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はじめまして。

現在就職活動をしている者なのですが、会社を選ぶ基準として、子会社じゃないことを判断基準としています。
その理由は、子会社だとその会社の重役の多くは親会社出身の人で、子会社の人にとっては面白くないと思うからです。

そこで質問なのですが、
筆頭株主が何%以上の株を保有していたら子会社へ大きな影響力をもちますか?
wikipediaでは議決権の40%を保有している会社を親会社、みたいな感じで書いてありましたが、20%や10%の株を保有している場合はどの程度の影響力を持っているものなのでしょうか?

A 回答 (2件)

wikipediaの記述は多分に商法的ですね。


ですが、貴兄の問題意識である役員人事等でみますと、
たった数%の出資比率でも社長が代々派遣されてくるケースが多々あります。
逆に、商法上は子会社であっても、
社長や役員は生え抜き、という会社もあります。

親会社に過度に干渉されると、
子会社の成長機会そのものを奪ってしまうことだってあるでしょう。
ですが、会社がまだ若いなどで
「社内に適当な人材がいない」といったことも現実にはあるようです。
どういう理由で親から子へ役員が派遣されているか、
企業ごとに冷静に分析してみる必要がありそうです。

それと…
質問の中身とはやや回答の方向がそれてしまいますが、
就職活動において、子会社でないことを過度に重視するのはいかがなものかと思います。
といいますのも、企業には栄枯盛衰はつきもので、
親と子が実質的に逆転したり、
親よりも子会社のほうがはるかに発展したケースも多いからです。

例えばセブン・イレブンージャパンという会社はかつてイトーヨーカ堂の子会社でしたが、
設立から20数年で、親会社の何倍もの利益をあげる会社に成長しました。
今では同じ持ち株会社の傘下にある兄弟会社に形の上ではなっていますが、
7&iホールディングスのロゴを見れば分かるように、
セブンはグループの中心企業に「格上げ」になっています。
また、富士通はかつて富士電機の子会社でしたが、
現在の企業規模は富士通のほうがはるかに大きいです。
在京のテレビ局も設立当初は大手新聞社の子供のような存在でしたが、
今やテレビのほうが社会的影響力も企業規模も大きいケースが珍しくありませんし、生え抜きが社長になっているテレビ局が多いです。

それに、現代はM&Aが盛んです。
今は独立した会社であっても、
将来どこかに買収されて子会社になる可能性だってあります。

就職先選びにあたっては、現在の資本関係だけでなく、
その会社の将来性などにも注意を払ってはいかがでしょうか。
(長くなりまして、失礼いたしました)
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
確かに将来どーなっているかは分からないですよね。

お礼日時:2008/03/24 12:18

>子会社だとその会社の重役の多くは親会社出身の人で、子会社の人に


>とっては面白くないと思うからです。

>筆頭株主が何%以上の株を保有していたら子会社へ大きな影響力をもちますか?

どちらも一概には言えません。
例えば、銀行を見てください。三菱東京UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJ証券などはつまらない会社でしょうか? みずほも三井住友も同じです。
そして影響度も持ち株比率からは一概には言いきれず、その関係性を考慮する必要があります。
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