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しゅゆ【須臾】
短い時間。しばらくの間。ほんの少しの間。「―も忘れず」「―の命」[類語] 暫く
辞書で調べると上記のようにありましたが、この言葉の語源は何処からなんでしょうか?何か仏教に関係があるのでしょうか?

A 回答 (4件)

はじめまして。



ご質問1:
<何か仏教に関係があるのでしょうか?>

はい、あります。

1.この語は仏教では「一昼夜の三十分の一の時間」を表しています。

2.そこから「しばらく」「少し」の意味で使われるようになったものです。


ご質問2:
<この言葉の語源は何処からなんでしょうか>

1.「須」は「髭」を表した象形文字からきています。

2.それが「もとめる」という意味に転じ、「まつ」→「しばし」として転意していったようです。

3.漢書「中庸」の中にもこの語がその意味で出てきます。
「道也者不可須臾離也」
からきているようです。

4.同様の意味の漢字は
須揺(しゅよう)、斯臾(しゆ)、斯須(ししゅ)
などがあるようです。

5.なお「須臾」は、昔陰陽家で吉凶を占う術のひとつとしても使われていたようです。

以上ご参考までに。
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ANo.1&2のjo-zenです。

 少し補足します。

以下のURLを参考にしてみてください。

  http://homepage2.nifty.com/GOMAME/2003/12/031227 …

『須臾という語を調べてみると、古代インドの時間の単位で、仏典では漢字の須臾が用いられるが、一昼夜を三十須臾と為す、とある。いずれにせよ、暫時、しばしの間という意味であり、極く短い時間である』とあります。『大漢語林』にも同様の記述がありました。

一昼夜=24時間ですから、24/30=4/5時間=48分にあたることになります。これだと、しばしの間というのも納得できるかと思います。仏教で「須臾聞法 」という言葉もあるようです。1須臾、つまり48分間、法を聞くことを意味します。

以上は、古代インドにおける時間の単位としての話ですが、「須臾」が中国に伝わったあと、記数法として、小数を表す際に使われ、それが、1×10のマイナス15乗を表すのです。

したがって、「しばらくの間」として使われる「須臾」は、古代インドで生まれ、中国を経由して日本に入ったけれども、意味を損ねることなく本来の意味が残っているということになります。
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jo-zenです。

文字化けが発生したようなので修正し補足します。

1須臾は、1×10のマイナス15乗、すなわち1000兆分の一を表します。
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数の単位に由来します。

以下のURLを参考にしてみてください。

  http://www.diana.dti.ne.jp/~som-e/main50.html

  http://www.wdic.org/w/SCI/%E3%83%95%E3%82%A7%E3% …

1須臾は、1×10の−15乗、すなわち1000兆分の一を表します。
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