、ケトン基への求核攻撃が起きるとsp2からsp3に炭素の軌道が変わりますので、立体障害が大きくなる。
その結果、ケトン化合物から出来たエノレートはアルデヒド基を求核攻撃するのである。
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この回答へのお礼

なるほどー(´・ω・`)
納得しました。

ありがとうございました!

お礼日時:2008/02/16 18:09

No1の回答は間違いです。


Claisen-Schmidt反応は、
アルデヒド基のα位に水素を持たない化合物とα位に水素を持つケトン化合物を使用する反応である。
ただそれだけである。

重要なのは、ケトン化合物同士の自己縮合が起きないのは何故かの理由である。
判りますか?

この回答への補足

2つのアセトンから出来たアルドール付加物を強塩基と加熱した場合、
生成するアセトンがプロトンを放出したときに生じるアニオンが安定だから…ですか?

なんで安定なのかよくわかりませんが…(´・ω・`)

補足日時:2008/02/15 00:19
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クライゼン・シュミット反応もアルドール反応同様可逆反応なので、最終的に一番安定な構造の化合物が残る。


それがつまりケトンのα位水素が塩基で抜かれて、そのアニオンがアルデヒドの炭素を親核攻撃して出来た生成物になる、から。
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この回答へのお礼

ありがとうございました(●´∀`●)゜+。:.゜

とても早い回答をしていただき
嬉しく思っております。

お礼日時:2008/02/14 08:34

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