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現在、プラスチックフィルムに関する検討をしております。
あるフィルムを延伸しているのですが、厚みが異なると延伸が出来なくなってしまいました。
例えば100μmで延伸できたものを、150μmまたは200μmにして延伸すると延伸できなかったのです。
動的粘弾性測定を行ったところ、延伸できるもの(100μm)は高温で弾性率が低下するのですが、膜厚が厚く(150 or 200μm)延伸できなかったものは弾性率が高温でも殆ど低下しませんでした。低下はしていても、ものすごくゆるやかに低下しているといった感じです。
同じプラスチックなのに、です。ちなみに、添加物等はいれてません。
フィルムの内部構造に起因すると思うのですが、同じプラスチックなのに、厚み由来で内部構造が変化するとは考えにくいような気がします。
なぜ、このようなことが起きるのでしょうか?
ご意見お聞かせください。

A 回答 (1件)

同じ温度で同じ物質の物性値が違うとしたら、一つの考えられる可能性は状態が違うこと、具体的には、アモルファス状態になっているか、結晶が混ざっているかの違いの可能性があるかなと思います。


薄いフィルムの方が、作成時に中心部部分まで速く冷えるのでアモルファスで固まっているのに対して、厚いフィルムは中心部がゆっくり冷えるので結晶化を起こしている可能性があるかもしれません。ひょっとして、見た目が少し違っていたりしないでしょうか?

この回答への補足

結晶化の可能性も考えました。たしかに、厚いフィルムは白化していますし。
ですが、扱っているのは一般的に非晶性ポリマーといわれているものです。ただ、条件によっては僅かに結晶化するという報告も見かけました。これは、フィルムを作製後何らかの処理をしています。
今回の場合、フィルムを作製しただけです。厚いフィルムも薄いフィルムも同じように作製しています。このような条件でもポリマーは結晶化するのでしょうか?

補足日時:2008/06/16 16:45
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