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長期(5年間)の為替予約を取引銀行と行っており、毎月決まったレートで決まった額の米ドルを買って、輸入分のドル建て決済を行っています。最近の急激な円高で為替差損がでているのですが、リスクヘッジとはいえ、何故5年間もの長期契約をしているのか疑問に思っています。
取引銀行とは短期借入を毎年継続していますが、銀行から長期の為替予約を短期貸付の融資条件にすることは良くあることなのでしょうか?
為替予約と短期借入がパッケージになっているとすれば、流動負債が固定化しているのと同じことだと思うのですが、逆に銀行側から見れば、顧客の囲い込みにイイ方法といえます。
為替予約と貸付をパッケージとして融資を提案することは良くあることなのでしょうか?

A 回答 (1件)

数年前に三井住友銀行が借入と長期予約をパッケージにしていたと言うことで問題になったことがあったと思います。


現在は建前上は、融資と為替予約とをパッケージにすることはないと思いますが。

長期為替予約契約がヘッジとして有効である条件は、実際の為替レートが予約レートから上下各20%以内にあることです。20%を超えて乖離したならば、ヘッジとしての有効性が否認されますので、その長期予約契約の時価評価額を損益として認識しなければなりません。
この評価損益は税務上も計上を要求されています。(法人税法61条の5,61条の6)
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