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 ジョン・ウェイン主演の名作、『駅馬車』があります。
 昔、ポニーキャニオンからこの作品の日本語吹替版が収録されたVHSが発売されました。また、最近になって、東北新社から『駅馬車』のDVDが発売されました。私はVHS版の吹き替えも入っているだろうと思っていましたが、そのDVDには入っていませんでした。
私の知っている限りでは、VHSに収録されている吹き替え音声はDVDに引き継がれていたと思っています。
 どうして『駅馬車』は、吹替版が存在しているのにDVDに吹き替えが入っていないのでしょうか?
何か著作権などの問題か、それ以外の事情があるのでしょうか?
 知っている方がいましたら、どうぞ教えてください。

A 回答 (1件)

http://wkp.fresheye.com/wikipedia/%E3%83%91%E3%8 …

上記リンクにもありますとおり、
日本語に翻訳した日本語字幕や吹き替え音声は
オリジナルの映像作品とは別の著作物となり、
吹替え音声を含めてソフトを発売する場合
吹替え音声の著作権許可が必要だからです。
「特定の翻訳家による日本語字幕」の場合も
全く同じです。

 従って、例えば某会社が日本語吹替版を収録
したソフトを発売する場合、作品そのものの著作物
使用料とは別に 吹替&日本語字幕 著作物使用料
を支払わなければなりません。つまり経費がかかるし、
ソフト売り上げに見合った経費か? との某会社に
とって重要な営業上の課題となるわけです。

 もっとも、吹替を新たに新録、日本語字幕を新たに
翻訳依頼 すれば新たな手段として考えられない事も
ありませんが、この場合、昔の吹替&日本語字幕ファンから
すれば購入を躊躇するでしょうし、新たに吹替新録&日本語字幕を
新たに翻訳依頼すれば、声優&翻訳家等への 支払いも
しなければなりませんので、この点もソフト製作&販売会社
にとってシビアな問題です。
 
 今回のケースではポニーキャニオンの吹替著作物使用期間が
長いか、あるいは「吹替著作権」そのものを買い取って
いる可能性も考えられ、更に東北新社や他の発売会社に対し、
「吹替著作使用料」or「買取料」が高いか、
本来の著作権者orポニーキャニオンが吹替著作権の使用を
何らかの理由で認めなかったとも考えられるわけです。

なお、様々な作品には低価格で
吹替え音声の著作権許可を得ずに日本語吹替え
を搭載して発売しているケースも多く、これらの
場合 吹替著作権侵害とした訴えられる可能性もあるわけです。
もちろん、そもそも著作権そのものを申請していない場合、
侵害云々という話は出てこないのは当然ですし、
著作権保護期間が切れていても同じくです。
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