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経済についてはド素人なのでわかりやすくおしえていただけますか?

最近、暗い見通しに基づく景気判断についてニュースや新聞で
目にするようになりました。

ちょっと前まで「日本は息の長い景気上昇局面に入った」との
コメント(日銀総裁や経済評論家等)を聞いていた記憶があるのですが、こうした認識の正否について教えてください。

・間違っていたのでしょうか?
・景気上昇局面が終わった、ということでしょうか?
・長期的には上昇局面の通過点にある、ということでしょうか?

新聞・ニュース等目を通しているつもりなのですが、
イマイチよくわかりません。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (7件)

リクエストを頂いたので、追加します。



 私の考えというよりも、回答者様方が発言されている部分が時節を得た判断です。各自の判断ではなくどこまで現状を理解しているかが重要になって来ると思います。

 経済危機について、私のブログでは昨年の7月頃から警告を発し続けており、個人の株取引を自粛するように書きました。経済のとりわけ金融部門はいつクラッシュしてもおかしくない状況です。

 日本のメディアや公的機関は、この話題を避けているので国内ではほとんど目にする事はありませんね。しかも経済とりわけ金融を全面開放してしまった日本の経済指標や、統計・分析結果などは、アメリカとイギリスの景気動向を遅れて反映する状況。日本の動向だけを眺めていたら、不意打ちを食らうわけです。つまり、木を見て森を見ず。私がロイターとブルームバーグを紹介した理由はそこにあります。日銀は、FRBとECBの下請けだと考えれば判りやすい。

 世界の中枢は、経済であり、金融になってしまいました。しかもその頂点に君臨する限られた一部のグローバル・エリートの手の中に委ねられている。( 金融や彼らの歴史をさかのぼると紀元前後に突き当たります。イエスや、モーゼが登場しますが、それは歴史の表部分です。ここは公共の場だから、これ以上書かない。)

 今世界中の経済に関わっている人々の関心は、彼らエスタブリッシュメント層がアメリカを破綻させるのか、それとも延命して存続させるのか、それともイラク戦争か、の一点に集中しています。ここをご覧の大半は、そんなバカな!とお思いでしょうが、アメリカ政府の財政赤字が66兆ドル。対外債務が54兆ドル。この数字だけを聞いても空恐ろしい数字。サブプライムの不良債権が出尽くすのが来年いっぱい。住宅商業ローンが不良化するのはまだこれからです。先々月頃でしたか、エタノール・バブルに拍車をかける自然水害でアメリカ中部のエタノール・コーン畑が埋まり、唯一好調だった農家がダメージを受けました。

 来年再来年とアメリカを破綻させずに延命すればするほど、傷口が広がる状況が続く。ECBの利上げもパフォーマンスで終わり、もう既に打つ手がなくなるのではないでしょうか。EUの金融不安はむしろこれから出て来ると予想されています。洞爺湖サミットは、経済中心主義からすれば従の関係となるので別段注目に値しない。むしろ、経済を見ていた方が複雑なオブラートに包まれた、玉虫七変化の政治の世界が手に取るようにわかる。

 中国・インドを含めたうえで世界で一番被害が少ないのは日本ではないでしょうか。どなたか、ご意見があれば回答下さい。よろしくお願い申し上げます。

               以上です     鶏屋 toriya
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この回答へのお礼

詳細な回答をありがとうございます。
大変参考になりました。

イランがミサイル試射したニュースにはびっくりしました。

日本に被害が少ないことを(少なかったことを)確認できるサインみたいなものはありますか?

日銀の利上げ、とかですか?
(金融のクラッシュが発生したら、それどころではありませんね。。。

お礼日時:2008/07/09 21:37

NO.6 書き込み訂正します。



書き込みの中段部分です。

 誤 = それとも『 イラク戦争か、』

 正 = それとも『 ※イラン戦争か、』


               訂正 以上です。

                      鶏屋 toriya
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2008/07/09 21:37

>>資源がなく、食料を輸入に頼る日本は、経済基盤が脆弱、ということに


なるのでしょうか?
そうなると、経済を立て直すのは難しく、不況が長期化するという見込みにつながりますか?

長期的(5年、10年単位)でみると、厳しい状況になっていくと思っています。20世紀末に「1999年、ノストラダムス世紀末予言」なんて流行しましたが、数十年のずれで、ああいう事態に世界がなっていくのではないでしょうか?(最近の津波・地震・砂漠化や国際政治の状況を見ていると、そう感じてきます)
「この世界に秩序が無くなってしまった。明日の希望はあるのか?!」って世界中の人々(一部金持ちをのぞく?)が将来を悲観するようになるかもしれませんね。

いろいろと世界が悪化していくまでの時間を大切に生きてゆきたいと思っています。
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「日本は息の長い景気上昇局面に入った」について


・90年代後半から名目GDPは、ほとんど変わりません。景気は一進一退です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

原油価格・食料価格の高騰は、
実質GDPとの差が縮まることにつながるのでしょうか。

そうしたインフレ現象は名目GDPにもやがて影響を及ぼすことに
なるのでしょうか。

そうなったら、本格的に景気後退している、と判断できるわけですね。
(解釈あってますか?)

お礼日時:2008/07/09 21:32

 こんにちは、はじめまして。



SUKIYAKKYさんと同じ素人ですが、いくつか今後の指標となるサイトをご紹介します。

 日々変化する世界の経済情勢についてはこちらがお奨めです。

 ・ロイター日本語版 トップニュース
   http://jp.reuters.com/news/topNews

 ・ブルームバーグ日本語版 海外トップニュース
   http://www.bloomberg.co.jp/news/top.html

 この2本で世界経済と政策動向が判ります。


 経済動向の分析や、今後の展開予測などは、専門職の方々は商売の肝
の部分をタダで公表しませんので、公開される情報はごく限られています。私が最近たどり着いた一押しのサイトをご紹介します。

 ・白ペキ★プリンの経済事件簿
   http://blogs.yahoo.co.jp/economistdiary

 ブログ形式です。なお、サイト運営者は現在アメリカへ出張中で詳しい分析結果はしばらく時間がかかりそうですが、以前の記事をご覧頂いても充分納得いただける解説内容となっています。データにしても、分析にしてもとにかく判りやすいのがこの方の特徴です。

 最後に、私が4年ほど愛読しているサイトをご紹介します。

 ・経済コラムマガジン
   http://www.adpweb.com/eco/index.html

 こちらのサイトの筆者は、経済の基本を説いておられる方で時節に流されない本流を教えて下さる貴重な存在です。政治の本質も多く述べられる逸材です。

 最新動向としてはもう少しありますが、ご要望がありましたら追加します。

 とりあえず如何でしょうか。

            ハンドルネーム : 鶏屋 toriya 拝



 
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

リンクは参考になりましたが、toriyaさんは
どのようなお考えをお持ちですか?

最後のコラムでは、
アメリカでの現物市場価格の落ち着き⇒利下げについて触れていましたが、利下げ後の流動性がどこに向かうのか興味がありますね。。。

お礼日時:2008/07/06 10:27

今まで隠されていた問題が、イロイロと吹き出してきたってことのように思えます。


サブプライムの後遺症と、現物市場への資金流入もありますが、そういう「市場」の問題とは別に、地球規模での環境破壊による天候異変・大規模地震などの要因も大きいと思えます。

個人的には、この先、食料輸入危機、資源不足と災害による生産設備の損傷などの要因から、第2次大戦中のころのように、「国民の生命維持が第一」って理由で「統制経済」「配給切符」なんて時代が日本にくるかも?
って思うこのごろです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

資源がなく、食料を輸入に頼る日本は、経済基盤が脆弱、ということに
なるのでしょうか?
そうなると、経済を立て直すのは難しく、不況が長期化するという見込みにつながりますか?

日本では財政難もあって、現行の市場経済の仕組みの中では、これ(低金利)以上の”打ち手”がないようにも思いますので、そんなことになったら大変ですね。。。

お礼日時:2008/07/06 10:12

間違っていたのではなく、それ以上に経済を悪化させる要因が出たのです。


特に原油価格の上昇が止まらず、物流コストの上昇、製造コストの上昇を招き、さらに投機のおかげで小麦の価格が上がり、物価を押し上げているのです。
また、サブプライム問題の後遺症でアメリカ経済は後退期に入っています。
アメリカが弱ると日本の輸出産業がマイナスになり、こうしたことが重なる事で、日本の景気が悪くなったのです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
大変参考になりました。

「よくない物価上昇」などというのは、景気過熱の結果として
もたらされたものではないからですね。

アメリカ経済の後退期はいつまで続くのでしょうか?
今年整理される見方が強いようですが、アメリカが乗り越えると、
日本はもとの好景気になるのでしょうか?

いろいろ調べてみたいと思います。

お礼日時:2008/07/06 10:07

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