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需要と供給の問題

供給に対し需要が高ければ、価格を上げる、需要が低ければ価格を下げるというのは、経済学上の理論であって

現実には理論に収まらないケースも多数存在するはずです。


たとえば旅行関係の業種は、需要の高い夏休みに料金を上げて
需要の低い季節に料金を下げて・・という理論どおりの事を行っているわけですが

では反対に、理論に反したことを行わざるを得ない業種があるとすれば、どのような業種があるでしょうか?


(製造業などは除いて、できればサービス産業の中で、理論に反したことを行わざるを得ない業種を教えてください。)

A 回答 (5件)

経済学的行動原理が需要と供給、価格と数量だけで考えられるということ自体がちょっと時代遅れです。



世の中の現象で需要供給以外の要因で決まっているような事柄は多いです。しかし経済学はそのような分野でも理論を発展させてきています。1970年代以降、契約の経済学、ゲーム理論、実験経済学、行動経済学などは古典的なミクロ経済学を超えた分析用具としてもはや主流化しつつあります。学歴やブランドはなぜ重視されるのか?金融業にはなぜ双曲割引という現象が存在するのか?建設談合が発生するのはなぜなのか?といった問題はこれらの理論や実験である程度わかってきています。一見「需要供給原則に反している」と思われる業種・行動でもそれなりに理論的に説明がつくものは多いのです。逆に、何の理論的インプリケーションも得られなさそうな現象はそもそも分析の対象として意味をもたないと思いますが。。
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> 供給に対し需要が高ければ、価格を上げる、需要が低ければ価格を下げるというのは、経済学上の理論であって



これだけが経済学上の理論ではありません。
需要が低ければ価格を下げる、というのは一つの強力な理論ですけれども、需要が低ければ価格を上げる、需要が高ければ価格を下げる、というものも存在します。

例えば情報の非対称性、というのが代表的な理論の一つです。

例えば、中古車市場を考えてみましょう。
需要が低い場合に、価格を下げると消費者側は「この中古車に問題がある」と判断することで需要が更に下がってしまう。したがって、需要が下がった場合には、価格を上げることは一つのラショナルな選択です。
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サービス業なら思いつくものがひとつあるけれど、何かの課題だとすると答え難し。


ヒント:混雑すると支払いたくなくなるサービスを考えてみよう。

>現実には理論に収まらないケースも多数存在
理論の前提には、同質財などの仮定があるので、そうした条件を満たしていてという事だと反例が多数あるとは思えないけれど。
ミクロの理論で言えば、ギッフェン財のようなものを想定すればいいのかもしれないが、一般に、一人の消費者ならギッフェン財のようなケースも考えられるけれど、ある財・サービス市場くらいの規模だと多数存在すると考えられていない。

>決してブランド品のように、意図的に需要と供給の理論の外にあるもの
普通、
飛行機のファーストクラス、高級車、各種ブランド、ホテルのスイートなどは奢侈品にあたり、
需要・供給で考える場合は、需要曲線がある価格以下では存在しないような市場のセグメントで考えていて、価格弾力性の極めて大きい財と捉えるのでは?
その購買層の範囲内で同質財を考えれば理論どおりだよね。
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どういう主旨の質問か理解できない。


理論とは、現象を説明するために考えた理屈であって、説明できないことは一杯存在する。
しかし、需要と供給に関する理屈は、すべての事象を説明できます。
それに適合しない事例は、適合させないという意志が働いているからであって、それは理屈の前提から外れています。
そういうものを探して何か意味があるのか?
その意志を調べるというなら分かるが?

この回答への補足

それに適合しない事例は
適合させないという意志が働いているからであって
それは理屈の前提から外れています。

そうではなくて、「必然的」に理論に反したことを行わざるをえない、業種を問うているのです。決してブランド品のように、意図的に需要と供給の理論の外にあるもののことを問うているのではありません。

補足日時:2008/06/28 08:36
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経済理論に反したことを行わざるをえない業種は、高級品もしくは、高所得者層を扱う業種ですね。


ブランドイメージに傷をつけないために、需要が低くても価格を高く維持せざるをえませんね。
需要が低くて価格を下げると、良質な顧客を失うことになってしまいます。

飛行機のファーストクラス、高級車、各種ブランド、ホテルのスイートなどでしょうか。
薄利多売ではなく厚利少売?な業種は、逆にならざるをえないんじゃないでしょうか。
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