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今月の21日に母を亡くしました。お葬式の日に法名を頂き、お棺の上に置いて火葬したのですが、釋○○という名前で釈然としませんでした。そこで母一人、子一人なもので私が納骨堂にお預けするという形になったのですが、電話帳で近隣のお寺さんに法名の件をお尋ねすると法名は長い方が格が高いと仰っていました。そして、「院」や「信女」や「善女」が入るとまたさらに良いとのことで、49日までは変えられるのでせめて生前あまり幸せでなかった母の為に変えてあげたいと思っております。あす、葬儀をしていただいた祖母方のお寺さんにお布施をもって行くのですが、その件はどう伝えたらよいのでしょう。
別のお寺にお願いしたいのでそちらのお寺には法名の件や、お布施の件など分からない事だらけです。
釋○○という3字だけという法名はどういう意味合いがあるのかご存知の方お教え願えませんか?良い法名を希望していたなら先に法名代としてお坊さんにお渡しするべきだったのでしょうか。
母は、法名を抱えて葬儀をして火葬されましたが、変わっても戸惑わないでしょうか。

A 回答 (4件)

こんにちは。

#2です。

>お寺に法名の件でお聞きした時、「大姉」は最高のランクだと仰っていました。同じランクで「信女」「善女」があり、40台から60台位までの人にはこちらをお勧めするとの事でした。

申し訳ありません。今母の位牌を見てきましたら、間違えていました。
母は51歳で亡くなりましたが、最初「信女」のほうでいただいていたようです。
それを、もう少しお金を払って「大姉」に変えてもらったようです。
思っていたのと逆でした。申し訳ないです。

確かに戒名をお金で買うというのには抵抗があることも事実ですが
生前の故人に対する気持ちを思うと、できるだけのことはしてあげたいと思う家族の気持ちも
理解できます。
ちなみに、母の位牌の名前は
「○○院○○○○大姉」でした。
院も入っているので、かなり高いかもしれません。
これに対して父がいくら払ったかはわかりませんが
多分30~50万くらいじゃないかと思います。

>その母が爪に火を灯すように貯めた通帳のお金を母の為だけに使って上げたいのです。亡くなった後位、幸せな人生だった人なのかなと思われる(思われたい)のは罪なことでしょうか。

この、あなたの気持ち、涙が出そうになりました。
お母様、とても喜んでらっしゃると思います。
よく考えて、あなたの今後のこと、お母様のこと、お墓のことなど・・
そして決断なさってくださいね。
高い名前が必ずしもよいものであるとは、思いませんが
あなたのその気持ちも、とても重みがあると思いました。

優しいお嬢様をもってお母様はとても幸せだったと思います。
これからも最高の母子でいてくださいね!!
私も仏壇に手を合わせたくなってきました。
お母様も安らかにお眠りになりますように・・・合掌。
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この回答へのお礼

母の法名も決まり、やっと安堵した気分です。
fushigichanさんからのお言葉でやっと自分の気持ちを整理出来た気がします。
死後に位をつけるなんてという葛藤と、でもそうしてあげたいという葛藤でどうしたらよいのか分からず大変悩んでいた私の心をご理解下さり、ありがとうございました。
法名を変えて、後悔は全くありません。むしろ、役目を終えたような達成感で一杯です。。

お礼日時:2002/12/11 10:14

まず、#1の方の参考URLの文章をぜひお読みいただきたいと思います。



また、失礼ながら#2の方のご回答は間違いが含まれています。「長ければ長いほど・・・」というのは、一部の宗派の「戒名」のことであって、anan777さんのお母様の「法名」とはそもそも性格が違うのです。

戒名とは、仏教において受戒した人に与えられる名で、本来出家した人が受けた名前ですが、この戒名の上につけるものを院号、下につけるものを位号と呼びます。
院号は寺に対して特別に布施なされた方などにつける尊称で、位号は居士・大姉・信士・信女(時にはさらに「大」の字を附す)など在家の信者につけられました。
ただ、時代がすすむにつれ、ご存知のとおり戒名の等級化・差別化が進みました。文字通り、文字の多さで功徳の大小を言うようになったのです。

戒名が故人の等級を表すのであれば、より上級の戒名を願うのは自然なことかもしれません。
現在、一般的にはその格に応じて金額が設定され、お布施を積むことによって長さが決められているようです。

でも、少し考えてみてください。

仏様となられた故人を、お金で格付けすることに疑問を感じないでよいのでしょうか。
それぞれ人生は十人十色であって、不幸せな人生もあれば幸せいっぱいに命終えていく人もいるでしょう。しかし、それでも皆一生懸命に生きてきた人の人生に、亡くなった後も上下をつけるのでしょうか。

残された者が、どんなに故人のことを思っていても、経済的理由などで長い戒名をつけることができなかったとしたら、それは故人を粗末にしていることになるのでしょうか。

それは人権侵害であり、仏様の「平等施一切」のみ教えに背くことではないでしょうか。

ご法名の「釋●●」の「釋」とは、お釈迦さまの「釈」を意味し、私たちが仏弟子となって仏さまに帰依したことを意味する「名告り(なのり)」です。
すなわち、亡くなられて、お浄土へと還られたお母様は「釋~~」という名の仏さまとして、私たちを見守っていてくださるのです。

法名が(たったの)2文字であるのは、高僧や一国の首相であっても、すべて浄土真宗のみ教えのもとでは「平等」に二字のご法名をいただきます。


・・・私も肉親を亡くしたとき、なにか肉親のために出来ることはないかとあれこれ考えを巡らせたことがあります。
でも、亡くなられたその人は、ご法名をいただいて仏さまになられたのです。
私たちが仏さまとなられた故人に出来ることがあるとすれば、一日にせめて一度でもお仏壇に手をあわせ、或いはお仏壇がなくとも心の中で手をあわせて、仏さまのお蔭で、お母様のお蔭で、そして私をとりまく人々のお蔭で日々を生かさせていただいている、そういうことに思いを馳せることなのではないかと思います。

長くなりましたが、今一度お考えいただきたいと思います。
(失礼な表現があったかもしれません。ごめんなさい)
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この回答へのお礼

専門的で冷静なアドバイスをどうもありがとうございました。

>仏様となられた故人を、お金で格付けすることに疑問を感じないでよいのでしょうか。
それぞれ人生は十人十色であって、不幸せな人生もあれば幸せいっぱいに命終えていく人もいるでしょう。しかし、それでも皆一生懸命に生きてきた人の人生に、亡くなった後も上下をつけるのでしょうか。

私の母は生前大変な苦労をし、孤独と差別と貧困に向かい、精一杯最後まで生き抜きました。それは娘の私が胸を傷めるほど凄まじいものでした。
その母が爪に火を灯すように貯めた通帳のお金を母の為だけに使って上げたいのです。亡くなった後位、幸せな人生だった人なのかなと思われる(思われたい)のは罪なことでしょうか。人は皆平等です。しかし、この世は幸せで一生を終える人もいますが母のように不幸ばかりだった人もいます。その母に私は最後位、お金を払って法名を付けてあげたいのです。

>それは人権侵害であり、仏様の「平等施一切」のみ教えに背くことではないでしょうか。

本当に仰る通りです。でも、母はこの世で皆と同じ幸せを持てなかった人ですよ。
亡くなったあとも「平等」でいなければならないのですか?亡くなった後位、人と差をつけてあげたいと思うのです。差別的発想で恥ずかしいのですが、正直な気持ちなのです。
せっかく正しいアドバイスを頂いているのにこだわっている私はまだまだ考え方が未熟だと自覚しております。

でも・・・、母にそうしてあげずにはいられないのです・・・。

お忙しい中、正しいお導きをして頂いたのに本当に申し訳ございません。
今後は母を生前より一層大切にしていきたいと思っています。
親身になっていただき、どうもありがとうございました。

お礼日時:2002/11/27 22:51

こんにちは。


このたびは、本当に大変でしたね。
よく一人で頑張ってこられたと思います。大変だったでしょう・・
お母さんが亡くなって悲しみのふちにおられるでしょうが
どうか、元気をだしてくださいね。

さて、法名ですが、
>法名は長い方が格が高いと仰っていました。そして、「院」や「信女」や「善女」が入るとまたさらに良いとのことで、

そのとおりです。
法名(戒名)は長ければ長いほど格がたかく、よい名前なのだそうです。
しかし、これはよい名前をつけてもらおうとすると、それだけお金がかかる、ということなのです。
よい名前をつけてもらうには、お寺さんにお金を包まないといけないのです。

私の母が10年前に亡くなったとき、そういうことを初めて知りました。
最初は
○○○○大姉、という戒名だったのですが、父がよく考えて、あれじゃお母さんが
かわいそうだから、もっといいのにしてあげたい、ということで
もう10万かいくらか払って
○○○○信女、というのに変えてもらいました。

私はお金で名前を買うなんて・・・とそのときは憤慨したものですが
よく考えると、お寺はそういうお布施などの収入で成り立っているのですから
仕方がないといえば、そうかも知れません。

>良い法名を希望していたなら先に法名代としてお坊さんにお渡しするべきだったのでしょうか。

今でもまだ充分間に合います。
お坊さんに、具体的に「院」や「信女」がつくと、いくらぐらいかかるのか、
聞いてみられたらいいと思います。
あなたがお母さんにしてあげたいと思う気持ちと、いくら出せるのかという
具体的な問題があるので、その兼ね合いで決めていけばいいと思います。

>母は、法名を抱えて葬儀をして火葬されましたが、変わっても戸惑わないでしょうか

大丈夫です、うちも上のような理由から、あとで変えてもらいました。
49日までは大丈夫なので、まだ間がありますからゆっくり考えてみてくださいね。

本当に一人で全部背負われて、頭が下がります。
どうかあまり無理さならないようにね・・
お母様のご冥福をお祈りいたします。
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この回答へのお礼

貴重な体験談をどうもありがとうございました。
お寺に法名の件でお聞きした時、「大姉」は最高のランクだと仰っていました。同じランクで「信女」「善女」があり、40台から60台位までの人にはこちらをお勧めするとの事でした。最初から「大姉」という法名を付けて頂いたお母様はご生前、徳が高いお方だったのでしょうね。。

まだ今でも十分間に合いますとの事、安心致しました。後悔のないように考えていきたいと思います。アドバイスをどうもありがとうございました。大変参考になりました。

お礼日時:2002/11/27 21:24

なぜ「釋○○」なのか?


それは浄土真宗だからです。
「戒名」のことを「法名」というのも浄土真宗の特徴。
うちの祖父母も「釋○○」です。

参考URL:http://www2s.biglobe.ne.jp/~posteios/PROJ_C044.htm
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この回答へのお礼

参考URL、どうもありがとうございました。
大変参考になりました。
まだまだ勉強不足な私ですのでこれから徐々に知識を得て、信仰を深めて参ります。

お礼日時:2002/11/27 21:17

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