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読みは「エックスエルアール」であってますか?
他の読み方があれば教えてください。

またhttp://ja.wikipedia.org/wiki/XLR%E3%82%BF%E3%82% …によると、

>務用・放送用機器あるいはハイエンド向けAV機器に多く使用されているため音質が良いコネクタと認識されることもあるが、後述のノイズ対策をはじめとして業務用途での使い勝手が良いことが採用の理由であり、他と比較した場合の音質とは関係がない。

とありますが、コアキシャルなどと比べて劇的な音質の改善はないのですか?
よろしくお願いします。

A 回答 (8件)

ハイエンドオーディオには疎い者ですが、素人PA屋なので日頃からXLR仕様の機器に囲まれて暮らしています。



業務用機器の観点だけで言えば、
「接続が確実・簡単」
「ケーブル延長が確実・簡単」
「誤配線の危険性が非常に少なくなる」
「あくまでも機器結線時のノイズ、接触不良が防げる」
という、もっぱら『作業利便性』の観点でのメリットが、実際的にはほぼすべてです。
極論ではありますが、音質やケーブルに対する外来ノイズ耐力の問題は、これら『作業利便のメリット』に比べれば、その重要度は感覚的にはそれほど高くはありません。

ただ、これは業務用機器が現在ではほぼすべて「まずXLRありき」で設計されているから…という面もあっての話ではあります。実際、マイク出力を一切増幅無しに100m近くケーブルで引っ張る(日常茶飯事)となると、平衡伝送以外は有り得ませんので。(単純な話、そもそも不平衡で100mもケーブルを引っ張って、実際的に実用になる機器など現行品では存在しないということです。)

また、マイク出力を100m近くケーブルで引っ張るようなケースとなると、ハイエンドオーディオをされてる方がよく論じられている、例えば「接点面積と高周波の微弱信号の影響関係」なんてことは、そもそもそんなに長距離をシールドケーブルで結線するという時点で「論外も良いところ」(そりゃ、かなり良いケーブル使ったところでめっちゃくちゃハイ落ちします。当たり前の事です。)なので、最初から構ってはいません。
これも極論ですが、ある意味居直って「そんなことはどうでもよい」というのが、業務用機器の世界です。

ちょっと大げさですが、そもそもが、そういう『実用第一主義』(音質に対する考え方も、基本はあくまでも、まず「実用十分な音質の確保」が最優先であり、ハイエンドオーディオ的「高音質の確保」とはかなり目的感が違う)が、XLRコネクタの根源とも言えますから、その観点では、5メートルや10メートル程度の結線では、むしろXLRコネクタで音質がスポイルされる事はあっても高音質化することなど、私なんかには考えられないですね。

要は「音質最高じゃなくてもいいから、実用十分な音質で間違いなく伝送できて、なおかつ現場で扱いやすいこと」というのが、XLR端子の大きな存在意義です。

その意味では、実際にXLR機器を扱っている立場では、(仕様として当たり前が故に)「平衡伝送だからどうだこうだ」なんてことは考えませんし、また平衡の優位性云々やシールド云々については、No.2の方のご意見のとおりだと思います。
余談ですが、PA現場用に使う有線通信機(スタッフ間連絡用の同時通話インターホンのようなもの)には、いわゆるLAN用のカテゴリ5ケーブルを使う物が本当にあります。この用途では、端から端まで500mくらいになるのず日常茶飯事なので、安く調達できるカテ5ケーブルが使えるようになっているのですが、これが意外と外来ノイズに強くて明瞭な音です。

また、業務用機器といってもピンキリで、業務用機器でも真にハイエンドなもの(目の玉飛び出るほど高価)以外は、内部回路まで平衡動作ではありません。ても、それで実用十分の世界なので、それはそれでよいのです。しかし、「平衡伝送ならではの音質」等を求めるのであれば、No.6の方のご意見のとおり、超ハイエンド業務用機器同様に、内部回路も完全平衡動作でないと、意味がないと思います。

というわけで、「XLR仕様の端子設計だから」ということだけでは、特に音質上の有意点があるとは言えないと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。お礼が遅くなり、申し訳ありません。

あくまでも「高音質」より「ノイズ低減」や「実用性」なのですね。業務用では100メートルくらいあたりまえなのですね・・・。自分には想像もできません・・。

私にも解るようにまとめてくださってありがとうございます。

>有線通信機には、いわゆるLAN用のカテゴリ5ケーブルを使う・・・

これには驚きです。「最高品質」でなくとも作業には必要十分といったところなのですね。

お礼日時:2008/07/28 23:44

>地球から発生する磁界の影響が、ひいき無く2極に均等に伝わるということなのですね?



大地と言っているのはアース電位のことです。
地磁気はここでの信号伝送に関係有りません。地磁気が変動しているならノイズとしての起電力になりますが、一定である以上、起電力は発生しませんから。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

アースということでしたか・・・。

お礼日時:2008/07/22 16:37

内部構造(回路)がバランス回路になっていないと、RCA接続と比べても、音質的には余り差が出ない、設計や製造が悪いと逆に悪くなるとか。


内部回路までバランス回路になっている機器は少数でしょう。
ほとんどが内部アンバランス回路で、入出力部分にバランス・アンバランス変換アンプを使ってバランス入出力を実現している機器が多いようです。
自宅に4台、バランス入出力の付いたオーディオ機器(業務用含む)有りますが、内部バランスになっているのは1台(たぶん。C.E.Cのフォノアンプなので)だけです。
残りの3台は、入出力部分にバランス・アンバランス変換アンプを使ってバランス入出力を実現している機器です。

そう言った「なんちゃってバランス接続」機器で、XLRを使うメリットとしては、RCAに比べて確実な接触、若干の低ノイズ性、ケーブルを引っ張った程度では抜けない確実性。
音質的には、大差無いのでわざわざ使うメリットはないかもしれません。
また、ピン配置が、ほとんどは2番ホット(+)3番コールド(-)1番グランド(アース)ですが、たまに3番ホット2番コールドの奴もいます。今はないみたいですが、過去に製造された物にはあります。家にも1台有ります。めんどくさい。

もちろん内部バランス回路の機器でしたら、絶対にバランス接続をお薦めします。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

AV機器と言えば「なんちゃって」が意外に多いものなのですね。
テレビでも「なんちゃってD○端子」とかありますものね・・・。

お礼日時:2008/07/22 16:36

>やはりオーディオ機器において、接点というのは最も重要とも言ってよい部位だと思います。



その通りだと思います。
当方、無線技師でハンダ付けとか回路の診断設計は多少(といってもここ20年は全くやっていません)知識がありますけど、オーディオ関係のプロではありませんから、敢えて「専門家」とは名乗りませんが、面での接合は重要なファクターと思います。

>R=ρ*l/S

これはケーブルを直列と仮定しての計算式ですね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>これはケーブルを直列と仮定しての計算式ですね。

接点面積が小さくなれば抵抗が大きくなることを言いたかっただけです。すみません。

お礼日時:2008/07/18 22:46

私自身はそれほど拘る方ではなく、たまたま購入した機器がXLR端子というだけです。


これも作りにピンキリがあって、経年変化で断線してしまったものもあり、調べてみますと、廉価版では、ケーブルとコネクターの接続がいい加減な作りも有るようです。
私の耳で聞いた範囲ですけど、劇的といえるような違いは感じられません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

やはりオーディオ機器において、接点というのは最も重要とも言ってよい部位だと思います。電気抵抗をR(Ω)とし、導体の電気抵抗率をρ(Ω*m)導体の断面積をS(m^2)とし導体の長さをl(m)としたとき、

R=ρ*l/S

という関係式で表されるように、接点面積は高周波の微弱信号には大きな影響を及ぼしますよね。

お礼日時:2008/07/18 13:55

 引用URLで解説されてる様に、XLRは平衡伝送用のコネクタです。

平衡とは大地(アース)に対して信号を伝える往復線路が同じ位置関係にあるもので、マイクロフォンコードのように2心シールド線やLAN用のCat.5ケーブル等がこれに当たります。
 一方、RCAコネクタは形状から同軸状でこれは大地に対して同じ位置関係にありませんので不平衡になります。不平衡の代表ケーブルは同軸ケーブルです。
 RCAコネクタに平衡型の2心シールド線を1線心を中心ピンに、他の線心とシールドを一括して外部ピンに接続することが行われています、これは平衡型ケーブルを不平衡で使用したことになり、あたかも中心導体が中心に無い同軸ケーブルとなり、最悪の使い方です。即ち、音質を悪くしている可能性があります。正しくはシールドは別にして、リード線を出して使用するのが良いでしょう。
 と言っても、家庭用のオーディオ機器はほとんど接地されていませんので悩ましい次第です。
 質問者はコアキシャルの音質に満足しておられないようですが、きちんと設計された、ノイズの入るにくい(例えば2重編組の外部導体等)製品を選択すればよい音が得られます。
 XLRを使う場合には機器側が平衡伝送に対応していることと、これもそれなりの平衡型ケーブルを選択しない限り”劇的な音質改善”はありえません。
 シールドは必要悪で、シールドを施すことで、ケーブルの伝送特性は損なわれますので、ノイズ的に問題なければ、Cat.5LANケーブルの如く、シールドの無いケーブルの方が良い音がする可能性があります。シールドなしのRCAケーブルも世の中にはあります。
 
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

地球から発生する磁界の影響が、ひいき無く2極に均等に伝わるということなのですね?

>質問者はコアキシャルの音質に満足しておられないようですが

いえいえ、とてもじゃありませんが、そんなことを言うような立派な耳も機器も持っておりません。ただ、わざわざあんな高価で取り回しの難しいものを採用するほどの効果があるのかなと疑問に思っただけです。

お礼日時:2008/07/18 13:46

一般論として、高級オーディオ機器にXLR端子とRCA端子が付いています。


一般には、RCA端子です。 利点としては、コストがかからない (内部の線か1本+シールド線で使用しています) (信号線とシールド線を供用しています)
XLR端子は、信号線2本+シールド線で使用していますので、コスト上昇になります。
理想は、XLR端子ではないでしょうか。(シールド線と信号線を別に使用のためノイズに強い)

音質の問題は、RCA端子XLR端子の問題でなく、シールド線の静電容量の問題で音質劣化があります。(高域低下、ノイズ上昇等)
対策としては、簡単な方法は、低静電容量シールド線(高級シールド線)使用です。(1m位が限度) 根本的には、機器の作りの問題です。
私の経験では、出力側(CDプレーヤーとします)入力側(アンプとします)との仮定で、出力側の出力インピーダンスを低く出力パワーがあれば高級なシールド線でなくても、普通のシールド線で十分です。
5mや10m伸ばしたシールド線でも変化がありません。
機器のコストが上昇しますので、メーカーとしては採用しないと思います。 自作するか、超高級機器を使用することだと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

やはり、「ノイズが乗りにくい」というのが一番の取り柄なのですね。
端子の形状や信号の方式よりもケーブルが大事なんですね。

お礼日時:2008/07/18 13:37

使い方次第。


ついでに使いこなし次第。
それ以上でも、それ以下でもない。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2008/07/18 13:28

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