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字幕と吹き替えの日本語
どちらが正しいのですか?

吹き替えでみた日本語字幕をつけると
言ってることが少し違います

A 回答 (11件中1~10件)

どちらも正確に訳してるわけではないです。



字幕は人が瞬時に読める文字数におさめること、大多数の人が引っかからずにスラスラと頭に入ってくる言葉を使わないといけない等の制約があります。

吹替えも台詞を喋ってる人物の口の動きに合わせなくてはいけないので、文字数や文章の区切り方に制約が出てきます。

また例えば、そのまま日本語に訳しても通じないダジャレを言った時に、小説の中なら訳注を入れたりルビを振ったりして説明することもできますが、映画やドラマではそうもいかないので台詞の秒数内に収まりつつそのシーンに合う内容にした他の台詞に差し替えざるを得なかったりするわけです。
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厳密に言うとどちらも違います



長年洋画の字幕を担当した戸田奈津子さんが
以前テレビで「セリフってそのまま訳してないんですよ。
そのまま訳したりしたら字幕が多すぎて読めませんから。
ですから省略する場合が多いです」と言っていました

ですので大差ないということになります
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字幕は読める字数に限りがあるから、どちらかと言うと吹き替え字幕の方が、話し言葉や雰囲気そのままで元のニュアンスに近いのかな…♪

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字幕翻訳も吹替えもどちらも基本的に日本語の鑑賞に堪えうる作品と言えますが、翻訳としては誤訳か誤訳ギリギリの超訳と取れる作品もあります。


それは果たしてどちらも「字数制限」と言う言葉の壁と訳者が闘って得られた末の産物だと考えていいでしょう。
ですからすでに回答されている方もいますが、訳された時点でそれは「日本語の作品」「日本で見られる作品」と捉える向きが正しいと思います。

字幕翻訳については、映画の鑑賞者が画面を観ながら字幕を読む作業が必要とされるため「1秒間に4文字」と言う制約があります。
翻って、吹替えは秒数と言うよりは出来るだけキャストの口の動きに合わせて言葉を乗せていく作業が必要です。

過去の字幕と吹替えにあった単純な一例ですが、
Pass me the salt.
では、
字幕:塩を。
吹替え:お塩取って。
などと訳されていた記憶があります。

これは映画鑑賞者が当然画面を観て、シチュエーションを分かっているからこそ成り立っているものなので、画面を観ずに「塩を」と述語が省かれていたら何のことやらと思うかもしれません。
字幕の方がいかに簡略化されているかが分かるものです。

字幕翻訳の正確性などについては過去にも多く議論されてきましたし、いろんな本も出版されています。
その中で私も過去に読んで面白かったものを挙げますので、興味がおありなら読まれたらいいですよ。別に購入しなくても大きな図書館などに行けば必ず借りられると思います。

かの戸田奈津子さんの翻訳を誤訳だと指摘している立花隆氏の著作。
立花隆『解読 地獄の黙示録』
https://uribo0606.hatenablog.com/entry/20161102/ …

もう1件、こちらは字幕翻訳の清水俊二氏の著作についての感想です。
清水俊二『映画字幕の作り方教えます』
https://dogdogfactory.blogspot.com/2020/06/super …

最後に「Planet of the Apes」(猿の惑星:1968年)で、ラストシーンにチャールトン・ヘストンが発するセリフについて、昔から結構物議を醸してきたので、こちらも面倒でなければ目を通してみたらよろしいかと思います。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/questio …
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誤記訂正。

失礼しました。

誤『字幕屋は銀幕の片隅で日本が変だと叫ぶ』
正『字幕屋は銀幕の片隅で日本語が変だと叫ぶ』
 (太田直子 著、光文社新書、2007年2月)
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784334033 …
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日本語字幕も吹替も、忠実で正確な翻訳というより「日本語の作品」と言えます。


オリジナル作品の字幕と、後年のテレビ放送の字幕が違うこともあります。吹き替えについても同じです(声優が違うだけでなく翻訳者が違ったりする)。


著名な字幕翻訳家のエッセイが色々出版されていますが、それらを読むと苦労がよくわかります。

『字幕屋のホンネ 映画は日本語訳こそ面白い』
 (太田直子 著、光文社知恵の森文庫)
https://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334 …
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日本の字幕は世界一クオリティが高い。ただし、吹き替えと比べて制限があり、セリフの内容を100%は伝えきれない。だからこそ翻訳者の腕の見せ所。セリフは1秒4文字以内。「!」や「?」に頼らない。平均1000あるセリフをどう要約翻訳していくか。ハリウッド映画から中東映画まで、字幕屋の仕事を知れば、映画はもっと楽しくなる。
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下記の新書版を改題加筆したものです。こちらのコメントも参照。

『字幕屋は銀幕の片隅で日本が変だと叫ぶ』
(太田直子 著、光文社新書、2007年2月)
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784334033 …
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字幕は「読む時間」と「解釈する時間」が必要ですから、話し言葉に比べてかなり端折らないと実時間で進みません。


また「画面上のスペースの制約、一定時間表示し続けないと読み取れないという制約もあります。

そういう制約の中で、ストーリーや人と人とのコミュニケーションを正しく伝えるために、映画やドラマの字幕翻訳家は相当な努力をしているようです。「枝葉」はバッサリ捨てて、ポイントをおさえる字幕を工夫しているのでしょうね。
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字幕は文字制限がありますからその中に納められる言葉で


ストーリーに合う文字を当てはめています。
吹き替えも外国語には日本語にない言葉や言い回しがあります
翻訳者は 外国語にあう日本語を選び ストーリーに合うように
脚本を作り替えています
good-by という言葉が 翻訳者に寄ったら またね とか さようなら
と 画面に合わせた言葉を選択しています
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映画の翻訳で有名な戸田奈津子さんがインタビューでおっしゃっていましたが、字幕は目で追う物で場面毎に読める字数に制限があるので、原語をそのまま翻訳してはいないそうです。


限られた文字数の中で最大限の情報を言葉に詰め込むので、ストーリーから外れない程度に改変した要約もあるとのこと。
吹き替えは耳から入ってくるので、目で追う情報より多くの情報を詰め込むことが可能です。
ですが、そこでも原語のままではなく、口の動きに合わせて言葉を選び、日本人に馴染みやすい言葉を選ぶのだそうです。
原語との違いも知ると映画はもっと面白くなるそうです。
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多少の違いは有ります


字幕の場合は日本語が発音されることはないため、視聴者が文字から想像したり判断したりできます。 しかし、吹き替えの場合は日本語が耳に入ってくるので、違和感がダイレクトに響くでしょう。 吹き替えは「演者の口の動きから大きく外れない」かつ「ストーリーを確実に伝える」という職人技の結晶だと言えます。
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