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誰が何のために発行して(何故海外で円建てにする必要があるの)どういった人が買うのでしょうか。教えて下さい。あと具体的な事例を挙げていただければ幸いです。

A 回答 (1件)

こんにちは。



ユーロ円債を発行するのは、国際機関や政府から普通の事業法人まで、円の調達ニーズがあるなら誰でも。有名どころでは世界復興開発銀行、通称「世界銀行」も発行しています。

海外の彼らがなぜ円で調達したいかというと、日本は金利が低いから。円で調達して裏でスワップ組んで、実際に欲しい通貨と交換してます。

国内であれば国際的に調達できるだけのネームバリューと信用力がある企業が沢山、メガバンクやメーカー、商社など。もちろん、彼らは円そのままが欲しいわけで、調達してビジネス拡大に使います。

日本国内の円で調達をしようとすれば、日本の規制に従わなければならないし、いろんな書類が日本語で必要だし、コストがかかります。

一方、ユーロ円債なら日本の規制が及ばないユーロ市場なので、起債の自由度が高いし、コストも安いので、発行者にとってはメリットがあります。

買うのは、たいてい日本国内の投資家(海外から低金利の円に投資したい人はあまりいないので・・)。

適格機関投資家から事業法人、財団、宗教法人、学校法人、それから個人も。

具体的な例はありすぎるので、適当なものを探してみました。
参考URLをみてみてください。
大和証券が販売しているユーロ円債で、個人が購入可能です。

サンプルとして最大手の野村證券を載せようかと思いましたが、野村證券は今、ユーロ豪ドル建債の売出はしていてもユーロ円建債はやってないみたいなので。

確認してませんが、日興も三菱UFJも新光もたいていの証券会社が取り扱っています。

参考URL:http://www.daiwa.jp/products/bond/nfr/index.html …
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この回答へのお礼

大変分かりやすいご回答ありがとうございました。お礼が遅くなり申し訳ございませんでした。

お礼日時:2008/09/28 19:06

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